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社畜辞めました! 忍者始めました! 努力が報われるダンジョンを攻略して充実スローライフを目指します!~ダンジョンのある新しい生活!~  作者: 3104
五章 本業は公儀隠密で!

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リザルト! レベルアップ! レベル二十五!

<経験が一定値に達しました。レベルが上がりました!>


「おお! レベル二十五だ!」


 苦労したかいがあるぜ!

 二人も喜びの声を上げる。


「おめでとうございます! 私もあがりましたー!」

「あたしもっス! やりぃー!」


 トウコがハイタッチを求めてくる。

 俺たちは順番にハイタッチを決める。



 自律分身が言う。


「さて、俺はそろそろ時間切れだ。消して回収してくれ」

「おう。おつかれ、(自律)!」


 自律分身が消える。

 【意識共有】によるフィードバックを受け取る。


 ふむ……。


「俺たちが入って少ししたら入口の大扉は閉まったようだ」

「そうなんですねー!」

「へー。ケチっスね!」


 やはりズルはできない!


 負傷の記憶は自律分身が整理してくれたおかげで、だいぶマイルドだ。



 さて、ステータスを確認しよう!


 --------------------

 名前 : クロウ ゼンジ

 レベル: 25(上昇)

 筋力 : C

 体力 : B+

 敏捷 : B+

 知力 : C

 魔力 : C

 生命力: C


 職業 : 忍者、中級忍者、上級忍者

 スキル:

  【忍術】2

   【壁走りの術】3

   【分身の術】5

   【薬術】2

   【忍具作成】3

   【忍具】3

   【忍具収納】3

   【体術】3

   【毒術】2

   【吸着(きゅうちゃく)の術】2

   【反発(はんぱつ)の術】3


  【中級忍術】

   【判断分身の術】2

   【入れ替えの術】3

   【引き寄せの術】1

   【中級忍具作成】1

   【空中歩行の術】1


  【上級忍術】

   【自律分身の術】2

    【意識共有】1


  【隠密】

   【隠術】3

   【消音】2

   【消臭】2

   【致命の一撃】2


  【暗殺】2

  【投擲】3

  【歩法】3

  【身体強化・敏捷力】2

  【身体強化・筋力】2

  【身体強化・体力】2

  【暗視】3

  【回避】3

  【受け身】2

  【危険察知】2

  【跳躍】3

  【軽業】3

  【瞑想】2

  【木材加工】2


  【打撃武器】

   【打撃武器・威力強化】2

   【フルスイング】3


  【片手剣】

   【片手剣・威力強化】2

   【ファストスラッシュ】3


 (残ポイント:13→18)

 --------------------



 ずいぶんスキルも増えてきた!


 前回のレベルアップはワニ戦だった。

 そのあと増えたのは――


 【暗視】3(2から上昇)

 【ファストスラッシュ】3(2から上昇)

 【空中歩行の術】1(NEW)

 【反発の術】3(2から上昇)



 スキルポイントの残りが十八に増えた。


「スキルポイントが貯まってきたな。そろそろ忍法いっちゃうか!?」

「いいっスね! 店長は地味技ばっかなんで、派手なやつがいいっス!」


「忍者が派手にしてどうするよ! とはいえ、火力不足感はいなめないんだよなあ」

「ゼンジさんはマジメなスキルが多いですよね。おかげで安心して戦えます!」


 派手さはないが便利なスキルが多い。


「ま、あとでじっくり考えよう。二人のスキルもな!」

「はーい。あとで相談させてくださーい」



 トウコが思い出したように言う。


「あっ! お宝っ! ボスの報酬があるはずっス!」


「お宝は逃げないけどな。この先に宝箱があるはずだ」

「見てみましょう! 楽しみですね!」


 俺のダンジョンでは、ボス部屋の奥に宝箱がある。

 先へ続く階段もそこにあるのがお決まりだ。


 ここも同様の構造なら、今いる通路の先にボスと戦うための部屋があるはずだ。

 ゴブリンたちが騒いでいた広場である。


 実はまだ広間にも入っていないのだ!

 俺たちはその手前――通路で戦っていた。


「宝箱の前に倒したゴブリンの魔石を回収しないとな。消えるともったいない!」

「そうですねー」


「はや拾い対決っス! 負けた人は服を一枚()ぐってことで!」

「そんなルールでできるかっ!」


 誰が負けるのか目に見えているし!


 そんなルールを設定したら、何度やっても俺が優勝してしまうわ!

 本気を出した俺の魔石拾いの速さを知らないな!?


「じゃー、スタートっス!」


 トウコは飛びつくようにして魔石を拾い始める。

 なかなか素早い!


 リンはトウコと俺を見比べる。


「えっ? えっ!? 始まるんですか!?」


「やってみようぜ! でも罰ゲームはナシな!」

「よかったー!」


「ちぇー! 一枚脱ぐだけなのにケチっス!」


 ボディースーツ脱いだらほぼ全裸だよ!


 不公平はいかん!

 公平なルールでなにかあれば……って、ないわ!



 魔石はすぐに集まった。

 判断分身で回収すればあっという間である。


 この競技、俺が最速最強である!



 見つけにくい場所に転がっていた魔石はリンが回収した。

 【魔力知覚】は便利。

 スピードの勝負だけど、こういうのも評価したいね!



「店長はやすぎっス!」

「うう……負けちゃいましたー」

「脱がなくていいからな、念のため!」


 念のためね!

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 実は今回はボス部屋らしき場所にすら入っていないのだ! え?自立分身が扉が閉まったのを確認してたよ・・・何のトビラだったの?
[一言] スキルの数が大分増えてるなぁ… 統合できればいいんだけどそれぞれ個性的すぎて纏められないw
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