【紅葉】世界の紅葉スポット【Leaf peeping】
紅葉は日本だけの専売特許とちゃいまっせ?
植物は葉っぱでエネルギーをつくり、水分調整をおこない自らの体調を整えています。
葉っぱが緑色をしてるのは『葉緑体』によるものですね。こやつが光と水と二酸化炭素でうまいことやってエネルギーを生成。かわりに酸素を吐き出してやりくりする。人間などの動物でいうところの『ミトコンドリア』みたいなもんですわ。
有名でないかもしれませんが、葉っぱは植物の水分調整役も担っています。葉っぱの先っちょとかウラ側にごくちーさな穴が空いており、そこから水分が蒸散することでええ感じの水分を保っています。じゃなきゃ根っこから水吸いすぎて水太りになっちゃうからね。
ほかにもイロイロありますが、葉っぱってのは植物にとってメチャ大事な部品であります。しかし、いかに大事な葉っぱといえども栄養を蓄えたりなんだったりする段階を終えたらわりと用済みじゃん? ――ってことで葉緑体の数が少なくなったりポロッと落ちたりするんですね。これがみんな大好き『紅葉』のタイミングです。
葉っぱを落とすのは基本『広葉樹』です。広葉樹は1年通して葉っぱがあるヤツと冬場など特定の時期葉っぱがないヤツがいまして、まあ人間で例えるなら頻繁に髪の毛が生え変わるのか、とりあえず一度ハゲといてあとで生やしとくかの違いです。これらは『常緑性・落葉性』というジャンルに分けられています。より詳しく知りたい方は各自でググッてみてね。
これらの現象はあたりまえですが世界共通です。なので世界各地で紅葉が見られるのですが、日本に暮らしてると日本の紅葉情報しか見ませんよね? ――実際、わたしは紅葉の名所が揃う『日光市』に住んでいますが、ニュースで見かける紅葉情報はまあ見事に日光市ばかり。しかも『奥日光』ばかりスポットされてるような気がします。実際日光市はこんだけ紅葉スポットあるんだけどなぁ。
・奥日光
中禅寺湖、竜頭の滝、戦場ヶ原一帯、湯ノ湖、湯本
・日光
いろは坂、東照宮周辺、霧降
・今市
日光宇都宮道路
・鬼怒川
鬼怒川温泉街、龍王峡、日塩もみじライン
・鬼怒川以北
川治温泉街、栗山、瀬戸合峡、奥鬼怒、鬼怒沼
湯西川駅 & 各種ダム周辺、湯西川温泉街、三依
これらをつなぐ道路一帯
鬼怒川以北はどこいっても紅葉スポットなのでおすすめ。日光は毎年取り沙汰されすぎて渋滞しかしてないので、たぶん鬼怒川とかソッチに行ったほうがゆったりのんびり楽しく紅葉を拝めると思うよ?
っと、まあここまでひたすら日光市推しでやってきたところで本題行きましょう。日光や日本の紅葉は美しいの一言ですが、じゃあ世界にはどんな紅葉スポットがあるんだい? ――紹介していきましょう。
日本じゃ『紅葉狩り』言われてますが、海外というか英語ではこれを[ Leaf peeping ]と呼びます。たぶんアメリカ英語。
ちゃんと紅葉向けの観光ツアーとかもあり、アメリカやカナダではそこそこ流行ってます。四季があって落葉樹が豊富な地域ならだいたい紅葉時期があるのでヨーロッパにもあるしアジアにもあるしなんとアフリカにもあります。
じゃ、まずは代表的紅葉スポットからご紹介。
国旗にカエデがあるように『カナダ』は紅葉大国として知られています。北国だけあって紅葉はあっという間で『9月下旬 ~ 10月上旬』で一気に過ぎ去ってしまうようですが、広大な国土がまっかっかに染まる姿は一見の価値アリです。
とくに有名なのは『メープル街道』ですね。ただこれ日本人がつけた呼び名らしく、現地では『文化遺産の道(Heritage Highway)』と呼ばれているようなのでご注意ください。アメリカ国境近くのケベックシティからナイアガラ地域までを通るながーーーーい道のりを通称します。
どこまでも木々が生い茂る天然の道を駆け抜けることができます。日本でも観光ツアーがあると思うので興味ある方はぜひチェックしてみてね。
ほか、カナダは国土がほど緑なのであっちこっちが紅葉スポットになります。とくにカナダ東部の『ローレンシャン山脈』はすンばらしい紅葉具合なのだそうですよ?
『アメリカ』も負けず劣らずの紅葉大国です。みんな大好きニューヨークもそうだしカナダとの国境があるニュー・ハンプシャーとバーモント州周辺の紅葉はまあ見事。っていうかカナダとの国境沿いはだいたい紅葉もステキ! あとはアメリカ東部の州はだいたい紅葉スポットがあるようです。
海外、アジア代表は『台湾』でやってみましょう。日本より南にあり毎年11月から、日本にとって冬にあたる時期が紅葉シーズンになります。日本の寒さから逃れいっときの安心感を得つつ紅葉狩りなんていかがでしょうか?
日本の九州よりやや小さい国土面積にミッチリ紅葉スポットが詰め込まれています。温泉街として知られる『鳥来』は温泉、商業施設が揃っており、それらを楽しみつつ紅葉までいただけちゃうオイシイ穴場ですね。首都である台北がすぐそこなのでアクセスも楽だと思われます。
台湾は西が市街地、東が自然区域と明確に分けられていますが、台湾のだいたいど真ん中には『関子嶺紅葉公園』とど真ん中なネーミングの紅葉スポットがあります。鳥来と同じように温泉街かつ市街地からのアクセスも近い。こりゃあもう行くっきゃないね!
イメージが無いでしょうが、南国『南アフリカ共和国』も観光スポットがあります。首都ケープタウンからほど近い『ステレンボス(Stellenbosch)』は隆起したステレンボス山に囲まれオークの木による紅葉が楽しめます。
大都市ってワケじゃないけど発展した町で大学だってあるんだぜ。ワイン生産地としても有名なので、自然が囲うテラスで優雅に一杯やりたいアナタにはうってつけかもしれません。あ、ちなみに南アフリカの紅葉シーズンは『4 ~ 5月』なので勘違いせぬようよろしくおねがいします。10月11月は春真っ盛りなのだぜ☆
南アフリカからぐぅ~っと北上してヨーロッパ行きましょう。広範囲に自然がありどこも紅葉が見られるのですが、とりあえず代表として『フランス』を紹介。みんなヨーロッパ言うたらフランスがイメージするべ? 日本と季節感も近いしフランスにしましょう。
え? イギリスがいい? ドイツ最高? オランダ? チェコ? ――もうどこでもいいや。
ヨーロッパは自然保護とかそういう系が活発なのか、都市部であってもわりと緑豊かゾーンがちらほらあります。ウソだって方はとりあえずグーグルマップで確認してみましょう。んでそのなかでもパリのど真ん中にある『リュクサンブール公園』ってとこが紅葉時期に映えるようですね。イチョウ並木が色づく季節、ぜひフランス旅行としゃれこんでください。ちなみに、その近くには『ヴィセンヌの森』って場所もあります。
フランスには『ロワール渓谷』という国中央にドンと居座るような渓谷地帯があります。ロワール川の中流一帯は圧倒的な自然に囲われ、もちろん紅葉シーズンはあちらこちらで色づいています。
紅葉だけでなくワインの国ならでわのブドウ畑な風景、果樹園、歴史的な建造物やらなにやらでマジこのへんぜんぶ文化遺産かなんかじゃね? 的な感想を抱くことでしょう。ってか実際世界遺産になっとるがな(シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷)。
さて、いろいろ紹介しまくったけどどうでしょう? 世界の紅葉、興味を抱いていただけましたか? なんで見たこともないのにと思われそうですが、いやまあ、いちおう地図やら動画やらイロイロ調べる手段はあるのですよ。ただ、これらを調べたり実際に見たりして思ったことは「日本の紅葉まじスゲー」ってことですかね。
日本の紅葉の良いところはその色合いよね。単色じゃなく様々な色が織りなして自然や日本の建造物と融合してる。この風情が外国人にも好評で、日本の紅葉はわりと観光資材として人気だったりします。
今年は猛暑もあり紅葉が遅れていましたが、ここ数日一気に冷え込んだおかげで植物たちも「あ、秋だ」と気づいたようです。これを書いてる16日時点で奥日光の紅葉が加速したし、たぶんアップされることには東照宮周辺もまっかっかやろなぁ。
日光の秋は雅なのでぜひ遊びに来てください。その際はぜひとも渋滞に気をつけて、ヒマを潰せる遊びをいくつかもってくることをおすすめします。
アナタの紅葉狩りライフに幸あれ!
一週間かけて日光市を散策してね!




