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VRゲームでも運と愛し合おう!  作者: 藤島白兎
第五章 幸せに向かって
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第四話 前説 縁結びが少々暴れるお知らせ

 長谷川達は今日お仕事はお休み。

 2人はお昼ご飯を外で食べて、ゲートへと向かう事にした。


「長谷川君」

「何でしょう」

「今日は大暴れ?」

「それは荒野原さんに任せるよ」

「お、そう?」

「てか流れ的に、今日は相手方にはご挨拶だろ」

「いやはや、何かこう……暴れたくない?」

「はいはい、落ち着いて」

「へっへっへ、前回大人しかったからね、暴れさせてもらう」

「こりゃ今回もブレーキ役だな」

「ははん? 大丈夫? 壊れてない?」

「壊れたら誰が君を止めるんだ?」

「はっはっはん? そりゃ射止めてる君さ」


 上手い事を言った荒野原に対して、長谷川は苦笑いをした。


「荒野原さん、どうした? 何故そんなにテンションが高いんだ?」

「ああ、大した理由じゃないんだけどね」

「ふむ」

「ずっと追ってる作者さんが居てね、フリーゲームなんだけど」

「ほう」

「正直ゲームとしてはクソゲー分類なんだけど、ああ、RPGなんだけどね?」

「ふむ、そのゲームの魅力は?」

「ああ、ダンジョンがクソめんどくさい、蛇行する道が多い、行き止まりが多い」

「……それ魅力なのか?」

「初代は、作者が明らかに学生時代に作った作品でね」

「ほうほう、何でわかるんだ?」

「学生時代って、無駄に時間があるじゃん? 体力的にもさ、でも大人になるとそんな時間ないじゃん」

「ああー何か言いたい事はわかる」

「で、数年越しに新作が出たのさ、クソめんどくせぇ感じに」

「それ作者テストプレイしてねーだろ」


 長谷川はふと自分の腕時計を見た。


「お、荒野原さん、そろそろ時間だ」

「うっしゃ、行くか」

「ああ」


 2人はお店を出て、ゲートへと向かうのだった。

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