表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
殺シ  作者: みーちょ
5/6

第四章

先生が泣き崩れたあと4人は慌ててそばに寄り、どれだけの恐怖だったのかと支えながら思ったのだった。

そのあと4人は話し合い、山に行くのをやめようかと話した。女子二人は行くのをやめたかったが

涼介が先生の話を聞いても好奇心のほうが勝るのか絶対に見つけると息巻いたのだった。

どれだけの恐怖と後悔が襲うとも知らずに・・・



登山当日の早朝、涼介は駅前にいた。

みんな来なくてもしょうがないよな・・・と思いながら出発しようとしたら、

涼介!と呼ぶ声が。振り向くと3人とも登山用の荷物を持って立っていた。

「あんな1人で行くつもり?ウチらも行くわよ」

浩二と薫もうなずく。

涼介はいい友達を持ったなと思いながら3人と合流したのだった。

電車を乗り継いで2時間ぐらいで目的の山に着いた。

山に着いたときの天候は晴れ。絶好の山登りの日だった。

「とりあえず先生がヤツを目撃したところまで歩いてみようか」と涼介が言った。

「そうだね。まだ明るいしとりあえず行ってみよう」

まだ日も高く晴れていたから恐怖が薄れてきたのかそれぞれ登山を楽しみながら目的地を目指した。

しばらくして先生が目撃したという場所に着いた。

その場所はまだ日が高いにも関わらず薄暗くて不気味な場所だった。

「この辺だったよな?先生の言ってた場所って。。」

「そうだね、確かこの辺だと思う。」

年数がたっているせいかわかりづらいが血の痕らしきものが地面にある。よく見るとその痕は点々と

森の奥へと続いている。

「行ってみよう」

先頭きって涼介がずんずんと森の奥へ入っていく。森の奥はより一層薄暗く不気味で殺人鬼がいても

おかしくない雰囲気だった。

しばらく進むと一軒の小屋が見えてきた。

「おい、なんか見えてきたぞ。・・・・な、なんか雰囲気ヤバくないか・・?佳美離れるなよ。後ろの二人も」

「うん、わかってる」

そっと小屋に近づくとものすごい異臭がしてきた。4人は、うっ・・・と吐き気を催したがなんとか我慢して

窓に近づいた。窓から見えたものはこの世とは思えないほどの惨状だった。

床いっぱいに人間だと思われるバラバラにされたモノ、臓器、血、血、血・・・

「お、おい・・なんだこれ・・ひでぇってもんじゃねえぞ!」

「おい!涼介、声がでかい!・・・!?」

「あっ・・・涼介・・う、うしろ・・」

全身から出ている腐臭、血生臭い匂い・・

「ダレダ・・・?」

4人は驚き、あまりの恐怖で動けなくなった。

涼介以外の3人が恐怖の表情で見ているとヤツはガシっと涼介の頭を鷲掴みにした。

「お、おい!なにすんだ!!」

必死の抵抗もむなしく引きずられそうになる。

「た、助けてくれ!佳美!薫!浩二!」

ハッと我に返った3人は涼介を助けようとした。

だが、3人がかりでもヤツの力には勝てず涼介は引きずられていった。

「りょ、涼介!!い、嫌・・・嫌ーーーー!」

泣き崩れる佳美の肩を抱きながら薫は

「佳美、まだ殺されたわけじゃないよ!涼さんを助けに行こう?気をしっかり持って!

浩二もいいよね?」

「あ・・あぁ・・」

このとき、浩二はあまりの恐怖で逃げ出したい気分だった。最初は薫の身になにかあったらと

思ったからついてきたが、俺はまだ死にたくない・・!隙をみて逃げよう。。

浩二がそんなことを考えているとは露知らず、薫は涼介を助ける計画をたてていた。

(アイツいつの間にか涼さんの後ろにいた。。どっかに裏口がある・・・?)

「ねぇ二人ともちょっと聞いて。アイツいつの間にか涼さんの後ろにいたよね?どっかに裏口があるんじゃない?」

「・・・確かに。。ウチら窓から覗いてて玄関らしきもの見えてたけどアイツの姿は見てないね。。」

「たぶん、アイツは裏口から出入りしてるんだよ。涼さんもきっとそこじゃないかな?裏口を探そう」

「うん、探そう。涼介を助けなきゃ」

「・・・あぁ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ