リアル・ダンジョン十階層!
この数日の探索でレベルが上がった。
俺は三十二。
リンは二十九。
トウコは二十七。
強化したのは以下のスキルだ。
熟練度でスキルポイントは安く抑えている。
<【ピアススラスト】 1→2>
<【金縛りの術】 1→2>
<【空中歩行の術】 1→2>
ステータスは以下の通り。
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名前 : クロウ ゼンジ
レベル: 32
筋力 : C
体力 : B+
敏捷 : B+
知力 : C
魔力 : C
生命力: C
職業 : 忍者、中級忍者、上級忍者
スキル:
【忍術】2
【壁走りの術】3
【分身の術】5
【薬術】3
【忍具作成】4
【忍具】3
【忍具収納】4
【体術】3
【毒術】2
【吸着の術】3
【反発の術】3
【中級忍術】
【判断分身の術】2
【入れ替えの術】3
【引き寄せの術】2
【中級忍具作成】2
【空中歩行の術】2(1から上昇)
【中級薬術】1
【金縛りの術】2(1から上昇)
【上級忍術】
【自律分身の術】2
【意識共有】2
【水忍法】
【操水】2
【水刃】1
【水噴射】2
【隠密】
【隠術】3
【消音】3
【消臭】2
【致命の一撃】3
【暗殺】3
【投擲】3
【歩法】3
【身体強化・敏捷力】2
【身体強化・筋力】2
【身体強化・体力】2
【精神耐性】2
【暗視】3
【回避】3
【受け身】2
【危険察知】3
【跳躍】3
【軽業】3
【瞑想】2
【木材加工】2
【登攀】1
【魔石収納】2
【打撃武器】
【打撃武器・威力強化】2
【フルスイング】3
【インパクトストライク】2
【片手剣】
【片手剣・威力強化】2
【ファストスラッシュ】3
【ピアススラスト】2(1から上昇)
【検証者】3:
【勤勉】1
【風忍法】1
(空き)
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(残ポイント:10)
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トウコは【オーバーチャージショット】をレベル三に強化した。
ヤバそうなスキルばっかり上げていくスタイル!
リンはスキルポイントを貯金した。
簡易モードはスキル上げが大変なのだ。
リアル・ダンジョンの十階層へ到達した。
俺たちはボス部屋の扉を前にして、準備を整えている。
安全地帯で復活ポイントを更新してあるので、死んでも復活できる。
とはいえ安全地帯はボス部屋から遠い。
復活してもボスとの戦闘中に復帰するのは難しいだろう。
まあ、死ぬ気はない。
誰も死なせる気はない。
ボスは手ごわいだろうが、しょせんは十階。
レベル的に勝てないはずがない。
だからといって油断はしないけどね。
今日はスナバさんも参加している。
武器はクロスボウから弓に持ち替えた。
弓はクロスボウに比べて連射できる。
そして自分のダンジョンで使える、というのが理由だ。
スナバさんは恐竜ダンジョンでは弓を使う。
クロスボウは持ち込めないし、作るのは難しい。
五階層のボス戦で、クロスボウは使いにくいと感じたようだ。
また、腰には錆びた剣を吊っている。
剣はショップで引き換えたものだ。
強度強化をかけた品だ。
鞘も俺が作った。
スナバさんは強化しなくてもいい、と辞退した。
武器に思い入れはなく、使い捨てにするつもりだという。
強化するのは大した手間でもないし、魔石も充分にある。
なにしろスナバさんは魔石にも興味がない。
余分な魔石をもらい受けているからだ。
「んじゃ、行きますか」
「はーい」
「リョーカイっス」
「……ああ」
大扉を押し開け、ボス部屋へと足を進めた。




