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あなたのおうちがわたしのおうち


「はぁ、良かった……」


 安堵の溜息を吐き、そっと胸を撫でおろす。この少女は詐欺に加担させられた子だ。早くお帰り願おうと、私は財布から交通費として五千円札を取り出し、少女に差し出した。


「悪いことは言わないから、今すぐ家に帰った方がいいよ。これ交通費──


「だから、ほのちゃんのおうちがわたしのおうちなんだってばぁ!」


 言葉を遮り少女は叫ぶ。それが引き金となった。


「……もういい加減にしてよ!!」


 少女の叫びよりも大きな怒鳴り声が部屋の空気を震わせる。


「どこの誰だか知らないアンタに“ほのちゃん”なんて慣れ慣れしく呼ばれる筋合いなんてないの!!! さっさとこの部屋から出て行って!!!!」


 いきなり家に押しかけられ、しかも夜にベッドに潜り込まれ、挙句の果てにまだここが家だと言い張られ、私は限界に達していた。


「……ぅわあぁぁん!!!」


 身体を怯ませた少女は目に涙を湛え、大泣きして家を飛び出して行った。


 ……


 朝の静けさが戻ってきた。少女の持ち物と靴を残して。


「あの子、裸足で……」


 このままここに残しておくのも癪なため、取りに戻ってこられるようにカバンと靴は部屋の外に出しておくことにした。

 すっかり目が覚めてしまったが、とりあえず、朝食を食べて落ち着こう。そう考え、トーストとカフェオレを腹に入れた後、私は家を出る身支度を始めた。

さあ最新話だ最新話だ!!!スランプ(仮)前に書けてはいたがその後の文面が思いつかなかったのだ!!!許しておくれ!!!


そして評価感想ブクマしていっておくれ!!!

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