泣き虫のイル
イルは、恐怖で走ってしまう...
ルナ「...そう」
ソウ「...なんだよ!その反応は!」
ルナ「....いいんじゃない?」
ソウ「だろ?!」
ルナ「まあね」
イル「...あはは」
イル「とりあえず...歩きませんか?」
イル「きっと住宅街を抜けたらゴールがありますよ!きっと!」
ルナ「...たしかに....この住宅街の並びは正直詰め詰めすぎる」
住宅街は、横に隙間がないほど詰めつめで、まるで、ずっと一直線に続く道のようだった。
ソウ「....とりあえず第一は」
ソウ「生き残ることだ」
ルナ「そうだね...」
イル「...死にたくない...死にたくない..いや..いや」
ルナ「...イル!落ち着いて...」
イルは また、恐怖で、呼吸が荒くなる
ルナ「....イル!私がいるから」
イル「私は...死ぬんですか?...ここで」
ルナ「しなない!」
ルナ「大丈夫だからぁぁ!」
イル「....ありがとうございます...」
ルナ「いいよ...気にせんで」
ソウ「....いーね、熱い友情」
ルナ「....じゃあいこう、イル」
イル「はい...」
そして、ルナ イル ソウ は慎重に進んでいく
ルナ「...罠に警戒していこう。」
イル「はぁい...」
ソウ「....ほんとに死ぬんだよな...このゲーム」
ルナ「死ぬ...死ぬと思う」
そしてルナは、悲しげな顔で
ルナ「...だって1000億あって死なないゲームなんて...」
ルナ「面白くないもん」
ソウ「えっ?」
ルナ「...あっ」
ルナ「今のやっぱり取り消し!」
ルナ「あははは!」
ソウ「...あは」
イル「あぁぁぁ!あの!」
ソウ「どうしたぁ!」
イルは、震えながら、住宅街の前を指で指した。
その先には
ルナ「...死体」
ソウ「...なんだこれ」
ソウ「溶けてんのか?」
ソウ「スライムみたいに...」
ソウ「わっけわかんねぇな」
イルは泣きながら
イル「きっと罠を踏んだんですよぉ!」
イル「溶けた人はぁ!」
ソウ「...ほんとだったんだな」
ソウ「このゲーム」
ルナ「しかもだいぶ無惨な死に方をしている」
ルナ「見てられないほどに..ね」
イル「もう無理ぁぁぁぁ!」
イルは、前に恐怖で走り出してしまった。
ルナ「イル!待って!ダメェ!」
ソウ「...いくなぁ!」
イルは、聞こえてなるはずもなく、泣きながら、溶けた同じところの罠を踏んでしまい
イル「あはは...これが...私の見たかった最後な..の?」
ジュゥゥゥゥ...
ルナ「....」
ソウ「溶けた....俺..本物みたのは...初めてだぜ...」




