ペアファイト勝利時の条件
装備品を整えてキワメの元に戻ったエッジとレティシア。
しかしレティシアからエッジにプレゼントしたラブフレイムブレイドの魔法のアクセサリーがなくなっている事をキワメから教えられる。急いで探しに行こうとするエッジとレティシア。
そんな二人をキワメが待ったをかける。
キワメはラブフレイムブレイドを盗った犯人の宛があてがあるとして2人に情報を話す。
キワメの言葉通り2人はアクセサリーを盗った猫人の少女ケッシュ・リマを見つけ出す。
しかしケッシュは返してほしければ自分とペアファイトを行って勝利する事を条件に挙げて来る。
そして・・・ケッシュの元に現れた相棒にエッジとレティシアは思わず驚きの声をあげるのであった。
ケッシュのペアファイトの相棒を見た2人は同時に息をのんだ。
「お・何だ誰かと思ったらエッジとレティシアちゃんじゃないか・・・」
「うん?なんだトンローこのカップルさんたちと知り合いなのか?」
ケッシュがトンローに訊ねる。
「あーその通りだよケッシュちゃん。」
ケッシュの問にトンローがそう答えた。
「トンローお前その娘と知り合いなんだろう?たのむからその娘が持ってるアクセサリーを返してもらえないか?」
「ふん嫌だね。なんで俺がお前の言う事を訊かなくちゃい・・」
「あのトンローさんお願いします。それは大切な物なんです。」
レティシアが丁寧にお願いをした。
「レティシアちゃんがそう言うのなら仕方がない・・・うぐっ!!」
「このエロ豚野郎何勝手な事言ってるんだい。下心見え見え何だよ。」
レティシアの言葉にすんなりアクセサリーを返そうと考えるトンローに対してケッシュが思いっきり股間に蹴りを入れた。
「ご・ごめんよケッシュちゃん。」
股間を蹴られたのにも関わらずトンローはまんざらでもないような顔で答えた。
「トンローお前どうしようもない変態だな。」
トンローの様子にエッジが呆れた顔でトンローの方を見た。
「と・トンローさん大丈夫ですか?」
呆れた顔をするエッジに反してレティシアが心配そうな表情でトンローの方へかけよろうとした、その時
「きゃあん!!」
レティシアが何とも言えない声をあげた。
「そこのレティシアとか言われてるお姉さんちょっとあそこがデカいからって調子にのってるんじゃにゃいよ。」
電光石火の早業でレティシアの背後に周りこんだケッシュがレティシアの豊満な胸を鷲掴みにして怒った表情を浮かべている。
「ちょ・ちょっとお願いだからやめ・」
「調子に乗りやがってこうしてやるぅー」
「あっやめてぇ~~」
レティシアのお願いも虚しくケッシュはレティシアの豊満な胸を力いっぱい揉みしだいって行く。
「おうワンダーフォー。この絡みはたまりませんなー。」
レティシアとケッシュのやり取りを見たトンローはいけない顔でニヤけている。
「こ・こらトンロー何ふざけた事言って・・・」
と言ってトンローに文句しようとするエッジだが何故だか表情が同じくニヤけてしまう。
「え・エッジさーんみてないで助けてくださあーん。」
「ほらほらどうしたこのど変態女が!!!」
助けを求めるレティシアに対してケッシュはさらに責め続けるのであった。
「はぁはぁはぁどうだ参ったかこのど変態女が。」
「ふぁへぇあほぉあー。」
ケッシュの言葉にすっかり疲れ切った声をあげるレティシア。
そしてその光景を黙って見ていたトンローとエッジ。
「ふんっ余計な事で時間を食ってしまったが本題に入ろうか。」
ケッシュがそう言って口を開こうとしたが、
「おおおレティシアちゃんがはぁはぁ。」
「ふざけるなよトンローでへへへ。」
ケッシュの言葉をよそに2人はレティシアの方を見てる
「こ・このど変態どもがぁー!!!」
キーンコーン!!!!
物凄い音がしてエッジとトンローはその場に倒れこんだ。
「い・痛いよケッシュちゃんだけどそこが最高!!」
少ししてトンローがゆっくりと起き上がった。
「くぅ痛ててててて。」
エッジも苦しみながら何とか立ちあがる。
「よし!!アタイは決めたぞ、あんたら2人とアタイら2人でペアファイトをやる。あんたらが勝ったらこのアクセサリーは返してやる。そしてアタイらが勝った時には・・・・」
ケッシュはそこまで言って敢えて沈黙した。
「な・もしそっちが勝ったら・・・」
ケッシュの沈黙にエッジに緊張感が走る。
「そこのレティシアをアタイが好き放題する権利をもらうよ。」
「なっ!!」
「えっ!!」
「ふぅぇ!!」
ケッシュの言葉にエッジ、トンロー、レティシアがそれぞれ声を挙げた。
「どうだいこれなら公平な条件だろう?」
ケッシュはそう言うとケッシュはニヤリとした顔で笑った。
「さ・流石ケッシュちゃんそれグッドアイディ・」
「あんたは黙ってろこの変態豚野郎!!」
欲情しているトンローに対してケッシュが思いっきりケツを蹴っ飛ばすのであった。
「ちょ・ちょっとまって下さい私そんな条件のめません。エッジさんもそうですよね?」
ケッシュの必要な責めのダメージから何とか立ちあがった。レティシアがエッジに賛同を求めた。
「えっ!!いやうーんどうかなー?」
レティシアの賛同に深く頭を悩ませるエッジ。
「え~エッジさんなんでそんなに深く考えこんでいるんですかぁ~!!!」
考えこむエッジに対してレティシアが困り切った声を挙げた。
「別にアタイはどっちでも良いんだよ。条件を飲まないと言うのであればこの話はなかったって事になるだけなんだからね。」
ケッシュはそう言うと意地悪くレティシアの方を見た。
「わ・分かりました。その条件のりましょう。」
「ふっ!!」
「でへぇ!!」
「おおっ!!」
レティシアの言葉にケッシュ、トンロー、エッジが反応する。
「ただし私たちが勝った時の条件をもう1つ増やしてもらっても良いですか?」
「???条件を増やす?」
レティシアの言葉にケッシュが首を傾げる。
それはトンローもそしてエッジも同じであった。
「私たちが勝った場合ケッシュさんあなたの肉球をぷにぷにする権利を私に下さい。」
「!!!!」
レティシアのこの発言に対してケッシュが驚いたような顔をした。
「私にあれだけの事をしたんです。それくらいの条件が付かないと割が合いません。」
驚くケッシュに対してレティシアが当然ですとばかりに言い放つ。
「くくく面白い事言ってくれるじゃないかあんた面白いその条件飲もうじゃないか。」
強く言い放ったレティシアに対してケッシュもまた強い口調で言い放つのであった。