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『 賞味期限 』

作者: 熊葵

口に手足が生えたような奇妙な姿の怪物は、とんでもなく大きかった。


「星喰いが遂に俺たちの星にまで」


宇宙から飛来した怪物。

『星喰い』と呼ばれ宇宙中から恐れられている化け物が、地球にやって来てしまったんだ。



その名の通り、星喰いは躊躇うことなく地球を食べ始めた。


人類の築き上げてきた文明などお構いなし。

ビルも車も道路も人も、奴は地面ごと全て丸飲みにしてしまう。


……ああ、もう地球はおしまいだ。












『ええ、つまり、謎の地上絵の正体は』


星喰いは大陸を一つ飲み込んだ直後、何かを見つけ何故か地球から逃げるように去っていった。


その『何か』が、今テレビに映し出されている謎の地上絵。

幾つかの数字の羅列に見えなくもないその地上絵は、どうやら星喰いを追い払う古代人のおまじないだったらしい。


それのお陰で、地球は助かったんだ。

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