表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

ペナルティに目白押し

作者: ぜつぼうのうつぼのおもうつぼ
掲載日:2026/06/19

冷たい。


一瞬。光る。可視光。

白と青の細切れ。


黒い表面が屈折する。

腰の反り。しなる背骨と、うねる波間。


肺が八月の空気を吸った。

底のラインを越えていく。


水色のなかに水色。

グラデーションの揺らめく世界で、ボクはわたしは新たな力を得る。


密度。体積。重力。

いくらでも手に入りそうで、指の隙間から漏れていきそうで。


コポコポと音もまた波である。

頭上のトンボは華麗に避けていく。


限られた箱のなかに浮かんでいると、自由になれた気がした。


壁を一度蹴ってみると、ブクブクと泡が巻き起こる。


隣にはいつの間にか、人の気配があった。


追いつき追い抜かれ、まるで眼前の足に追いすがるような。


肺が集めた気体の分子は、同じような動きをしているのだろうか。


流れのなかに閉じ込められたら、運ばれる。


自分が運ぶのか、分子に運ばれるのか、それが運命か。ダダダダーン、ダッダッダッダーン。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ