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眠れるキワメ・ジュウオン

それぞれのソロファイトが終わった後、自らが4人纏めて特別レッスンをつけてやると言うキワメ。

キワメに連れられて4人が到着したのは戦旗場をまねてつくられた4分の1ほどの広さの部屋であった。キワメは舞台の真ん中に立つとそれぞれ東西南北に1人ずつ立つように言い、自分を一歩でもその場から動かせばそちらの勝ちだとニィーと笑ってみせるのであった。

「その場所から一歩でも動かせたら俺たちの勝ち?本気ですかキワメさん。」

「あー本気じゃよエッジ。ついでにお主らは戦闘不能、もしくは降参しない限りは継続じゃからの。」

「おいおい幾らなんでも俺たちの事馬鹿にしすぎてやしないか?」

「面白いね。アタイはこう言う感じで来られるの嫌いじゃなよ。」

「キワメ様がせっかく作ってくれたこの機会全力で使わせてもらいます。」

キワメの言葉にトンロー、ケッシュ、レティシアの3人がやる気を見せている。

「わかったよ。キワメさん。俺も全力で挑ませてもらおうと思う。」

「わざわざ言わんでもそのくらいの気持ちできてもらわんとこちらも張り合いがないからのお。」

キワメは4人をそれぞれ見回すとわざとらしく大きな欠伸をした。

「このクソじいさん俺らの事完璧に舐めてやがる。」

「アタイの一撃で驚かせてやるよ。」

「キワメ様よろしくお願い致します。」

「よしそれじゃ4人ともそれぞれ東西南北の位置にそれぞれ立つのじゃ」

キワメがそれぞれの戦闘位置に立つように指示を出した。


「よしどうやらそれぞれ戦闘位置に着いたようじゃのう。」

キワメが四方を見回して確認をした。

東にトンロー、西にケッシュ、南にレティシア、そして北にエッジがそれぞれスタンバイした。

「それではお主らの好きなように攻めて来たまえ。」

キワメはそう言うとその場に寝っ転がった。

「な・なめたマネした事絶対に後悔させてやるぜ!!」

トンローはそう言うと勢いよく走りだしそのままキワメに殴りかかろうとした。しかし・・・

「うわー!!!!!!」

次の瞬間トンローの身体はものの見事にはね返された。

「なっ!!何が起こったって言うんだい?」

「キワメ様にふれてもいないのにトンローさんの身体が一瞬で跳ね返された。」

いったい全体何が起こったと言うのだろう?

これに似たような展開はスペシャルファイトで観た事はある。しかしそれはあくまでもある程度の戦闘の意思を持って臨んでいた場合の事だ。

「キワメさん。ただ寝っ転がっているだけなのになぜ?」

「おーいどうしたんじゃ?攻めてこんのならワシは昼寝をさせてもらうぞ。」

キワメは完全に目をつぶりその場でいびきをかき始めた。

「面白いその態度をとった事アタイが後悔させてやんよ。」

ケッシュが物凄いスピードで駆けて行き

「くらえ疾風足刃っ!!きゃあー」

トンローの時と全く同じようにケッシュの身体は攻撃する前にはね返された。

「ウウウンゴオオオー!!!!」

しかしそんな事は全くなかったかのようにキワメはいびきをかいて眠っている。

「近づけないなら遠距離から属性魔法を放つしかないですね。」

レティシアはそう言うといつものように詠唱を始めた。

「水球連弾っ!!!えっ!!」

レティシアの放った水属性魔法ははね返されるとそのまま四方へと飛び散った。

「ぐわぁ!!」

「うひゃぁ!!」

「きゃあ!!」

「くぅ!!」

はね返された水球連弾はトンロー、ケッシュ、レティシアの3人そろぞれクリーンヒットし、残るエッジの身体をも霞めた。

「みんな大丈夫か!!」

エッジがクリーンヒットした3人に声をかける。

「く・なんでレティシアちゃんの水属性魔法がはね返されるんだよ?」

「アタイの身に纏った直接的な属性魔法だけじゃなく間接的な属性魔法まで跳ね返されるのかい。」

「キワメ様の実力がセオン様以上だと言う事は分かってるつもりでした。でもまさかここまでだなんて・・・しかも完璧に居眠りした状況で・・・」

「居眠りしながらにしてあらゆる攻撃を跳ね返すなんて一体どうしたら?」

エッジはない頭素絞ってなんとか考えようとするが、どうしても良い考えが浮かばない。

「よしこうなったらしょうがない一か八か全力で4方向からキワメさんめがけて攻撃しに行くしかない。」

「く・くやしいがお前の言うようにそれしかなさそうだな・・・」

「こうなったらヤケだね。」

「私は物理攻撃には全く向いていませんが、他に方法はないみたいですね・・・」

エッジの作戦?に3人が頷く。

「ガスカピーグスプー。」

そんな4人のやり取りなどまるで感ぜずかのようにキワメはさらにひどいいびきをかいて眠りこけている。

「よし、それじゃ4方向からキワメさん。目がけて同時にぶつかって行こう!!!」

「言われなくてもそのつもりだぜ!!」

「了解したよ!!」

「全力はつくします!!」

4人はそう言うと同時に攻めの姿勢をとった。

「いくぞ!!!」

「おーう!!!」

エッジの掛け声の元トンロー、ケッシュ、レティシアが同時にキワメに向かって駆けだしたしかし。

「うわぁーーーーーー!!!!!!!!」

今までにないくらいの勢いで4人の身体はそれぞれの方向へと吹っ飛ばされた。

「・・・・・・・ぐぅ」

「・・・・・・・はぁ」

「・・・・・・・すぅ」

「・・・は・・・反則すぎ・・・うぅ」

こうしてエッジたちは意識を失うのであった。


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