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エレナ&セオン スペシャルファイト

ソロファイト初日3連戦に挑んだエッジ。しかしソロファイトデビュー戦の時よりも圧倒的に身体が動く事に疑問を持ち、レティシアの回復魔法があるにしてもあまりにも良く行きすぎてるとキワメに訊ねる。

エッジの問をはぐらかすキワメだったが、最終的にレティシアがエッジにプレゼントした魔法のアクセサリーラブフレイムブレイドが要因だったと言う事を伝える。こうしてエッジはソロファイト3連戦の日々に突入して行くのであった。

ソロファイト1日3連戦が続いて2週間が過ぎたある日キワメがとある提案をしてきた。

「どうじゃいエッジ剣術の腕は上がってきている感じかのう?」

「キワメさんそれなんだけどさ最近なんか停滞気味って言うかレティシアの回復魔法もほとんど必要ないくらいにすぐ勝利しちまうから正直ちょっと飽きてきてるんだよ。」

キワメに言われエッジは素直に思ってる事話した。

「キワメ様エッジさんほんとにすごいんですよ。毎日精肉の配達の仕事や私の仕事の手伝いをやってからソロファイト3連戦に臨まれてるんですけど、日に日に力が上がって行って私の選手待合室での回復魔法もほとんど使わずにすんでるです。なので私の方もちょっと物足りないような気分になっているんです。」

レティシアも正直な感想をキワメに述べた。

「ふむそうか・・・そろそろ次の段階に行っても良さそうじゃな。」

「って事はレティシアとペアファイトデビューさせてもらえるって事か?」

エッジは期待に胸膨らませるような顔でキワメの方を見た。

「まーそうあせるでない。今日この後ちょっと面白い取り組みが組まれている2人ともそれを見学していけばよい。」

「わかりましたキワメ様。エッジさん面白そうですし見学して行きましょうよ。」

レティシアがエッジの方を見ながらそう誘ってきた。

「うん?まあレティシアがそこまで言うなら見学して行くかな。」

「やったありがとうございます。エッジさん。」

レティシアが本当にうれしそうに飛び跳ねた。

「どうやら決まりのようじゃな。」

キワメがそう言うとニヤリと笑った。

「あっだけどキワメさんその取り組みの前に俺の選手カードのデータの更新をお願いしても良いかな?」

「あー構わんよ。それじゃ2人ともワシについて来なさい。」

こうしてエッジとレティシアはキワメの後に続くのだった。


「だぁー何でだよぉー!!!」

エッジはそう言うと観客席で突っ伏すのであった。

通算43連勝していたのにも関わらずエッジのランクはDのままだった。それどころか属性魔法の鍛錬の方もレティシアに協力してもらっているにも関わらず思ったほど効果が出ていないのであった。

「エッジさん、そんなに落ち込まないで下さい。今はまだ結果に出ていなくてもその内属性魔法が使えるようになりますよ。」

落ち込むエッジを何とか元気づけようとするレティシア。しかし今のエッジにはそれは効果がないのであった。

「それにしてもなんかもの凄い観客の数ですね。」

「うんそう言われてみれば俺がソロファイトやってる時とは偉い違いだな。」

レティシアの言葉にエッジもそう言って反応する。戦旗場全体がほぼ満席でありあちらこちらにあらゆるおそらくエッジたちよりも格段にレベルが高そうな選手らしき人物たちの姿もちらほらと見受けられる。

「キワメさんは面白い取り組みが組まれてるって言ってたけど一体何が起こるって言うんだろう?」

「おそらくキワメ様の考える事ですからきっとエッジさんにとってプラスになる事だと思いますよ。」

「そうだと良いんだけどな。」

レティシアの好意的な言葉にエッジはあまり期待していないと言うような口ぶりで答えた。

「会場の皆様長らくお待たせ致しました。只今より旗戦闘~フラッグスファイト~スペシャルファイトを行います。それでは選手入場!!」

実況がそう言ったかと思うと東側から2人の選手が登場した。

「あっ!あれって。」

「せ・セオン様一体なんで!!」

・エレナ・フレイル 30歳 キンリーン王国国王直属女流剣士 ランクA

・セオン・ディグラクト 36歳 キンリーン王国フェイワーズ教会神父 ランクA

2人の登場に戦旗場全体が大きな歓声に包まれた。

それではただいまよりスペシャルファイトを行います。

実況がそう言ったかと思うと西側から30人くらいのキンリーン王国兵士が登場した。

「なっ2人に対して相手は30人明らかにおかしくないか?」

「それがスペシャルファイトなんだよ。」

ふとそう言ってエッジは隣の席を見た。

「ようエッジ・ラングスタンしばらくぶりだな。」

そこにはソロファイトデビュー戦で戦ったトンローの姿があった。

「エッジさんそちらの亜人種豚人の方と知り合いなんですか?」

レティシアがエッジの方を向いて訊ねた。

「あっ!!もしかしてそちらにいらっしゃいますはエルフの方ですか、私トンロー・オーズと申します以後おみしりおき・・」

トンローがそう言い終わろうとした時

バコン!!!

「いってぇー何しやがるこの野郎。」

そう言うまでもなくエッジがトンローの頭を一発叩いたのだった。

「え・エッジさん、ちょっとそれは良くありませんよ。」

エッジの行為をレティシアが注意した。

「ふんまあ良いそれよりもこれから始まるスペシャルファイトは見ものだぞ。」

それでは只今より、エレナ・セオンペア対キンリーン王国兵士団のスペシャルマッチを行います。

戦旗場中の空気が突如張り詰めたような感じになった。

「旗戦闘~フラッグスファイト~スペシャルファイト開始!!」

「いざかかれーおう!!!!!!!」

次の瞬間30人の兵士団が一斉に2人に向かって突撃していった。

しかし・・・

相手サイドに入ったとたん兵士たちは次から次に声1つあげず倒れこんだのである。

「い・一体何が起こったって言うんだ?2人とも何もしてないよな?」

「あれはまさか・・・」

「エルフのお嬢さんも気がつきましたか。」

レティシアとトンローが口々にそうつぶやいた。

「それでは西側よりさらに30人の兵士団を投入いたします。」

実況がそう言うと西側から30人の兵士団が現れた。

「ひるむなかかれー!!!」

しかしその兵士たちも同じく相手サイドに入ったかと思うと声1つあげず倒れこんだ。

「ほんとに一体何が起こったって言うんだ?」

何かに気がついているレティシアとトンローに対して全く分けが分からず考え込むエッジなのであった。


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