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社畜辞めました! 忍者始めました! 努力が報われるダンジョンを攻略して充実スローライフを目指します!~ダンジョンのある新しい生活!~  作者: 3104
四章 副業は公儀隠密で!

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分身を極めし者! もっと先へ!

本日は2回更新予定!

<スキルレベルが最大に達しました! スキル調整が解放されました!>

<基礎スキルのスキルレベル向上が解放されました!>


 ……どういう意味だ?


 さっきも【分身の術】の説明が変わっていたよな?

 【分身の術】を表示させる。



 --------------------

 【分身の術】

 レベル5:分身を出現させる位置、強度、動作が強化される。


 レベル最大:()()()調()()()()

 --------------------



 ふーむ。

 スキル調整可能? どうやるんだ?


「おっ、ここ押せるようだな」


 ……ポチッと。


 表示が切り替わる。



 --------------------

 【分身の術】

  威力 :調整可能

  距離 :調整可能

  発動 :調整可能

  時間 :調整可能

  CD :調整可能

  消費 :調整可能

 --------------------



 これは……なんだ?


 ()()とかの項目部分が押せるようだ。

 試しに押してみるか。



 表示が切り替わる。


 --------------------

 威力を調整しますか?

 + -

 --------------------



 プラス記号とマイナス記号が表示されている。


「上げたり下げたりできるのか……?」


 下げる?

 スキル()()じゃなくて、言葉通りの調()()なんだな。


 でも、意味なくね?

 下げるわけないだろ。


 上げるに決まっている!

 これはスキルをさらに一段階強化できるってことだ。


 コストもかからなそうだし……すごいんじゃね!?



 分身の術の場合、上げたいのは威力じゃない。


 足りてないのは持続時間だ。

 これを上げ……いや待てよ。


 先にレベル五になった素の状態を確認しなくちゃな!



 さっそく試そう!


 まずはコスト。

 分身を出して疲労感をチェック。

 魔力を使う感覚は肉体の疲労とは違うけど、体感ではレベル四より大きい。

 増え方はレベルごとに同じ程度増えていく。


 つまり、レベル一よりレベル五のほうが五倍消費する。

 レベル五で連発したらすぐに魔力酔いになってしまうだろう。


 スキルは使うときに、段階を調節できる。

 低レベルに抑えれば魔力消費は小さくなるってわけ。


 たとえば壁にしたり突撃させるときは、強度も持続時間も必要ない。

 強い一体を出すより、何体も出したほうが強い。

 やりくりが重要になってくる。



 距離は六メートルほど。

 ちょっと伸びた。


 分身の術は離れた位置に出すことができるのも強みだ。


 相手の背後だろうが、好きな場所に出せる。

 制約もある。

 空中や地中、敵の体内などには出せない。

 これは前と変わらないようだ。


 クールダウン時間はもともと短かった。

 レベル三くらいからは連発できるようになっていた。

 だから、レベル五になっても恩恵は小さいな。



 つぎ、威力。

 操作や耐久力に影響するはずだ。

 レベル一だとその場から動かすこともできなかった。

 レベル三からは移動させられるようになっていた。


 これはほとんど変わっていない。

 残念ながら、素早くなったり力が強くなったりしなかった。

 ステータスは効果がないので、生身の俺くらいだ。



 さて、耐久力はどうだ?

 分身を出して、それを自分で攻撃して検証する。

 自分で自分を殴るみたいな、妙な絵面(えづら)になる。


 痛みや知能はないとはいえ、無抵抗の分身を殴るのは気が引ける。

 だけど、検証のためだから仕方ない……。許せ分身!

 意志も痛みもないけどね!


 ふむ……。

 何度か殴りつけると分身は塵になって消える。


 ある程度のダメージを負うと塵になって消える。

 レベル四とあんまり変わらない気がする。



 次は発動。

 これは一瞬だ。レベル一からそうだな。



 そして時間。持続時間だ。

 前までは三分ほどだったが……なんと十分も持続する!

 レベル一は数秒だったことを思うと、時間は伸びやすいようだ。



 いいね、【分身の術】レベル五! 上げてよかった!

 順当に強化されていたぜ!



 さて次は解放された新要素、スキル調整を試そう!

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