天国の扉と地獄の扉
ルナとイルは、二つの扉へと遭遇する
ソウ「抜けるぞ...抜け道を」
ルナ「うん...」
そして、待っていた先には
ソウ「...あっ」
ソウ「なんだこれ...」
ソウが目にしたのは、2つの扉だった。
ルナ「まさか...これって」
ソウ「...ハズレの扉か」
ソウ「あたりの扉ってことか?」
ソウ「それか...普通に違うものか....」
ルナ「...どうなんだろう...」
ソウ「でも...よ」
ソウ「今気づいたんだけどよ...」
ソウ「見ろよ」
ソウ「前のテーブル」
ソウ「..あの首輪みたいなやつをはめ込んで入るんじゃねぇか?」
ルナ「えっ?でも待って」
ルナ「それをつけなきゃ開かないの?」
ソウ「あぁ...きっとな」
ソウ「しかも見ろ、あの扉」
ソウ「..左の扉には 天国 右の扉には地獄って書いてあるんだぞ?」
ソウ「....もし..もしだぞ」
ソウ「これが第二層に続く扉だった場合」
ソウ「...二人とも同じ場所には入れないはずだ」
ソウ「...モニターの奴が言っていただろう?」
ルナ「うん...」
ソウ「けどよ...この首輪はなんだ?」
ソウ「...ハズレを引いたやつの首輪が爆発するのか?」
ルナ「きっとそうだよ...」
ルナ「だって...だってぇ!」
ルナ「これは希望の塔」
ルナ「賞金は1000億」
ルナ「そんなの死ぬに決まってるじゃん」
ルナ「バカなこと言わないで!」
ソウ「...あ..ごめん」
ルナ「..私は」
ルナ「...私は」
ソウ「俺が地獄に行く」
ルナ「え?」
ソウ「お前は生きろ」
ソウ「俺が地獄に入って死ぬ」
ルナ「...いや」
ルナ「....待って」
ソウ「...どうした?」
ルナ「私が..いく」
ソウ「え?」
ルナ「ソウ...あなたは...あなたは生きて」
ルナ「生きて第二層に行って!」
ソウ「...ルナ」
ルナ「お願い...だから」
ルナはそこで涙を流す
ソウ「....わかった」
ソウ「じゃあ俺が天国に行く」
ルナ「..うん...ありがとう」
ルナは満遍な笑顔でソウを見た
ソウは、ルナが死ぬのをわかっていて、悔しい思いをしながらも、第二層...いや
必ず登り切ると固く誓ったのだった...
そして、運命の時
ルナとソウが、扉の前に移動し
ルナは、地獄の扉 ソウは、天国の扉へと
ルナ「...ソウ..今までありがとうね」
ソウ「...そんなこと言うなよ..」
ソウ「俺が必ず塔を登り切る」
ソウ「...でも」
ソウ「でもよぉ...やっぱ」
ソウ「悲しい...悲しすぎる...」
ソウ「必ず...俺が...塔を登り切るからなぁ!」




