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第十話 忠義の人
私の名は周瑜。最近思うことがある。まともな者はいないのか? 戦は近いというのに!
「いいんだ。ぼくがいること忘れてるみたいけど、いいんだ」
物陰に潜みこちらを伺う巨漢。
「た、太史慈!?」
「いいんだ、どうせぼくなんて、苗字が太で名前が史慈とか間違えられるけど、いいんだ」
すっかり、濃い面子に囲まれ、この男のことを忘れていた。
「ひどいや……みんな、死んぢゃえ!」
わーんと泣き出して走り去る巨漢。あぁ、胃が痛い。
私の名は周瑜。最近思うことがある。まともな者はいないのか? 戦は近いというのに!
「いいんだ。ぼくがいること忘れてるみたいけど、いいんだ」
物陰に潜みこちらを伺う巨漢。
「た、太史慈!?」
「いいんだ、どうせぼくなんて、苗字が太で名前が史慈とか間違えられるけど、いいんだ」
すっかり、濃い面子に囲まれ、この男のことを忘れていた。
「ひどいや……みんな、死んぢゃえ!」
わーんと泣き出して走り去る巨漢。あぁ、胃が痛い。
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