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旗戦闘~フラッグスファイト~サバイバル実習

教会に着くとセオンが夕食を作って待っていた。

セオンは子どもたちに手を洗ってくるように言ってその間にエッジ達4人と少し会話をする事になる。

そして子どもたちが戻ってきて夕食を食べようとした時、セオンは自分の親しい客を招いていると言い

奥の部屋の方に声をかける。そして出てきたのはなんとゴッツイだった。

ゴッツイの持って来た牛肉の好評もあり楽しい夕食の時間が流れる。

そしてある程度夕食がひと段落着いた頃セオンがゴッツイに子どもたちを奥の部屋で遊んでおいてもらうように頼み込み、ゴッツイの一声で子どもたちは全員おとなしく奥の部屋の方へと入って行った。

そして残されたエッジたちにセオンがある意味あり気の内容の事を言うのであった。

「それでは早速本題に入りましょうか?」

セオンがいつもの涼し気な目で語り始めた。

「あなたがた4人はそれぞれDランクでソロファイト、そしてペアファイトを行って来ましたよね?」

「そ・それが一体どうしって言うのさ?」

ケッシュがセオンの方を睨みつけながら答える。

「セオン様の言う通りたしかに私たちはソロファイト、ペアファイトともに行っては来ましたけどそれがどう言う事に繋がるのですか?」

ケッシュとは反対的にレティシアが静かにセオンに質問の意味を解いた。

「お前たちペアファイトが終わった後キワメのじいさんの元チームを結成しただろ?」

セオンに代わりゴッツイが口を開いた。

「たしかにゴッツイ・タフガンさんのおっしゃる通り俺たちは4人でチームを結成しました。」

ゴッツイの言葉にトンローが答えた。

「トンローの言う通り俺たちはキワメさんの助言の元4人でチームを結成した。キワメさん曰くなんか俺たちはチームを結成する上で良い要素があるらしく、俺が火、ケッシュが風、レティシアが水、そしてトンローが土の生まれ持った基本魔法属性がそれぞれ違ってて後1人基本魔法属性が雷のメンバーがいればバランスの良いチームとしてチームファイトに参加出来るって言われた。」

「その話をする前にキワメ様は私たち4人同時に特別レッスンとして稽古をつけてくれました。相手の属性魔法を感じ取る感受性を身に着けるために。」

キワメから教わった事をエッジとレティシアが口々に話した。

「あのその時キワメさんから訊いたんですけどゴッツイさんとセオンさん後国王直属の女流剣士であるエレナ・フレイルさんたちも生まれ持った基本魔法属性がそれぞれ違うとも聞きました。」

「3人がアタイの言いたい事ほとんど言っちゃたけど、その上であんたらは何が言いたいのさ?」

ケッシュが鋭い表情で今度はゴッツイの方を見た。

「いやーキワメのじいさんから俺らもお前たち4人がDランク内でそれぞれ実力をつけて来たって話は聞いてはいたんだぜ。」

「ちょっと待てゴッツイ!!たしかに俺が初めて旗戦闘~フラッグスファイト~ソロファイトデビューの受付に連れていった時、キワメさんとはそれなりに親しい間がらだとは思ってたけどまさか俺たちの日ごろの様子を伝えあうほどの仲だったのかよ?」

ゴッツイにさんを付けるのも忘れてエッジが叫んだ。

「ゴッツイさんがキワメ様から話を聞いていたと言う事はセオン様も私たちの様子を聞いていたと言う事ですか?」

レティシアがセオンに向かって問う。

「さーてそれはどうでしょうかね?」

レティシアの問いにセオンがはぐらかすような口調でほほ笑む。

「ちょっとあんたらそれは趣味が良いとは言わないんじゃないかい?」

「まあまあ気持ちを抑えてケッシュちゃん。でも逆に言えば俺たちキワメさんにある程度認められてるって事だよな。」

トンローはそう言うとうれしそうな顔をした。

「それでゴッツイとセオンさん、あんたらは俺たちに一体何を伝えたいんだ?」

エッジがゴッツイとセオンの表情をゆっくりと見る。

「それじゃ単刀直入に言おうとしようか俺たちがお前たちに伝えたい事を。」

ゴッツイのこの言葉にエッジたち4人は息をのみゴッツイの言葉を待った。

「お前たちには旗戦闘~フラッグスファイト~Dランクの選手が集まるサバイバル実習と言うものに参加してもらいたい。」

「さ・サバイバル実習?ちょっと待てよゴッツイそんな話聞いた事ないぞ!!」

「セオン様私も知りませんよ。旗戦闘~フラッグスファイト~にサバイバル実習なんてものがあるなんて・・・」

エッジとレティシアが戸惑ったように口々に言葉をもらした。

「エッジお前が知らないのは当然だ。だって初めて話したんだからな。」

「レティシアあなたが知らないのもゴッツイ同様同じ理由です。」

戸惑う2人にゴッツイとセオンがそれぞれ笑いながら言う。

「・・・にゃるほどそう言う事だったのかい・・・」

「親父が言ってたから話半分に聞いてたけどまさかホントに行われてるとはな。」

「な・トンローお前サバイバル実習の事何か知ってるのか?」

「ケッシュさん何がなるほどなんですか?」

2人とは対照的に何やら冷静なケッシュとトンローにレティシアとエッジは答えを求めた。

「旗戦闘~フラッグスファイト~サバイバル実習、それぞれのランクである程度の成果を出してる選手のみが参加出来る所謂る特別的な制度なんだよ。」

「親父から訊いた話だとサバイバル実習参加の成績上位10名は上のランクに上がれるって話なんだ。」

「旗戦闘~フラッグスファイト~サバイバル実習・・・。」

その事を知って心の中で何かが高ぶって行くエッジなのであった。

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