表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
つれづれグサッ  作者: 犬物語
56/408

はたらけ細胞

身体の中には約37兆もの細胞が一生懸命になって働いています。そんな細胞事情を擬人化した『はたらく細胞』2期の第1話の感想を書いてみようかなと。

 えー、本日は知識系の話題というよりも、わたしが個人的に見たアニメの感想を書いてみようと思います。アニメはだいたいいくつか見ている、まあ見るようにしているのですが、今回視聴すると決めているのはいくつかあるものの、今回紹介、というか感想を書いていくのは『AbemaTV』で無料放送している『はたらく細胞 2期』と『はたらく細胞 BLACK』です。


 医療系や体細胞系の知識を得つつアニメ視聴を楽しめるとかいう最高の内容じゃないですか。これはもう見るっきゃ無いね! という気持ちで視聴することは決めていました。1期の方も見てましたし、私の故郷である栃木県の地元テレビ局『とちぎテレビ』でも放送しているので、どうか栃木県民のみなさまはぜひとも御覧ください。


 あ、ちなみに映画は見損ねました。原作漫画は未読です。




 まずは『はたらく細胞 2期』から。冒頭でいきなりなんかヘンなヤツが出てきました。ちっこい細菌? まあ確かにかわいいヤツでしたね。で、例によって雑菌野郎には無常の刃を向ける好中球の登場です。さらに好中球が"処理"中に血小板くんがたまたま出くわして「あわわわ……」的な流れ。うん、かわいい。


 えーっと、あのナルシスト雑菌野郎は、以前チョロっと見た記憶がある『乳酸菌』と少し似ているようですね。これは好奇心がムクムクしてくる。うーん刺し身にされてるし乳酸菌に似てるしちょっと外見がフサフサしててナルシストぉ、は関係ないか。まあとりあえずあの描写だと腸内細菌のどれかかな? まず浮かんでくるのは『大腸菌』。アイツらは普段おとなしいけど身体が弱った時に猛威を振るうタイプの細菌。ってことは世界(身体)がすこし弱ってるっていう示唆かな? まあ、あの細菌の正体は分からないままにしておいたほうが後々楽しみが増えるか。


 で、オープニング。おお! 乳酸菌がいるではないか! かわいい。で、特別編の『風邪症候群』に出てきた細胞とそれまでのキャラクターが勢揃いしている感じ。どうやらこのオープニングの流れだと、今期のラスボスはガン細胞で、カギになってくるのは乳酸菌とあの細胞かな? と。


 例によって冒頭の解説。マクロファージさんキレイ、そして相変わらずの物騒な武器をもってヤることヤってます。後輩の赤血球もいるし、T細胞もいるという。


 マクロファージはまあ白血球の一種で、アメーバみたいな身体をしていて身体の中の恒常的な免疫機能のなかではメインに活躍するというか、死んだ雑菌野郎を食って、どんな外敵なのかを各所に示す『抗原提示細胞』としての役割があるヤツです。殺傷量も強いっていう、細菌やウイルスにとっては『最初の壁』みたいなものですね。いやぁデカすぎる壁だなぁ。


 で、隣で隊列を成していた『T細胞』。これはいくつか種類があって、こいつは『キラーT細胞』ですね。樹状細胞から情報を受け取って、その情報を頼りに雑菌野郎をぶっ殺します。ああ、T細胞って確か正式名称があったはず。なんだっけ、あのリンパ球なんちゃら……くそっ、今回は参考に本を用意しないと決めたので思い出せない場合はこうなります。己の力不足を実感するところ。


 そのかわりというか、ちなみにって話なんですけど、えー有名な病気である『HIV(ヒト免疫不全ウイルス)』が最初にとりつくのがこのT細胞だったりします。HIVはこいつが発現する『DC4膜タンパク質』に反応して侵入し身体を乗っ取ります。なので免疫機能が働かせられずに身体が弱っていくわけです。で、その過程の中でHIVは『脳』に侵入し、脳機能のアレコレを次々と破壊していくことになります。脳は『血液脳関門』っていう、血液から細胞や細菌が侵入できない壁に阻まれているんですけど、HIVはT細胞を利用してそれをすり抜けます。で、脳内にある『ミクログリア』という、脳を守護し雑菌野郎を排除するヤツにこんどは侵入します。あとはわかるな?


 で、今日も元気になくだりと日常を楽しむ各細胞のみなさん。赤血球は毛細血管の隅々まで酸素を運べるように身体を柔軟に対応させ奥の奥まで進むことができる、という描写がありましたね。




 起承転結の承。赤血球が思った以上に白血球のことを見ているという描写。実際の赤血球もそんな感じなんだろうか……? ねぇな。で、白血球は今日も楽しく雑菌野郎をぶっ殺しています。刺し身にしました。後処理はマクロファージさんに任せるんだっけ?


 なにはともあれ、その現場を見ていた血小板くんがガクブルしてました。っておい、凝固因子を落とすな! 血栓ができちまうだろうが!! ――白血球が凝固因子に触れたらいいんですかねぇ? たぶん『血餅』になるんじゃないですかねぇ?


 そして好中球は血小板くんに赤血球と通じる部分を見出したようです。あー、白好中球ってばさぁ、たしか活性化するヤツらはつまりは全員雑菌野郎だから興奮したらみんなぶっ殺しに行くのではないでしょうか? つまり赤血球と血小板くんがアブナイ。ニゲテ。


 冗談はともかくとして、血小板くんの失敗談の数々。『一時凝集』。なるほど、小さい血小板は組体操をすることによって大きさをカバーしているのかぁ。かわいいなぁ。とここでなにやら血小板の『師匠』とかいうキャラが出てきたぞ? ダレだ? やべえ、熱血かーちゃんみたいな感じだ。これは後々になって知れるのかな?


 ああ! 好中球が活性化している! 血小板くんが食べられちゃうぞ!! ――さて、所変わって『側頭静脈』沿いの大通り。赤血球と好中球と血小板(うしろまえくんの出会いですね。と、ここで身体が『げんこつ』をくらったようです。血管が損傷し内出血。しかし皮膚が破れたわけではないので、内部で「ぷくぅ~」っと血が溜まっていくわけですね。それをアニメ内部では『無重力空間』として描写しているようです。


 いやあ『たんこぶ』ってこんなふうにできるんですねぇ。で、好中球は皮膚より侵入する雑菌野郎がいないためにお休みとなります。ここで主役になる、というか唯一の仕事をするのは『血小板』たちになるわけだ。


 仕事解説! まず『凝集』し『一時血栓』を作りましょう! つぎに赤血球や好中球たちを『フィブリン』にて凝集させ『二次血栓』をつくりましょう! これはどのような傷があったとしても同じことです。いやだから凝固因子を落とされたら困るって……なにぃ! 凝固因子が足りないだと!!


 損傷箇所が大きい場合はみんなで大きな『一時凝集』をしなければならないです。って、血小板に得意苦手があるんか? アニメだけのアレだよね? っと、ここでママの正体が判明。『巨核球』というそうです。骨髄中の細胞の中では最も大きく、血小板をその身体で作り出すようですね。さらに言うと、巨核球は血小板を生産し終えるとマクロファージさんによって『処分』されるようです。まあマクロファージさんはこいつに限らず数多くの死んだ味方の細胞の最後を看取る役をやるらしいですけどね。


 頭部は骨でしか保護してないですからねぇ、で動脈なんてあるわけないか(あったらヤバイ)ほっそい血管しかないわけで、内出血の処理は難しいんですね。ってかアニメの描写からしたら、なんか巨核球が血小板を活性化するような物質でも与えるんですかねぇ? ――すっげえ気になる。好奇心がムンムン溢れてくる。アニメとして楽しむのもアリだけど、こうして好奇心をくすぐられて調べて、それを文章にするもの面白いですよね。


 腕の力が強くなる――まさか、血小板にそんなステータスが? いやまさかな。演出だろうな。後で『Dr Hope』さんに聞いてみるか。


 なにはともあれ、とりあえず血栓を形作り問題解決だ……ってかお母ちゃんマジでこれ幼稚園児をお世話する先生そのままやないすか! 好中球さんもしっかりオチ役になってもらって、いやあ大団円。


 エンディング。細胞がみんなして笑顔でカメラ目線。ってオイ、ガン細胞しれっと混じってんじゃねぇよおまえ敵だろ。いや、たしかにガン細胞はうまい感じに免疫細胞を騙す手段をもっていたりするけど。


 で、Cパート。赤血球が『血餅』になってやってきました。次回予告は『パイエル板』とのこと。まったく知らない用語が出てきたぞぉ? これは楽しみだ。次回も見るっきゃ無いね!!




 ――細胞は1日休むこと無く働き続けています。そんな身体を労ってあげるのもわたしたちには必要なことなのでしょう。毎日頑張ってるんだなぁ……心臓、1日くらい、休んでもいいんだよ?


 さて、明日は『はたらく細胞 BLACK』の感想を書いていく予定です。あちらも『AbemaTV』と『とちぎテレビ』でやってるので大助かりですわよ。しっかし以前はアニメの墓場とまで言われていたとちぎテレビが気合はって新作を放送するようになったなぁ……。


 では、みなさまも身体にお気をつけて。細胞にもいたわりの心をもってあげましょうね。


 追伸:『はたらく細胞 BLACK』の感想は別のWeb小説投稿サイト(ノベルアップ+さん)に書くことにしました。そっちも読んでみてね!

白血球と赤血球のラブストーリー、興味あります。こいつらが減数分裂して合体! したらどんな細胞が生まれるんかなぁ……細菌を殺してそれを細胞の栄養分として運ぶ? やばい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ