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逃避行のはじまり

ーー朝7時。


結局、一睡もできなかった。

憂鬱すぎて病欠させてもらった。

大変迷惑な新人だと思う。


ーー昼10時。


部屋でのんびり休もうとしたが、ずっと頭の中を金曜日にしたミスのことが巡って、息ができなかった。

とにかく別のことを考えたかった。

狭い社宅という名のレ○パレスにいることが苦痛でならなかった。

それで、気づけば僕は、新幹線のチケットを取っていた。

とは言っても、仕事の出張で使う、東海道新幹線には乗る気が起きなかったし、見ているだけで吐き気がしそうだった。

それで、今まで乗ったこともない、東北行きの新幹線の切符を買った。

行き先なんてどうでも良かったから、適当に券売機の画面を押した。

岩手の盛岡に行くらしい。

遠いのかすらあまりわからない。

明日また仕事に戻れるのだろうか。

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