チームファイト作戦会議チームAサイド
「って事でこんな感じのチームになった理由だけど・・・。」
セイズがそう言って周りを見回した。
「そう言えば自己紹介がまだだったな。俺はシニエスター・バルコー正直サバイバル実習の結果は7位だったが、9位、10位のエッジ・ラングスタンとトンロー・オーズの評価が高い部分があった事が府におちず実戦で決着をつけるためにこちらのチームに入った。」
「おいらはロビオ・シャキニオ。まあ理由はシニエスターと同じような理由かな?」
セイズの言葉にシニエスターとロビオがそれぞれ自己紹介をした。
「なるほどね。俺はセイズ・クラマッシュでこっちが・・・」
「セイズうるさい黙ってて。」
セイズの紹介をケシュリがイライラした口調で黙らせた。
「私はエルフと眼鏡男を倒すだけ、セイズ含め他の奴の事は関係ない。」
ケシュリはそう言うと控室を出て行こうとした。
「おい待てよケシュリ!!」
「ちょっとそこのとんがり帽子待ちな。」
「おいらたちはお前の召使いじゃないぞ!!」
三人の声も聞こえないふりをしてケシュリが控室の扉を開けようとしたその時。
ヒューン!!
「えっ!!!」
ケシュリの頬をナイフがかすった。
「全くどいつもこいつも下らない。」
言うまでもなくナイフを投げたのはサバイバル実習第1位の男だった。
「き・キリシュ・オウウェンズ。」
ケシュリがナイフの飛んできた方を睨みつけた。
「キリシュとか言ったな?それは一体どう言う事だ?」
「俺たちの理由が下らないとは聞き捨てならないな!!」
「サバイバル実習第1位だったからって調子に乗るなよ!!」
セイズ、シニエスター、ロビオの3人もキリシュの方を睨みつけた。
「ふん?俺もお前たちの個人的な理由はどうでも良いと思ってる・・・ただし・・・」
「!!!!」
キリシュのこの言葉に4人は息を飲む。
「俺はチームになった以上この5人で完全勝利を上げる必要がある。」
「・・・・話を聞こうじゃないキリシュ。」
扉のノブから手を放しケシュリが元の位置に戻った。
「率直に言おうこのサバイバル実習上位10名のポイントはあくまで目安でしかない。」
「目安でしかない?って事はそれぞれの点数はあまり関係ないって事か?」
キリシュの言葉にセイズが反応する。
「そうだ・・だから数値だけを見て変に闘志を燃やすだけアホくさいと言う事だ。」
「も・もしそれが本当だとしたら・・・。」
「おいらたち変なところに囚われて自滅するって事だよな?」
「キリシュあなたには何か作戦があるの?」
ケシュリがそう言ってキリシュの方を見る。
「ケシュリお前の基本属性は雷だな。」
「!!!何で分かっ・・・」
「セイズお前は風だな。」
「!!おっおいなぜ分かる!!」
「シニエスターは土、そしてロビオは水。」
「な・何で分かるんだ?」
「たしかにおいらの基本属性は水だけど。」
キリシュに基本属性を言い当てられた4人はさらに驚いた顔をする。
「そして俺の基本属性は火だ。これがどう言う事だか分かるよな?」
「俺たち5人それぞれ違う基本魔法属性が揃ってる。」
「その通りだ。そして俺の見た限り相手チームの5人にも同じ事が言える。」
キリシュはそう言うと4人の方を向きながらこう述べた。
「要するにこのチーム分けは偶然的に見えて実は必然的だと言う事だ。」
そして続けてこう言った。
「そして注目するのがそれぞれの職業だ。」
「職業って言ったら俺は槍使い。」
「私は言うまでもなく魔術師です。」
「俺は斧使いだ。」
「おいらは盗賊。」
「そして俺がアサシンだ。」
キリシュはそう言うと一呼吸おきこう話しだした。
「相手チームの5人の職業は剣士、武道家、僧侶、盗賊、魔術師。その事を考えた上でこちらも作戦を立てる必要がある。俺にどうすれば良いか策がある。」
キリシュはそう言うと策を話し始めた。
「なるほど分った。」
「おいらも分かったぜ。」
「キリシュこのチームのリーダーお前にまかせるぜ!!」
「絶対に完全勝利してみせる。」
こうしてエッジたち同様相手チームも作戦を練って行くのだった。




