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その心臓に宿るもの  作者: ゼオ
一章 編入生と生徒会長
11/27

11話

side ソフィー



所変わって闘技場


今は、騒ぎの後から四位の人と‘自称’私の親衛隊の人達が殺気垂れ流しでジルエスくんを睨んでいたので

このままじゃ授業が進まないと授業中にも関わらず急遽決闘が行われることになった。

闘技場は360度を観客席に囲まれた楕円形の建物

結界を張ることが出来て、内側の広さは横150メートル縦100メートル。外側は180メートル縦130メートルだったと思う

観客席の数は10000人ぐらいかしら


ちなみにディリス魔学の生徒数は3000人ぐらい

1学年、魔力の多いクラス順にS・A・B・C・Dそれぞれ50人ずつ4クラスがこの学園に通っている



「なんでこんなコトになったのかしら」

私は1人呟いた



Sクラスの2人が決闘する.なんでも女絡みだとか.片っぽは今日来た編入生だ.などという話が伝染して、闘技場には殆どの生徒が集まっている



今現在、闘技場の真ん中では先ほどの2人が10メートルほど離れた位置にいて、今にも闘いだしそうにしている


・・・片方は欠伸をしている



「ほんと、余裕というのかしら・・・」



そのとき審判の声が響いた


「はじめ!」




side out





side ジルエス



「はじめ!」


審判らしいおっさんが言った



で・・・何でこんなにギャラリーがいんの?


「あ~あ.これで完全に目立っちまったよ・・・はぁ~」


俺は、合図があったにもかかわらずポケットに手を突っ込んでいる



「なめてるのか!!」


額に怒りマークが浮かべている



「十分戦闘体勢だよ~」



「それならこちらからいくぞ」


とギルバ


そういえば決闘のルールはミリア先生が言ってたな・・



~回想~



「ではこれから、編入生のジルエスくんのために決闘のルールを説明します.ついでにギルバくんも」


とポニテを揺らしながらミリア先生



「めんどっ」


嫌そうな顔で俺



「なんで俺まで・・」


ギルバも知ってることをもう一度聞くのは面倒くさいようだ



「決闘は魔法.体術.それぞれを使った戦闘で、相手を降参もしくは気絶させ、勝ち負けを決めるものです」



「はいはいしつも~ん.武器は持ち込みありですか?」


武器使ったら楽だし~



「いいえ。無しです。」



ぬわんですと~~



「万が一にも、死んでもらっては困ります.うちの学生なんですから」



あ~~~そ~だった~


「じゃあ相手が重傷でも降参しなかったらどうなりますか?」



「教師である私が止めます」


とあまり大きくも無い胸を張っていらっしゃる



「ジルエスくん?なんか不埒なこと考えてませんか?」


ミリア先生が上目使いで睨んできた



「いいえ~」(汗)


人の頭を覗くとか、どんな特殊技能だよ。シルビーさんもできるみたいだし女の人って怖いね・・・



~回想終了~


次回はいよいよ戦闘です

感想とかよろしくおねがいします

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