現時点での登場人物紹介
設定資料とか言いながら全く設定資料を載せていなかったので、キャラ設定でも載せときますね。
主人公とそのフレンド
【赤信号】赤石 信吾 男 (20)
好き:家族、友達、ゲーム、海、米
嫌い:知らない人とのコミュニケーション、ゲームを馬鹿にする人
特技:三味線が弾ける、壁越しくらいなら人の気配を感じ取れる
座右の銘:【ゲームは娯楽、だからこそ本気】
ゲーム大好きな大学生。昔から祖父と父がコレクションしていたレトロゲーばかりやっていたため小学校高学年辺りから流行りだしたフルダイブVRの話題についていけず、次第に同級生たちと疎遠になった結果、立派なぼっちでコミュ障に。コンビニで「お弁当温めますか?」と聞かれるとキョドって声が出なくなる系男子。
大学では講義中以外に喋っているところを発見されたことがなく、基本的に身内や親しいごく一部の知り合い以外とは喋らない。最近はブルマン(青山)と会話しているところを大学構内で目撃されており、二人がどんな関係なのか若干謎が広がっている。
数百単位のレトロゲーをクリアしてきたためゲームのセオリーなどは大体わかるが、フルダイブVRの技術力にびっくりする。NPCと喋るのは慣れてきたけど、間違えてプレイヤーに喋りかけたりするのが嫌なのでおっかなびっくりなところがあったりする。
ゲームスタイルは一つのゲームを極めるよりいろんなゲームを楽しみたい派。裏ボスまで倒すけどカンストやトロコンはしない。ギルド関係のシステムは嫌い。
基本的にデフォルト顔に赤髪でアバターを作るが、自他ともに認めるモブ顔な上に数少ない友達のデフォルトがイケメン&美少女なので若干コンプレックス。ヤンキーチックでも造形自体は普通の茶管が癒し。
【ブルマン】青山 春人 男(20)
好き:ゲーム、友達、氷菓子
嫌い:恋する女子とそれに片想いしている男子、チョコレート、理不尽
特技:人の声や顔を記憶すること、笑顔
座右の銘:【溜めて、放つ。それがどんなものでも】
赤信号の大学の同級生。モデルをやっている爽やか系イケメンで、大学の女子にもファンが多い。「知り合いは多いけど友達はほとんどいない」と自分でいうだけあり、大学でも仕事場でも多くの人に囲まれているが誰かと遊んだりすることはない。『友達』と『フレンド』は別物だと考えているタイプ。
スラムドッグ・ウォークライで赤信号と出会い、紆余曲折を経て互いに数少ない友人に。それからは割と頻繁に同じゲームで遊んでいる。友達は少ないがゲームの中で知らない人と野良パーティを組んだりランダムマッチングすることに嫌悪感はない。ギルドとかもバンバン加入する。
素の顔でその辺のゲームキャラよりイケメンと言われるほど顔面偏差値がずば抜けており、それが元となったトラブルの経験もそれなりにある。そんなこんなで外面は良いもののリアルの女性は苦手で、親しい間柄と言える女性は母親を除けば黄崎だけだったりする。女性は苦手でも自分の顔が女性受けすることは理解しており、顔を商売道具にするモデルの道を選んだ以上はきちんと誠意ある対応をする。
ネーミングセンスが死んでおり、幼稚園児がつけたような名前 (ぶる子)や住所か番号のような名前 (青春十八号)になることが多い。
良いことも悪いことも溜めて溜めて爆発させるので、ストレスがオーバーフローすると一番危ないタイプ。最近は友人たちのおかげでストレスが溜まりにくく、快適なゲームライフを楽しめている。
【クチナシ 他色々】黄崎 貴理 女(16)
好き:インフィニティ・レムナント、ゲーム、対人戦、レモン味のお菓子
嫌い:愛を感じないコピペの機体、中辛以上のカレー
特技:速読(膨大な量があるIRのデータを見るため)、フラッシュ暗算
座右の銘:【試せ。そこには無限の可能性がある】(IRのキャッチコピー)
信吾の妹である優芽の小学校からの友達。高校入学からしばらく不登校の引きこもり気味だった。現在は元気にハイスクールライフを楽しんでいる、インフィニティ・レムナントにおけるトップランカーの一人。
普段は丁寧な口調で喋っているが、これは半分キャラ作り。感情が高ぶると地の喋り方になるし、そもそも友達の前では普通に喋る。ゲーム仲間の前では周囲が年上なのもあってキャラ作りなしの敬語。
ゲームによってコロコロ名前を変え、すべて黄色系統の色の名前から女の子っぽいものを選んで使っている。アバターは基本的に髪の毛が黄色い。
当人はそれがゲームに及ぼす影響なんぞないと頓着していないが、前髪をぱっつんにした黒髪が似合う、誰もが認める美少女。当然学校でも男子に人気があるが、中身が超絶ディープなIRフリークであるため誰も話についていけない。下手にゲームの話を振ったら間違いなく圧倒される。
尊敬する人は赤石信吾。妹のために大型連休のほとんどを潰して研究・練習して遥か格上である自分を打ち負かしたことと、昔同じような境遇に陥りコミュ障になりながらも逃げない姿に感銘を受けた。でも対戦では容赦はしない。
【茶管】茶畑 管次郎 男(23)
好き:速いもの、バイク、機械いじり、お茶、ゲーム
嫌い:交通マナーを守らない人、酸っぱい食べ物
特技:バイクの曲乗り、お茶の銘柄当て
座右の銘:【極めた速さはすべてを凌駕する】
スラムドッグ・ウォークライで赤信号をブルマンの下へ運んでくれたバイク乗り。本業はとある工場の整備技師で、いろんなゲームに手を出すが心のホームはレースゲーム。
根っからのスピード狂で兎にも角にも加速と最高速を求める。RPGなら素早さ極振りは当たり前。また、バイクの方はゲームでもリアルでも曲乗りができるほどの腕前。
古き良きヤンキー・スタイルを貫き、キャラクリでは可能な限りリーゼントかオールバック。無理ならパンチパーマかスキンヘッド。喋り方から佇まいまでヤンキーそのものだが、割と偏見なくどんな人とでも同じように喋る。
身近なリア友がゲームよりリアル派なので思う存分ゲームの話ができる赤青黄を気に入っており、ドラスレで再会して以降はよくつるんでいる。赤信号のことはイケメン&美少女に挟まれているのにデフォルト顔を貫いている根性を気に入っている。茶管自身はデフォルト顔を少し弄って若干強面にしているがそれでも一般的な顔なので、密かに赤信号からそこを気に入られている。
実は彼女持ち。愛が深すぎて女性アバターを作成すると無意識に彼女の顔に近くなってしまうのが最近の悩み。でも世界で一番美人だと思っているのでわざと崩すこともできないジレンマ。
本当は茶管なのに茶管としか呼ばれないのは半分諦めている。
【アジサイ(GTレクス)】紫木 純也 男(26)
好き:デスブラ、特撮ヒーロー、プロレス、恐竜
嫌い:冷めたことを言う人、職場の飲み会
特技:早口言葉
座右の銘:【楽しむことは恥ではない、最も楽しんでいる者こそが最も強い者だ】
Destiny Bloodにおける頂点プレイヤーの一人で、赤信号との全力勝負の上で彼を制したまごうことなき実力者。デスブラは自分の好きなものすべてがハイレベルで実現する夢のゲームとして熱中している。
荒々しいプレイスタイルとキャラクターで全力の悪役ロールプレイをする反面、本人の性格は興奮すると無限に喋りだすが基本的に真面目な社会人。デスブラのイベントのために有休をとったり徹夜したりするけど立派な社会人。セーフティタイマー?そんなもの誤魔化す方法はいくらでもあるんですよ。
相手がノリノリであればあるほどそれに乗じて自分のテンションも上がっていくタイプ。無論、勝負で手を抜くことはしないがライブ感重視のため効率的でない行動もしばしば。それでもなお分類別ランキングトップにいられるのは『勝ちも敗けも過程も含めて、自分が一番このゲームを楽しんでいる』という自負があるから。ある意味で楽しんだもん勝ちという言葉を体現している人物。
リアルの方は至って普通のサラリーマン。でも飲み会はデスブラをする時間が削られるので好きではなく、出席しても(実は酒に強いが)酔ったふりをして同じような趣味を持つ同僚と組んで一次会で消える。
【ましろつっきー (日曜日の次の日)】真白井 月子 女(17)
好き:動物、友達とのお喋り、甘いお菓子
嫌い:虫、脂っこい物、筋肉ダルマ
特技:寝ようと思ったらすぐに眠れる
座右の銘:【他人に優しく自分に正直であれば後悔などしない】
フルダイブVRゲームを始めた赤信号が初めて出会ったプレイヤー。あまりのコミュ力に打ちのめされた赤信号がセーフティタイマーを言い訳にしてログアウトしたほど。その時には兄のおさがりのVRギアをフォーマットせずに使用していたので変なプレイヤーネームになっていた。兄がアカウントのデフォルトアバターをやけに気合の入った女の子にしていたことには触れない方針。
ほのぼのとしたゲームが好きで、特に動物関係には目がない。本人自体も純粋で心優しい女の子。ぼっちを拗らせた人には こうかは ばつぐん だ!
ゲームスタイルはまったりのんびり。ラオシャンではイルカジャンプしながら波間に揺れて、セレスティアル・ラインではウィンズを抱きしめて可愛がる。でもゲーム的に必要なら笑顔で狩りをするし、商売の方も適当ではなく真剣にやる。
リアルの方では結構な家のお嬢様な女子高生。学校で友達と会うことを楽しみ、勉学にも真面目に取り組む。ゲームは息抜きと実家がペット禁止のため。
【ハンマーピーチ 】桃園 晴香 女(22)
好き:お絵かき(ジャンル不問)、尖ったセンスの人、ホームセンター、酒
嫌い:女子力という言葉、甲殻類 (アレルギー)
特技:DIY、腕相撲
座右の銘:【世界を変えてきたのは常に変人】
セレスティアル・ラインのプレイヤーで【青の商船団】の幹部を務める。リアルの方では父親が営む工務店の従業員でデザイン関係担当。イラストを描くのも好きで、その時々の趣味により絵のタッチがガラッと変わることも。
インスピレーションを受けるため、一風変わった人との出会いを求めてゲームを始めたが今ではゲームそのものを楽しんでいる。赤信号の偏りまくった海への想いを気に入り、彼の飛行船のデザインを一手に引き受ける。躍動感溢れる二匹の鮭が描かれた大漁旗はハンマーピーチ渾身の一枚。
自分で外見やエフェクトを弄れるデザイン面での自由度の高いゲームが好みだが、体を動かすことも好きなので対戦ゲームとかもやる。実はとあるレースゲームで茶管とは知り合いだったりする。
ゲームを始める時に適当につけた名前に後悔しており、フレンドには『桃ちゃん』と呼ばせる。アバターはせっかくなので作り込んだが、安直にピンク髪にしたのは内心ちょっと恥ずかしかったり。リアルは女性にしては筋肉質だけど均整はとれていて、溌溂とした笑顔が眩しい気さくな人。
フレンド登録をしていないゲームの知り合い
【藍鴨】藍川 武志 男(34)
好き:ファンタジー世界の生き物、生徒の珍回答を見ること
嫌い:白紙の解答欄、牛乳
特技:早弁を見つけること、フリーハンドで綺麗な直線と円を描ける
座右の銘:【勉強とは世界の理を知る魔法である】
ドラスレで【インディ・ゴー】というフィールドワークがメインのギルドを率いているプレイヤー。世界観考察やモンスターの生態などのフレーバー要素が大好きで、今日もギルメンと共にゲーム世界を駆けまわる。
リアルでは高校の先生をしており担当は生物。自分が学生の時は割と本気で遺伝子操作技術の発展でドラゴンとか生まれたらいいのにとか思ってた人。リアルでなくてもいいのなら、好みのタイプは犬型獣人の女の子。
対サウザンドグローブ後の一件のことは「仮にも教育者の端くれである自分が、相手のことを考えずに精神的に追い込んでしまった」と深く後悔と反省をしており、次に会うことがあるのなら誠意をもって謝りたいと思っている。
【エンジ丸】燕支山 竜成 男(18)
好き:海(リアル・ゲーム問わず)、スルメ、刺身
嫌い:海を汚す人、チーズ
特技:素潜り、潮干狩り、イカの塩辛作り
座右の銘:【海とは生命の母であり、魂が還る場所】
名前は山なのに海が好きなんだなぁと耳が腐るほどからかわれてきたが、それでもやっぱり海が好き。ロボットゲーでも海産物を作ってしまうほどの海好き。ゲームではアバターの造形とボイスチェンジャーで渋いオジサマのロールプレイをしているが中身は未成年。焦ると地が出てしまうこともある。
漁師の息子として生まれ、海に全てを与えられて生きてきた系の生粋の海人。赤信号のことはそんな自分と同じ匂いがするソウルメイトだと直感的に理解した。向こうも向こうで同郷人の気配がすると感じていてたので間違いではない。
IRでは海産物モチーフのネタ機体ばかりを作っているが実力は確かで、気は進まないが環境に合わせた機体を組んだ場合は下位ランカーくらいなら互角に戦える。でもやっぱり落ち着かないので海産物レムナントにすぐ乗り換えてしまう。
主人公の家族
赤石 優芽 女(16)
好き:兄のゲームプレイを隣で見ること、ぬいぐるみ、お茶漬け
嫌い:虫、スプラッタ系ホラー
特技:兄の思考を読む、野菜の皮むき(料理が得意なわけではない)
座右の銘:【それはそれ、これはこれ】
信吾の妹である女子高生。ゲームは楽しめればそれでよく、あんまり重たいシナリオのあるRPGとかよりもパーティーゲームなんかが好きなライトゲーマー。祖父、父、兄と男連中がみんなゲーム狂いであるため、ゲームに夢中になる男に対して寛容。むしろ男とはゲームに人生をかけるものだと普通に思い、自分が夢中になれるほどのゲームが無いことを少し寂しいと感じたりする。
クラスで三番目くらいの子だけど結局こういう子が一番好かれるよね、という感じの女の子。言いたいことははっきりと言い、男の趣味にも理解があるので女子男子問わず友達が多い。
コミュ障の兄とは持ちつ持たれつの関係。どうしても他人との会話が必要な用事で外出するときに同伴して兄の代わりに喋ったりする一方、勉強を教えてもらったりする。長期の休みで出る課題は大概最終日近くに兄が手伝って終わらせる。けど成績自体は悪くはない。
赤石 柔吾 男(48)
好き:妻、息子、娘、ゲーム(ジャンル不問)
嫌い:休日に来る仕事先からの電話、ロマンを解さない大人
特技:公私の切り替え、攻略フローチャート作り
座右の銘:【人生は楽しく、正しく、悔いることなく】
信吾の父親。子供のころからゲーム大好きなもうすぐ五十路の立派なおっさんで、自慢のゲームコレクションは息子の人生を狂わせた。気になる新作ゲームの発売日には有休をとってスタートダッシュをかますタイプの人。いい年をしているがいまだにゲームのシナリオで号泣し、気に入ったゲームのクリア後には魂が抜ける。
赤石 優美 女(43)
好き:夫、子どもたち、旅行
嫌い:ゴミの日を守らない近所の人、他人の趣味にとやかく言う人
特技:アナログゲーム全般
座右の銘:【何をしようが人生一度きり】
赤石家の優しいお母さん。大概のことは笑顔で許してくれる、包容力が限界突破したお母さん。
義父・夫・息子のゲーム狂いも特に邪険にすることはなく、むしろ一生懸命になれるものがあるならそれは素敵なことだと思っている。優美自身もたまにだが癒し系のVRゲームをすることがある。
アナログゲームがやたらと強く、トランプや麻雀、純粋な運が試される人生ゲームですら家族は誰も勝てない。
最近の悩みは息子が「米を食ってるから俺はまだ人間、調理された魚を美味いと感じるから俺はまだ人間……」と食事中に妙なことを呟いていること。
オンラインゲームで遊ぶのがメインな作品なのでリアルがどんなのとか大して意味ないかもしれませんけど、まあ人物設定ってそんなもんですよね。