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キンリーン王国魔法のアクセサリー屋

レティシアと行動を共にする事になったエッジ。

レティシアに案内されてやってきたのは城下町の噴水広場だった。

そこでレティシアを慕うたくさんの子どもたちと出会うエッジだったが・・・

子どもたちに水風船をぶつけられる事になり、それを止めに入ったレティシアがバランスを崩し

二人は噴水の中に倒れこむのであった。

「エッジさんほんとの本当にごめんなさい。」

「だ・大丈夫だよレティシアちょうど暑かったから水浴びしたかったんだ。」

謝るレティシアに対して大丈夫感を出すエッジ。

「それにしてもみんな悪ふざけが過ぎます。エッジさんに謝りなさい。」

レティシアはそう言うと子どもたちを注意した。

「ご・ごめんなさい。」

レティシアの言葉に子どもたちは意外と素直にすぐ謝った。

「そう分かれば良いんですよ分かれば。」

謝る子どもたちに対してレティシアは笑顔を浮かべた。

「みんな良い子ね。それじゃお姉ちゃんからちょっとしたご褒美をあげる。」

レティシアはそう言うと何やら詠唱を始めた。

「清涼空間。」

次の瞬間青い色をした膜が子どもたちを覆った。

「わぁーきもちいありがとうレティシアお姉ちゃん。」

子どもたちはそう言うとレティシアにお礼を言った。

「レティシア今のってもしかして水属性の魔法か?」

「はい、暑さで疲れ気味だった子どもたちに対して涼しさでリフレッシュする所謂回復魔法の一種です。」

レティシアはそう言うとニッコリ笑って頷いた。

「それじゃみんな私はエッジさんを他の場所に案内するからまた今度ね。」

「はぁーい。レティシアのお姉ちゃんまたね。」

「それじゃエッジさん商業地区の方を案内しますね。」

レティシアはそう言うと歩き始めた。

「みんな楽しかったぜまた今度な。」

エッジも子どもたちに向けて声をかけた。

しかし子どもたちはすでにエッジの方すら見ていなかった。

くそあのガキども今度会う時は覚えとけよ。そう心の中で思うエッジなのであった。



商業地区に着くとレティシアはいろいろな店を紹介してくれた、果物屋 野菜屋 魚屋 薬屋どの店もそれなりに繁盛している。

「エッジさん、ここのアクセサリー屋が私の中での1つのお気に入りスポットなんです。」

レティシアはそう言うと1つの店の前で足を止めた。

「エッジさんとりあえず中を案内しますね。」

レティシアはそう言うとアクセサリー屋の扉を開け中に入って行った。エッジもそれに続けて中に入るのであった。

「こんにちはレティシア、おや今日は他にもいるんだね。」

店に入ると年配の眼鏡をかけたおばあさんがレティシアに声をかけた。

「こんにちはモーマさん、この人はエッジ・ラングスタンさん、理由があってキンリーン王国内を案内して回ってるんです。」

「あっエッジ・ラングスタンです。よろしく。」

レティシアの紹介を受けてエッジも自らモーマに向かって挨拶をした。

「ほおほおなるほどね。」

モーマはそう言うと微笑ましそうな表情を浮かべた。

「エッジさんこのモーマさんのアクセサリー屋は普通のアクセサリー屋ではないんですよ。」

「えっどう言う事?」

レティシアの言葉にエッジはすかさず問い返した。

「ここで扱っているアクセサリーには主にフェイワーズ基本五大属性の力が宿ったものを置いてあるんだよ。」

エッジの問い返しに対してモーマがそう説明した。

「えっ!!って事はそれなりに高いって事ですよね?」

「そりゃたしかにそう言うものもない理由ではないさ。ただし一般の者でも買える安い物も取り扱っておるよ。」

モーマはそう言うとある一部のコーナーを指さした。

「エッジさん、案内のついでです。私が1つエッジさんにアクセサリーをプレゼントしますよ。どれが良いですか?」

レティシアがそう言うと笑顔でコーナーの方を見つめている。

本来だったら男の方が女性にアクセサリーをプレゼントするべきなのであろうがエッジは今文無しである。それにせっかくレティシアがアクセサリーをプレゼントしてくれると言っているのならそれを断る理由などエッジの中には存在しない。

「それじゃありがたくお言葉に甘えさせてもらおうかな。」

エッジはそう言うと一部のコーナーに目を向けた。するとふと1つのアクセサリーが目にとまった。

「この剣に炎があしらわれている奴でも良いかな?」

エッジはアクセサリーを取りレティシアに見せた。

「流石、剣を扱うエッジさんにお似合いのアクセサリーですね。わかりました。モーマさんこれいくらですか?」

「500グロウだよ。それにしてもエッジさんとやらあんた中々良い物をえらんだね。」

会計をしながらモーマがそう言ってエッジに声をかけた。

「はい、エッジさん。」

「ありがとう。」

レティシアから剣に炎があしがわれているアクセサリーをうけとるとエッジは首につけた。

「それじゃモーマさん、また来ますね。」

「ほいいつでも大歓迎だよ。」

「ありがとうございました。これ大切にします。」

こうした一連のやり取りをした後

エッジとレティシアはモーマのアクセサリー屋を後にした。



「それではエッジさん今日はもう暗くなってきたので続きはまた明日。」

教会の所に戻って来るとレティシアはそう言って手を振りながら教会の中へと入っていこうとした。

「レティシア今日はほんとにありがとう。また明日もよろしく!!」

「はいまたあし・・」

エッジの言葉にそう反応したのも束の間レティシアは堂々とその場に倒れこむのだった。

レティシアってほんとよく転ぶよな・・・

苦笑いの笑顔で立ち上がるレティシアを見てエッジはそう思ったそして・・・

でもやっぱりそこがかわいいんだよな。

そんな事を考えるエッジなのであった。

こうしてレティシアとの同行動の初日が終わるのであった。


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