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社畜辞めました! 忍者始めました! 努力が報われるダンジョンを攻略して充実スローライフを目指します!~ダンジョンのある新しい生活!~  作者: 3104
五章 本業は公儀隠密で!

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検証タイム! メッセージ機能を試そう!

 俺たちは帰還モノリスで一階層の拠点に戻ってきた。

 装備を脱いで、ダンジョンの外に出る。


 視界が切り替わる。

 アパートではなく、借りている公儀隠密の部屋だ。


 今はこの部屋のロッカーにダンジョンの入口がある。



「じゃあ、私のダンジョンに行きましょう!」


 そう言ってリンが別のロッカーを開ける。

 中には黒い水面のような転送門がある。


 リンのダンジョンも管理者権限で移動したのだ。

 便利な機能である。


「お風呂っ! お風呂っ!」


 リンとトウコがダンジョンへ入っていった。


 俺はダンジョンに入る前に携帯端末を確認する。

 よし。急ぎの連絡は入っていないな!


 俺は二人を追って転送門へ飛び込む。

 草原ダンジョンではリンが風呂の準備を進めている。


 風呂の水はリンが【食材無毒化】でキレイにしているから、

 減った分の水を継ぎ足すだけでいい。


 俺とトウコはポリタンクを持ってダンジョンを出入りして水を運ぶ。


「はーいもう大丈夫でーす。お湯加減もちょうど良くなりましたー」



 お湯が沸いた。

 ゆったりと風呂に入ると、体が温まって疲れが取れるのを感じる。


 風呂から出て食事をとると、急に眠気がやってきた。


 俺だけじゃなくみんなそうだ。


 思った以上に疲れを残していたらしい。

 今日は戦闘が続いたからな。


 いろいろと考えたいことがあったが、頭も働かない。

 無理をすることもないので、ダンジョンを出て睡眠をとることとした。



 翌日。

 俺は早起きして管理コンソールを叩いている。

 天の声さんに聞いた新要素をチェックをしているのだ。



 リンは後で結果を教えてくださいねー、

 と言って、名残惜しそうに草原ダンジョンへ向かった。

 今頃は朝食を作っているだろう。


 ちなみにトウコはまだ寝ている。

 朝飯ができたらリンが起こしにいくだろう。

 まったく、重役待遇かよ!



 管理コンソールで一通りの確認は終えた。

 もちろん、ちゃんとメニューは増えていた。


 増えていたのはメッセージ機能と階層移動だ。


 まずはメッセージ機能から。

 表示は以下である。



 --------------------

 メッセージ機能


 ・受信メッセージ

 ・送信メッセージ

 ・新しいメッセージの送信

 --------------------



 そう。

 これこそが二十階層を攻略して、

 管理者権限を強化する理由であり、目的だった。


 ついに、メッセージが送信できるようになったのだ!


 これまで受信はできても、送信ができなかった。

 権限が不足しています、と表示されていたのだ。


 これでリヒトさんにメッセージを送れる!

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