7話(改)
シルビ―さんは立ち直ったのかこちらを向きながら言った
「ようこそディリス魔法学園へ」
「あなたがあの二人の息子か~それにしては魔力量が少ないと思うんだけど。そのグローブと眼帯はどうしたのかな~」
的確に封印しているモノをついてきた
父さん達のこと知ってるみたいだな~
まあ喋ってもいいか
「封印してま~す」
「何を?」
「魔力を~」
「他にもあるでしょ~」
「ありませんよ~」
嘘をついてみた
「あ・る・で・しょ」(ニコッ)
こえぇぇぇぇ~~~
「すいませんでしたぁぁぁぁぁ!!」(土下座)
なんというか笑ってるけど目が笑ってないよ。据わってるよ……
「それでな・に・を?」
「はい!属性も封印してます!」
「封印解いたらいくつつかえる?」
「全部です」
「ぜ。全部・・・・・
まああの二人の息子だしね。はぁ~」
「さっきから溜め息多いですね。疲れてるんですか?」
「だれのせいで疲れてると思ってるのよ…他には?」
「コレだけですよ」
今度は本当である
「ほんとうに?」
「ええ」
そこで俺をジッと見てきた
「???」
「嘘じゃなさそうね。でももう一つあるような気がするんだけど・・・う~ん・・」
あごに手をあてて考えている
後のほうがきこえなかったがまあいいだろ~
「封印はしてませんが左眼は魔眼です」
「ふ~ん。全属性持ちに魔眼か・・・まあ魔眼は突発的にでるからね。ついでに種類は?」
「それは秘密です」
「まあ普通なら魔眼なんて隠さなくてもいいのにね。よっぽどの理由があるんでしょ。わかったわ。ついでにあなたSクラスの3組ね」
「なんでですか?」
「気まぐれかな~」
「・・・・・」
「嘘よ嘘。あなた相当強いでしょ?魔力量は今の状態じゃ少ないかもしれないけどね~」
「・・・・・・めんどくさそうですね」
げんなりする俺
「じゃあ頑張ってね。プライドが高いヤツばっかだから色々大変だとおもうけど・・・フフフ・・・・・・」
後ろの方は聞き取れなかったけどなんか急に嫌な予感が・・・
「それとソフィーの護衛もよろしく~」
「なんかあるんですか?それも会長って弱くないですよね・・・」
「まっ、いろいろあるのよ。いろいろ、ね」
「クラスよりそっちの方が大変そうですね・・・」
「じゃっ、この話はここで終わり」
シルビーさんはは話を切るようにパンッパンッと手を叩いた
「この部屋の横に職員室があるからそこで待ってなさい。そのうち担任を行かせるわ」
「わかりました。これからよろしくお願いします」
「こちらからもよろしくね~」
そして職員室に向かった
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