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捨てられた自分と悪魔と天使

作者:はる
ハルトは23歳。穏やかな村で、愛する婚約者の深月清佳とつつましくも幸せなスローライフを送っていた。清佳の手料理に舌鼓を打ち、他愛ない話に花を咲かせ、この温かい日々が永遠に続くものだと信じて疑わなかった。しかし、ある日、その平穏は突然崩れ去る。

清佳が自分と付き合っていたのは、お金のためだった――。信じがたい事実に、ハルトは激しく清佳と衝突する。言い争いの末、清佳の言葉に深く傷ついたハルトは、村を飛び出した。荒れる心で道を歩くハルトを、一台のトラックが襲う。意識が遠のく中、ハルトの脳裏に浮かんだのは、清佳の悲しそうな顔だった。

次にハルトが目を開けた時、そこは見慣れない天井だった。そして、カレンダーの日付を見てハルトは驚愕する。そこには、ハルトが死んだ日からちょうど5年前の日付が記されていたのだ。戸惑いながらも、ハルトは自分が前世とは異なる平行世界に転生したことを理解する。

見慣れたはずの村は、どこか違う。そして何より、清佳の姿が見当たらない。不安を抱えながら歩いていると、ハルトの目の前に現れたのは、見覚えのある銀色の髪を持つ少女だった。しかし、その少女は前世の清佳とは全く違う。幼い姿で、ハルトを睨みつけ、ツンとそっぽを向く。

「何よ、あんた。私の顔をジロジロ見て」

その言葉に、ハルトは確信する。このツンデレなロリっ子こそが、前世の婚約者、深月清佳なのだと。ハルトの新たな人生は、ツンデレロリの清佳との出会いから、波乱に満ちたラブコメとして幕を開けるのだった。
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