蔦這ひて
詩を書かせていただきました。
素人味溢れるものですが、読んで頂ければ幸いです。
百年の孤独を地に嘆きつつ
希望溢れる新世界へと
旅立つ一本を千本は羨み
蹴落とすべく絡み合いたる
全ては同じ根にある筈なのに
嗚呼愚かなり愚かなり
その愚かなるは人と同じ
千人は千人を潰し合う
軈て血は絶え地は乾く
ならば私は乾いた土地を
千人の邪魔を押しのけ往かう
一人寂しく押しのけ往かう
誰も知らない未知を往かう
誰も知らない道を往かう
蔦の向かへる道を往かう
希望あふれる新世界へと
人の愚かさ避けるやうに
幸せの有る新世界へと
蔦もさうして育つのだ