【ダイエット】チートデイは食べたい人のいいわけなのか?
目的があって、そのための手段がある
令和の時代、ネットではさまざまな"手段"が紹介されている
どれを選ぶかは……アナタの自己責任になっちゃうんだねぇ
人はなぜ「やせたい!」と願うのだろう? ――それはその人が太っているからだ!
かどうかはわかりませんが、ダイエットってのは古今東西人類が追求するテーマとして語り継がれてきました。ダイエット[ Diet ]は本来食習慣や食生活そのものを表す単語で、別に"やせる"とかそういう意味はありません。ただし[ I'm on a diet ]って言うと英語圏では「わたしは(食事を工夫した)ダイエット中です」というニュアンスになります
ある国ではその日食べる食糧すらままならないのに、またある国では痩せたくて涙を流す人がいる。これも人類のサガってやつなのかなと思うけど今回は社会じゃなくて保健的な話なのでやめときましょう
んで、ダイエット言うといろんな方法がありますね。なんか食べ物がもつパワーで痩せちゃおう! みたいな「〇〇ダイエット」とかね。りんごダイエットとかコーヒーダイエットとか量増やしたらそんだけ体重増えるだけじゃんとツッコミを入れたくなりますね。いやまあ実際食べ物がもつ成分やらなにやらの組み合わせで食べ物を効率よく使ったり結果的に消費できる量増えたりするけどそれって結局りんごだけじゃなくて他の食品にも言及してるじゃねーかなんだよりんごダイエットってショージキに食事制限プラスりんごダイエットって書けと(ry
閑話休題。まあ世の中そんな甘い話はないってことです。まあいろんなダイエットがあるんだけど、ずっと減量中だとストレスが溜まってっちゃうもの。その途中に「食事制限中だけど、チートデイで今日だけは好きなものメチャクチャ食べてね!」的なテクニックを加える場合がありますね
ダイエット中なのになんでも食べていいの!? やった! ――さて、果たしてほんとうにそうなのでしょうか? って話を今回やってきましょう
:チートデイってなんだよ:
ざっくり書けば『ダイエット中、定期的に好きなものを好きなだけ食べること』です。これがダイエット中のストレス解消にメチャクチャいいってことで取り入れる方が多いと聞きますが――これちょっとした落とし穴あるよね
チートデイのつもりが連日食いまくって太っちゃったとか、普段の食事がなんかおかしくなったとか、食いすぎて吐いたとか……さいごの例はそんなないと思うけど、チートデイを用意したらダイエットにつまずいちゃったなんて経験をされた方、いらっしゃるかもしれません
ネット上の情報を見ると、なにやら『チートデイいいよ派 vs チートデイわるいよ派』で激しく乱舞してるようです。どちらも専門家だったりチートデイが日常になることがあるボディビルダーのおことばだったりして素人からすりゃ「けっきょくどっちが正しいの!!」と混乱してしまいそうですね。その迷いを断ち切り『やる or やらない』を決断するためには手段はひとつしかありません
すなわち『チートデイとはなにか?』を知ること。そして『なぜチートデイが必要なのか?』を知ることです。ってことで、ここでダイエット中に起こる身体の変化を深堀りしましょう
:ん? 脂肪が急激に減っている? ――た、たいへんだ!:
人の身体は『恒常性』言うて、まあ言う慣ればその状態を保つ機能があります。水をガブガブ飲んだから言うてそれらがぜんぶ吸収されることはないでしょ? 余計なものはおしっこになるし、身体の栄養状態はおおよそ同じ状態をキープしてるし、雑菌野郎は排除したりなんだったりしてくれます。こういう『身体を一定の状態に保つ機能・能力』をホメオスタシスと呼ぶのです
ダイエットをするってことは、当然ながら食事量が減るわけだよね? 身体の中に入ってくる栄養素が少なくなっていくので、身体は活動をまかなうため自分自身の身体に抱えている貯蓄エネルギー、つまり"脂肪"を燃料として使い始めます
これこそダイエットの目的ですよね。ってことではじめのうちは順調に脂肪燃焼してくれるのですが――ここでひとつ恒常性がやっかいな壁になります
身体「あれ、なんか接種できるエネルギーが少なくなってきたな。脂肪燃焼せざるを得ないのか……じゃあそもそも消費カロリーを少なくすればいーか!」
じゃあってなんだよとツッコミを入れたくなりますが、実際問題身体がそうしてるのだから仕方ない。食べる量というかカロリー量が減ってくると、身体はそれに耐えられるよう消費カロリー量も少なくし、つまり省エネモードになりやがるのです。ダイエット中の方からすりゃえらいメーワクな話よね
そうすっといままで順調にダイエットできてたのに痩せられなくなったというふうになっちゃいます。だってそうでしょ? 同じ食事量で順調に減ってた体重が、ある時期から突然停滞して痩せにくくなっちゃったのですもの。そりゃあもう焦りますしストレス源にもなり得ます。
さらに降りかかる問題。脳には食欲中枢言うて、まあその名の通り食欲を司る部位があります。そこに『レプチン』という物質が関わっており、こやつがしっかり分泌されることで食欲が収まるようになってるのですが、減量期や停滞期はこのレプチンくんがあまり生産されないんですよね……ただでさえ減量中のストレスがあるのに、そこに停滞期というあまり成果が見られない期間に入っちゃうことで「あぁ~あ、痩せられなかった」なんて判断しちゃってヤケクソドカ食い気絶部からのリバウンドコースがいらっしゃいませしてる、なんてこともありえます。これは良くないよね?
そこでチートデイですよ
チートデイは、いうなればダイエット中定期的にあえてドカ食いすることで、身体に「摂取カロリー量は十分ですから、どうか省エネモードは解除してどんどんエネルギー消費してください」と語りかける手法なのです。だからチート=ズルと呼ばれるのです
ここまで聞くとなんかすばらしいテクニックのように感じますが、これ使い方によっちゃ逆にアナタへ牙を剥く危なっかしいヤツだったりもするのです
:チートデイって必要なの?:
ぶっちゃけ『必要ない』です。チートデイは必須じゃないんです実は
ただ必要ないってだけで取り入れちゃダメってワケでもないのです。ただし取り入れる理由に「食べたいのをガマンできないから」ってのはNG
ダイエット中はレプチン量が少ないので、脳は常に「タベタイ……タベタイ……」と信号を出しているでしょう。ただそれを満足させるためだけにチートデイを取り入れるのはおすすめしません。ガマンできずにチートデイを設けるよりも、2日ごとにごほうびケーキを食うとか毎日大好きな和菓子をちょこっと食べるのほうがアナタの脳にも身体にもやさしいです
チートデイの目的は落ちてくる代謝を戻すことですが、ぶっちゃけダイエットしてたらどうあがいても代謝は落ちます。そりゃそうだろだって、急激に体重が落ちていく緊急事態なんだからなんか対策を講じなきゃ命のキケンが迫っとるねん
何度も繰り返すけどガマンできないからチートデイってのはやめましょう。それなら毎日ちょっとだけ甘いもの食べるとかしたほうが良いです。わたし(犬物語)の個人的な経験になりますが、わたしは125kgほどの体重だったことがあります。だからといってダイエットしようとしたワケではなく、ただ「食事と運動の習慣を見直そう」と決断して1年2年での長いスパン継続した結果、チートデイを必要とせず40kg以上の減量をしたことがあります
その習慣を続けていく途中にチートデイという概念を知りましたが、わたしはこれを『がんばってるジブンへのご褒美♡』と受け止め、不定期に気分によってドカ食いの日をつくってみましたが――まあそれで代謝が戻ったとかイッキに痩せたとかはありませんでしたね
恒常性がビクンビクンしちゃうのは短期間に激しい変化があるからこそです。イッキに痩せようじゃなくゆっくり確実に痩せてこうってんなら代謝がガクッと落ちることは考えにくいですし、またもともと太っている人は脂肪の量が多く、ダイエット中に必要なエネルギーを充分賄えるのでぶっちゃけ体脂肪率たかしくんにはチートデイ不要だと思います……え? 素人の意見なんて信用できない? んじゃまあテキトーにシェアしときますか
YouTubeチャンネル、高須幹弥(高須クリニック)
ttps://youtu.be/ziyLNeD2A7U
YouTubeチャンネル、片倉岳人/ダイエットの知恵袋
ttps://youtu.be/4X4DMoRblc8?si=gvoIQ3OfxWsUH6hB
YouTubeチャンネル、サイヤマングレート
ttps://youtu.be/blv4b0V6ys0
YouTubeチャンネル、BIG HIDE CHANNEL - 山岸秀匡【公式】
ttps://youtu.be/jdHtIQ2FZLg
YouTubeチャンネル、山岸秀匡の情報局【切り抜き】
ttps://youtu.be/dGRDuw5SEt8
医療的な視点とフィットネス視点とボディビル視点での解説ね。サイヤマングレート氏というか横川尚隆氏のチートデイ感動画になりますかね。ちなみに山岸秀匡氏の動画が多いのは完全にわたしの趣味です。ミスター・オリンピア常連の日本ボディビルダー界レジェンドだからぜひどうぞ
専門家の意見がほしいって方はこれ以上下を読んでくより上記動画をみたほうがいいと思うのでそちらをおすすめします
:チートなデイの取り入れ方:
一般的には1週間~2月にいちどとされてますが、まあここまでの話すべてに言えることだけど個人差があります。よく言われる判断基準は毎日体温計で体温測って目に見えて体温が0.2度以上減ったのが続いたとかそんな感じですね。
ガッツリダイエットしてるなら代謝が落ちてくのは宿命なので、その時はさらに食事量を減らし消費カロリー量を下げるとか、運動を増やしてカロリー消費を増やすなどでカバーします。すでに最低限の食事にしてたりメチャクチャ運動してるのであればチートデイを取り入れるような流れでしょう
でもまあ、ぶっちゃけ上記のような領域はボディビルダーとかモデルとか、そういうガチでやる目的をもってるからこそできるものです。ふつうの人っていうかフィットネス目的でやるなら、そもそもチートデイを取り入れるレエルの減量をしないでしょうし、しつこいようえすがチートデイを取り入れるようなら毎日ちょこっと甘いものを食うルートのほうが心身にやさしいでしょう
どーしてもチートデイを取り入れたいって方は、上記のように代謝が下がったサインを見つけましょう。体温を毎日測って目に見えて下がった日が続いたとか、体重が1週間2週間変動しないとかですね。そっから食いまくりデイを設定するのですが――ここにもうひとつの罠があるのよ
チートデイって実はなんでも食べていい日じゃないんだよね
チートデイはタンパク質を中心に、さらに糖質をプラスすることをおすすめします。脂質まで摂っちゃうとインスリンさんががんばって脂肪に回そうとしちゃうので、代謝をもどすための食事は『タンパク質 + 炭水化物』で考えましょう。王道はごはんと鶏むね的な感じ……実はこれチートデイっていうより『リフィード』という概念に近づいちゃうのですが、この単語はまた別の機会に取り上げましょう
なんでも食べていい日ではないのだよ。だからこそ「ガマンできないからチートデイ用意しちゃお!」っていう発想は罠の入口なの。ほんっとアナタのために書くけどこういう用途でのチートデイはおすすめしないからね?
代謝が落ちてきたらタンパク質と炭水化物中心にバク食いする。んでその日は筋トレなどの運動を休んでひたすら身体に「ほら、栄養足りてるでしょ?」をアピールしてください。
個人的におすすめするのは『ジャブ的な軽いチートデイ』です。1週間に1度、1食分だけなんか多めにする感じ。たとえばこんな食事を1週間したとします
朝:白米150g 鶏むね肉200g なんか野菜とか
昼:白米150g 鶏むね肉200g なんか野菜とか
夕:白米150g 鶏むね肉200g なんか野菜とか
この食事を7日間行う際、週に一度の朝昼夜どこかで『回転寿司で15皿食う』に置き換える流れ。いや上記のような食習慣はおそらく一般的にストレスマッハだと思うので、アナタはアナタなりの食習慣を選別してってください
重要なのは『普段の食事をどうするか?』です。チートデイを前提にするのではなく、普段の食事をどれだけ楽しくアレンジできるかを考えましょう
ちなみに、ちょっと話題にあげたレプチンはしっかり睡眠時間を確保することでも分泌されます。規則正しい生活ってのは実はそれだけでダイエットになるのでぜひとも意識していただきたいところ
ストレスを抱えてるのであれば、だからこそしっかり眠ることが重要ですよ。ってことで、しっかりゆっくり寝て、普段の食事をしっかりカミカミして満腹中枢を刺激して、レプチンをドパドパ出してチートデイを入れる必要のないストレス無きダイエットを目指しましょう
アナタの心身の健康とフィットネスな日々を応援しています
楽しく痩せるのがイチバンだよね!




