13話
駄文ですがどーぞ
決闘が終わり、教室に戻って授業を受け放課後になった
「で、どういうことだこれは」
今の状況を言葉にすると・・・
席についている俺、それに群がる生徒達、教室のドアや窓から恨みがましい視線を送ってくる‘自称’ソフィーの親衛隊一同
・・・軽くカオスだな
学生の中にはクラスメートだけでなく他の教室の生徒も詰めかけてきている
それはもう餌に群がる鯉のようにパクパクと「さっきのってなに!?」とか「うちのチームに入らない!」とか、いろんなコトを訊いてきやがる
つうかチームってなに?学長からは聞いてね~ぞ
気になったので隣でさっきから本なんて読んでいるソフィーに訊いてみる
「なあ、チームってなんぞ?」
するとソフィーは本から顔を上げ
「チームは一緒に活動する一種の仲間みたいなものよ、そのほかにも・・・」
なんでもチームっていうのは
ギルドに入って一緒にクエストや課題をこなすための集まりらしい
人数は2人以上、7人以下で構成
というか俺って・・・
「もうギルドだったら入ってるよ」
「どこの?」
あまり驚かないっぽい
「【粛正の担い手】だったかな~まあ、かれこれ何年かは顔出して無いけど~」
ソフィーや周りにいる連中は目を丸くして「すごっ!?」「そこって・・・」
やっぱりここは驚いたか
「父さんの関係で入ってるんだけどね」
ほんとはそれだけじゃないけど・・・
ちなみに【粛正担い手】は国のギルドのなかでも1、2を争う強力なギルドだ
すると廊下の方からがやがやと騒ぎがしてきた。それもコッチのクラスに向かって
「ということで他のギルドに入るつもりは今のところないかな~」
その言葉を見越したかのように
「それは心配ないわよ~~~~~~」
といきなり扉を開きながら学長ことシルビーさんが教室に入って来た
騒ぎの原因はこの人だな・・・
「「・・・なにしにきたんですか?」」
絶対零度のソフィーと呑気な俺
「ギルドのお話~」
「なんでさっきしなかったんですか?」
これは俺
「忘れちってた、テヘッ♪」
「テヘッ♪じゃないでしょ。テヘッ♪じゃ!で、ギルドの話ってなんですか?」
「そうそう、ジルエスくんはチームに入っても良いわよ~所属してたギルドには手続き取っといたから、学園を卒業したらもどれるし」
「やけに手回しが早いですね」
「そこんとこはチョイチョイッと」
「はぁ、わかりました」
「それじゃ、ソフィーのチームに入ってくれない?」
シルビーさんが俺に耳打ちした
「断っても入れるつもりですね?」
それに小さな声で返すと
「ヒュ~~ヒュヒュ~」
誤魔化すように口笛を吹き始めた
「はいはい、りょ~かいしました。どうせこれも護衛云々とかいうんでしょうし、はぁ~」
「察しがいいようで助かるわ~」
「入らないって言ったらどうするつもりでしたか?」
「学長権限で無理矢理♪」
「職権乱用!?」
「まあまあ、ジルエスくんにも得はあると思うよ~」
「なにがですか?」
「めんどくさいの嫌いならチームに引っ張りだこにならなくてすむし~ソフィーちゃんと仲良くもできる
しね」
「一つ目はともかく二つ目は・・・いや、仲良くなっといて損はないか」
「やれやれ、そういうコトじゃないんだけどね・・・」
コイツは何を言ってるんだかという表情で首を振られた
俺変なこと言ったか!?
「ジルエスくんに言ってなかったことも伝えたわけだし~てりゃっ!!」
掛け声と共にいきなりソフィーに飛びかかるシルビーさん
「ソフィーちゃ~ん!!うぐっ」
それにソフィーはアイアンクローでこたえた。ガッチリとホールドされている
そして、冷徹に言い放った
「五月蠅いです。さっさと戻って下さい」
シルビーさんは手を子供のようにジタバタしている・・・
(ほんとに、こうして見るとどっちが親かわからん)
「くっ、ソフィーちゃん腕を上げたわね!?」
その間、どっかから「あの蔑んだ目で見られて~」「いや、あの声で罵倒されたい」「ドラグレスさんに踏まれたいよ~」という声が聞こえて来た
ハッキリ言ってひいたぜ。どんなヤツらだよと見ると‘自称’親衛隊の姿
あんなヤツばっかなのか・・・
視線を元に戻すと、いつの間にかソフィーの周囲に半径3メートルの空間ができていて、そこでシルビーさんが宙づりになってブラブラしている・・・
死んでないよな(-o-;)
そして、もう良いと思ったのかソフィーが手を放す
「隙あり♪」
途端に死んだかのように動かなかったシルビーさんがソフィーに抱きついた
スリスリと、ホクホク顔でソフィーの身体に頬ずりしている
「「「う、羨ますぃぃぃぃぃぃ!!」」」と若干巻き舌で親衛隊の数名
「「「可愛ぃぃぃぃぃぃ!」」」と女子
どっちともシルビーさんに向けられたものだろう
よく見るとマスコットみたいだな・・・
呆れた目で見ていると、俺の中の警鐘が鳴った
感想とか誤字とかあったら
ご指摘お願いしまーす




