お風呂で実践! 水の鎧!
【操水】のスキルレベルを三に上げた。
現実世界でも使えるようになったわけだ。
これで水汲みが捗るね!
本来は十六ポイント必要なのだが、十ポイントで済んだ。
熟練度のおかげで浮いたのだ。
これも【勤勉】の成長補正のおかげかな!
スキルリストを見ると成長した実感が湧くぜ!
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名前 : クロウ ゼンジ
レベル: 36
筋力 : C
体力 : B+
敏捷 : B+
知力 : C
魔力 : C
生命力: C
職業 : 忍者、中級忍者、上級忍者
スキル:
【忍術】2
【壁走りの術】4(3から上昇)
【分身の術】5
【薬術】3
【忍具作成】4
【忍具】3
【忍具収納】4
【体術】3
【毒術】2
【吸着の術】3
【反発の術】3
【中級忍術】
【判断分身の術】2
【入れ替えの術】3
【引き寄せの術】2
【中級忍具作成】2
【空中歩行の術】2
【中級薬術】1
【金縛りの術】2
【上級忍術】
【自律分身の術】2
【意識共有】2
【水忍法】
【操水】3(2から上昇)
【水刃】1
【水噴射】2
【水生成】1
【水探知】1
【濃霧】1
【隠密】
【隠術】3
【消音】3
【消臭】2
【致命の一撃】3
【暗殺】3
【投擲】3
【歩法】4(3から上昇)
【身体強化・敏捷力】2
【身体強化・筋力】2
【身体強化・体力】2
【精神耐性】2
【暗視】3
【回避】3
【受け身】3
【危険察知】3
【跳躍】3
【軽業】3
【瞑想】2
【木材加工】2
【登攀】2(1から上昇)
【魔石収納】3
【打撃武器】
【打撃武器・威力強化】2
【フルスイング】3
【インパクトストライク】3
【片手剣】
【片手剣・威力強化】2
【ファストスラッシュ】3
【ピアススラスト】2
【検証者】3:
【風忍法】1
(空き)
(空き)
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(残ポイント:22→12)
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リンが沸かしてくれた風呂に浸かり、疲れをいやす。
ハードな攻略の疲れが抜けていくのを感じる。
「ふう……」
息を吐いて湯に沈む俺に、トウコが催促する。
「じゃあ店長!
さっそくリン姉に水の鎧をプレゼントっス!」
「おねがいしまーす」
リンも乗り気か。
たしかに後でやると言ったけど……。
「いきなりかよ。
ちょっとゆっくりしようぜ」
「【操水】をパワーアップしたんスよね?
同時に二人分、できそうっスか?」
急かしよる。
「まあ、やってみよう。
まだ練習していないからうまくいくかわからないぞ」
お披露目の前に練習しておきたかったんだけどな。
「別に失敗してもいいんスよ。
ただ笑うだけっス!」
「笑うんじゃねーよ!」
「ふふ、あ、ごめんなさい」
いや、いいけどさ。
二人に笑ってもらえるなら本望だ。
俺は水に手をかざし、意識を集中する。
「【操水】!」
ざばざばと水が揺らめき、リンの上半身を登っていく。
首元で止め、頭までは覆わない。
「わあ、こんな感じなんですねー」
「お湯だからポカポカスーツっスね!」
「次はトウコの分を出すぞ!」
水膜のスーツをもう一着。
トウコの体を覆っていく。
トウコは楽しそうに、水の膜を纏ったままくるくる回る。
水の膜は形を維持している。
「おーっ!
二人分できたっスね!」
「維持も難しくないな。
魔力消費は倍になるから、長時間維持するのはつらいけど」
水量が増えればコストも増える。
操れるようにはなったが、コスト面の限界はある。
「三人分のスーツは作れないんスか?」
「コストを度外視すれば、まだ余裕はありそうだ。
どれ……もう一着!」
今度は自分に水を纏わせる。
暖かい湯が肌を這い上る不思議な感覚。
肩までどっぷりと湯に浸かるような温かさが首元まで登る。
湯の重さを感じる。
「これは、のぼせてしまいそうだな」
俺は術を解き、湯舟のへりに座り直す。
草原を吹き抜ける風が火照った肌を撫でる。
心地よい風だ。
「ひんやりの術も強化されたんスか?」
「【濃霧】を強化したわけじゃないが……。
でも、【操水】でできるんじゃないかな。
ちょっとやってみるぞ!」
俺は手拭いに水を浸して頭に乗せる。
【濃霧】と【操水】を同時に……。
いや、違う。
その境界を決めずに曖昧に使うイメージだ。
「水を操作して、素早く気化させる!」
【濃霧】のやりかたで、【操水】を使うような手ごたえ。
できる……!
これまでよりずっと速く、手拭いの水分が蒸発していく。
「お、冷えてきたぞ」
「いいですねー!」
「あたしも冷やしてほしいっス!」
「冷やすなら、新しい術を検証者にセットしてからだ。
相乗効果で効率的に冷やせるはずだ!」
試すのは【水圧】だ!




