三十一話 〜目覚め〜
二十四話の投稿を思いっきり忘れてました!
それ以降の話が意味わかんないことになってましたよね………
私はアテナのコックピットに飛び乗る。
電源を付け、パスワードを入力する。
“戦いたくない“
そんなノイズが再び流れ、そして消えていく。
「アイリス・アレシア、アテナ、行きます!」
私の機体は飛んでいくーー
目的地点につく。
戦況は味方3機と敵28機。
人型は19機ほど。
もしかしたらレーダー探知外にもっといるかもしれないけど、オキアミくんを連れてきてない今うだうだ言っても仕方ない。
「アテナ、合流します。」
私は敵の小型ヘリを狙って撃ちながら味方に近寄る。
「こちらJー1、既に9機撃墜されている。気をつけろよ。」
そう言われ、通信を切られた。
私は通信をかけ直す。
「撤退してください。」
「あぁ!? 何言ってるんだ!?」
「いいから撤退してください。これ以上死なれても困ります。まだ生きている人も連れて逃げてください!」
話している間も、私は確実に一機一機と落としていく。
近づいてきた人型をブレードで切り裂き、ヘリ型は"狐火"で撃ち落とす。
その時、通信機の向こうから怒りを孕んだ声が飛んでくる。
「お前死にたいのか!?」
「いいえ。」
私は答える。
「それより、貴方の階級は?」
「ドリュだが……だから」
「私はこれでもカルムスです! 上官命令です。撤退してください!」
本来なら上官だからって許されないだろう。
それも一度軍を離れようとした身だ。
もっと許されない。
だけど、このまま防衛戦を展開されるよりは帰ってもらったほうが楽。
「くっ……わかった! 撤退する!」
味方の3機は生きている味方を回収するために地上に降りる。
私は敵に向き直る。
ある程度ヘリは落とせたから、あとは人型が17機。
まず、私はバズーカを持つ敵から狙う。
周りから、銃弾の雨が降ってくるが問題ない。
全部かわせばいい……
狐火で牽制しながら近づき、敵の右腕を切り落とす。
私が一機落としている間に、味方機に向けてミサイルが飛ばされたため、それを撃ち落とす。
次に倒すならそいつだな。
私はミサイル持ちに対してブースターを噴かす。
敵機はこちらに気付いておらず、さっきから味方のことばかりに狙いをつけている。
その都度ミサイルを堕としているのに、逆になんで気づかないのだろう。
私を脅威だと感じてないのか、それとも悪あがきか……
どっちにしても、敵が気付いてなかったおかげで楽に近づくことができた。
そして、ミサイルポッドごと敵を切り裂いた。
その次にさっきから雨を浴びせてくるガトリング持ち。
真正面から行っても死ぬだけ。
面倒くさいけど、迂回して近づく。
多少の被弾なら問題ない。
敵が撃ち尽くし、リロードに入ったら突撃し、駆逐する。
そんな感じで戦っていたら、いつのまにか周りには何もいなかった。
味方は撤退し、敵は皆、私に倒された。
倒したと言っても、極力無力化を狙ったため、ほとんどは地面に堕ちているだけだ。
きっと、後で回収されることになるだろうけど、私の知ったことじゃなかった。
そして、私は帰還した。
その地には、“自分は何を守ってたんだっけ“というノイズだけ取り残され、消えた。
この戦場を見ていた一人の女性がいた。
モニター越しに、アイリスのことを見ていた。
(彼女ーーアイリスは戦場に戻ってしまった。
これでは“できることなら戦わせないで、普通の人間として生きさせてくれ“という君の願いも叶いそうもない。)
「ガルヴィス、君が危惧していたことは現実になってしまったよ。」
副長である彼女は、電灯以外には何も見えない、そんな無機質な天を仰いだ。




