突入スペシャルチームファイト6
「あいつら中々攻めて来やがらねーです。」
ケシュリがイライラした感じでつぶやいた。
「まあそんなにイライラするなよせっかくのかわいい・・・。」
「セイズうるさい黙りやがるです。」
ケシュリを落ち着かせようとしたセイズに対してケシュリがすかさず暴言を吐く。
「はいはい分ったよ・・・・ところでキリシュ何でわざわざここまで戻って来たんだ?人数的には3対5になったからって何も全員で栄光旗をがっちり守る必要はないんじゃないのか?」
1番栄光旗の近くで守備についているキリシュに向かってセイズが問いかける。
「セイズお前の言う通り3対5と人数の差こそあれどたしかに全員でここまでがっちり守備を固める必要は一見ないかのように思われるかもしれない・・・・」
「そうです。キリシュあんたが前衛に上がっていたのだからクソ生意気な猫人盗賊を倒してそのままエルフの僧侶と能無し剣士をぶっ倒して栄光旗を手に入れればよかったんです。」
キリシュに対してケシュリが直不機嫌そうに言葉をぶつけた。
「これがもしただの旗戦闘チームファイトだったら俺が少し無理をすればそれも可能であったかもしれない。しかしこれはスペシャルチームファイトましてやサバイバル実習ランクD上位10名の俺たちの結果が他のサバイバル実習参加者に納得させるための物だ。」
「た・たしかにキリシュお前の言う通りかもしれないけどよ。」
「そんな事一々考える必要なんてねーです。私の実力はすでに認められて・・・」
「それに俺は選手の控室で行ったよな俺がこのチームの全員と協力させて勝利を収めると。」
ケシュリの言葉を遮りキリシュがはっきりとした口調で話す。
「・・・キリシュお前ってホントよく分からないけど必要以上に変わっててよく分からない奴だな。」
「ほんとアサシンは何を考えているのか分からねーです。」
はっきりとした口調で話すキリシュに対してセイズとケシュリがそれぞれ自らの感じている事を言った。
「そう言ってもらえるなら俺としては本望だ。」
2人の言葉に対してキリシュが一言そう述べた。
「まあ全員でどこからでもかかってこい見たいに一応言っては見たが相手チームがそれを言われてそのまま全員で攻めてくるほど単純な連中だと俺は思ってはいないさ。」
キリシュはそう言うと前方の方を見ながら一言つぶやいた。
「さてチームBお前らはどんな作戦を立てて攻めてくるだろうか?」
そう言ったキリシュの口元はわずかだが意味あり気の笑みを浮かべているのであった。
「おいレニキス真面目にその作戦で行くのかよ。」
「あーそうだよトンロー君人数の上では僕たちの方が有利だけど全体的な実力から言ったら向こうの方が実力的な物はあるからね。」
「トンローあんたもみんなの作戦に従うって言ったろう?アタイはそれで問題ないね。」
トンローに異論はないだろうと促しながらケッシュが答える。
「レニキスさん俺も異論はないです。ただ最終的にレニキスさんとレティシアに重荷を背負わせてしまうような気がしてそこが何か申訳なくて・・・」
エッジがそう言ってレニキスとレティシアの方を交互に見る。
「エッジさんそんなに気にしないで下さい。この作戦が私たち5人のそれぞれの適材適所で実力を発揮できるものだと私は思っていますから。」
申訳なそうな顔をするエッジに対してレティシアが大丈夫ですよと言った感じで笑顔を見せる。
「そうだよ。エッジ君、このスペシャルチームファイトはサバイバル実習ランクDの上位10名の結果を他のサバイバル実習の参加者たちに納得してもらうために試験官長のヘンドリックさんが行う事にした者じゃないか。それならチーム全員でそれぞれが結果を出して相手チームの栄光旗を手にしよう。」
「レティシア・・・レニキスさん。」
エッジは再び2人の方を交互に見ると一言こう言った。
「ありがとう。」
「おいエッジアタイらの事も忘れてもらっちゃ困るよ。」
ケッシュとトンローがそう言いながらエッジの方を見る。
「よしそれじゃ作戦開始だ!!」
「おう!!!!!」
5人の掛け声がその場に響きわたるのであった。




