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社畜辞めました! 忍者始めました! 努力が報われるダンジョンを攻略して充実スローライフを目指します!~ダンジョンのある新しい生活!~  作者: 3104
五章 本業は公儀隠密で!

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水忍法を手に入れたらやりたいことリスト! 地底湖を探索しよう!

 サーフボードを置いて、地底湖のへりに移動する。


「【操水】――! 水よ分かれろっ!」


 俺は湖の水を押しのけていく。

 流れがないので川の水よりも簡単だ。


 まずは地底湖の外周部分から調査していく!


 水を押しのけたところ、深さはそれほどではない。

 底が見えてきた。

 床と同じような岩の床になっている。


 これで謎が一つ解けた。

 無限に続く深さだったり、落ちたら即死するギミックではない。


 露出させた底に分身を出してみる。

 問題なさそうだ。

 なにも起きず、分身は健在。


 侵入できないとか、強制的に外へ飛ばされるような仕組みもない。

 ゲーム的な即死エリアみたいになっている不安もあったからな。


 これなら降りても平気だろう。

 俺はそこへ降り立つ。

 底は問題なく歩ける!


 周囲の水を押しのけながら、地底湖のへりに沿って進む。

 こういうところにはなにかある、というのが相場である。


 隠しエリアや宝箱、別ルートがないかを調べるのだ。

 なければないで、無駄足ではない。

 なにもないことが確認できれば満足だ。


 俺、こういう未踏破部分が気になっちゃうんだよね。

 しっかり確認しておきたい!



 湖の底は中心に向かうほど深くなっていく。

 深い部分は後回しだ。押しのける水が多くなって魔力消費が大きい。


 まずは外周から手をつけていこう。

 なにせ地底湖は広い。

 一度に全体を調べることはない。

 【瞑想】で休憩を挟んでじっくりやっていく!



 そうして探索を続けていると――


「あった! 宝箱だ! そうこなくちゃな!」


 水面より下の位置、壁面にくぼみがある。

 そこに宝箱が鎮座している。


 普通なら見つけられない場所だよね!


 さっそく分身で宝箱を開ける。

 すると宝箱からまばゆい光があふれ出す!


「お!? 内側から光り輝いているぞ!?」


 この演出は初めてだ!

 豪華な隠しアイテムがあるのか!?


 分身に取り出させてみよう!

 中身は――


「これは――光る水晶……?」


 演出ではなく、中身そのものが発光していたってことか!

 片手でつかめるほどの水晶の塊である。


 これは……壁面に生えている水晶と同じものにみえるが……?

 それがわざわざ宝箱から……!?


 俺は水晶を手に取り、指で表面を撫でる。

 すると触れた部分が反応して、光が強くなる。

 指先で叩いてみると、明るく輝く。


「これ……持ち運んだら便利な光源になるな!」


 洞窟にはたくさんの光る水晶がある。

 前に掘り出そうとしたが、砕けて割れてしまった。


 壁面の水晶はダンジョンのギミックなのだろう。

 残念ながら採掘や移動はできない。


 その水晶をアイテムとして入手できた!

 いいね!



 これを【忍具作成】で加工すればいろいろ作れそうだ。

 ランタンやライトを作れるだろう。


 俺の拠点は暗くて地味だから、照明器具を作るのもいい!


 なかなか夢のある素材だ!

 そして宝箱は定期的に再配置される。


 今後はここも周回ルートに入れよう。

 中身は毎回同じなので、何度も手に入る!


 今回の地底湖探索は満足な結果となった!

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― 新着の感想 ―
[一言] クロウ君はダンジョンマッピングしてて方眼紙に空きがあると気になるタイプか…まぁなるよね
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