AI生成による小説について思うところを語ろう
筆者は以前、AI小説が席巻する時代が来ることを予言した。
(タイトル「そうだ! AIにイラストを描いて貰おう!」)
https://ncode.syosetu.com/n7251hw/
全くその通りの時代が来た。
現在執筆中の連載終了をもって、いったん休筆しようと思った矢先、冒頭で述べた通りの事態になっていることを知った。ただ、筆者は予想していた通りの事態なので焦ることはないし、この事態に対して失望もしていない。
しかし、筆者が失望していない理由としては上記のエッセイに挙げた内容以前に、そもそもまだ『AIは人間の想像力を超えていないという』という確信があるからである。
所詮は人がえがいたものの傾向と対策の詰め合わせにしか過ぎない。テンプレ作品だ。
筆者は人間がとがりすぎていて、おおよそ万人受けしない作品ばかりを書いてきた。だから、「所詮はまだまだこの程度か。」とAIを見下している。
(注:本人は読者に受けると真剣に思っていたので大真面目にイカれた作品を書いてきた。)
いや、AIの方が筆者よりもよっぽど読まれる作品を書いているのだが、筆者にとっては、まだまだ有象無象でしかない。
何故なら筆者には芸人であることの誇りを第一に物語を作ってきた自負があるからだ。他者に迎合して自分の表現を穢されることは辛いことだ。
たとえテンプレテーマに手を出そうとも、中身は完全に異色であった自信がある。この一点がある限り、筆者の作品は他人のデータを集めただけの物真似、猿真似作品よりもよほど優れているという確信がある。
筆者の処女作を見よ。完全にどうかしている。こんなものがAIなんぞに書けてたまるか!
(タイトル「A hero from the darkness of chaos. Its name is Kirk」)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/216363633/335792608
筆者はこの処女作以降もずっとイカれた作品ばかり書いてきた。
そのことに問題があるとすれば、AI小説と違って筆者の作品は読者の心に響かなかった一点のみ! それ以外は完全勝利なのだ。
以上、完全勝利宣言をしたうえで一旦、休筆に入る。(負けてんじゃねーか。)
ごきげんよう、さようなら。




