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こころとかたち

作者: 中塩屋 治

 祈りは水面から出て行う息継ぎのようなもの。


 ふかんぜんな心が、

  それは、かたちがないにもかかわらず、

  かんぜんなかたちを求め


 上から聞こえるのでもなく

 下から聞こえるのでもなく

  すべてはなかから


 その人の声も。


 もう一度取り込んで、

 もう一つの世界があり

 姿と声と


 姿の重みが地に足跡を残し

 声の重みが地に手をつかす


 とぎれた足跡の下に眠り


 手の跡があったならば、

 前にいる。

 わずかばかりの土を握りしめ


 魂のおもみ

 魂のおもみが手をつかす

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