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殺シ  作者: みーちょ
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第三章

ザシュ。。!ザシュ・・・!ヌチャ・・・


涼介と浩二が図書館で調べてる頃、T山では殺人鬼が殺した男を解体していた。

壁一面には血や肉片が飛び散り、床には血だまりや男の体から滑り落ちた臓器が転がっていた。

「へへ・・ハハハ」

殺人鬼は笑いながら解体する。

人の体がバラバラになっていくのを楽しむように。

「ハハハ!オワッタ、、ツギノヤツ、、」

今回殺した男を解体し終わった殺人鬼は新たな獲物を求めて山に行った。

「ツギハ、オンナ、、ガイイ。」





佳美と薫は講義が終わってもしばらく教室に残って話をしていた。

「T山にはいつ行こうか?薫はいつがいい?」

「うーん、バイトの予定も見てみないとわかんないや。」

「そっか、そうだよねぇ。空いてる日がわかったら教えてね。涼介には聞いておくから浩二くんには薫から聞いてね」

「う・・・わかった・・・」

「まぁまぁそんな気を落とさないで。私から聞いたら怪しまれちゃうよ?」

「そう、、だよね」

ほんとはアイツの顔も見たくないんだけど、まぁ登山が終わるまでの辛抱かな。。。

薫がそんなことを考えていると涼介と浩二が教室に入ってきた。

「よう!まだ教室にいたのか。真面目に講義受けてるねぇ」

「なによー涼介。あんたもたまには真面目に講義受けたら?ちょっとは私たちを見習いなさいよね」

「だってよ、ちょーねみぃんだもん」

確かに関先生の講義は眠い。講義を受けてる生徒の大半が寝てるだろう。

「だからって寝ていいわけないでしょ!単位落としたらどうすんのよ?」

「なんとかなるなる♪」

「まったくもう・・・考えなしなんだから・・・」

「ってそんなことより俺ら図書館で事件のこと調べてたんだけど気になる記事を見つけたんだよ。5年前にも

T山で同じような事件があったんだ。しかもそのときに犯人を見た人がいるんだよ」

「えっ!?目撃者がいたの?その人生きてるの?」

「生きてるもなにもこの大学の卒業生だったんだ。山岳部に入ってた人らしい。」

「山岳部・・・」

「どうしたの?薫」

「確か山岳部の顧問って関先生じゃなかった?」

「マジか!関先生に話聞けないかなぁ・・・(チラッ)」

「(涼介のやつ・・わかってるからこっち見んなよ・・)」

「あー、、薫。」

「な、何?」

もう名前を呼ばれるだけで身構えちゃうんだよね・・。

「薫は先生たちからの評判もいいし、それとなく話聞けないか?」

「え~・・・無理だよぉ。そんな込み入った話できる人じゃないじゃん・・」

「大丈夫だって。薫なら」

「なんの確証があってそんなこと言うの?ヘタしたら私が嫌われるじゃん」

浩二は困った顔を涼介に向ける。

涼介が何かを言いかけたとき教室に関先生が入ってきた

4人とも一斉に顔を向ける。

「まだ残っていたのか?早く帰りなさい」

3人とも薫の顔を見る。薫は渋々聞くことにした。

「あの・・・関先生、お聞きしたいことが・・」

「ん?なんだね?」

薫は戸惑いがちに聞いてみた。

「昔ここの大学に山岳部があったと聞いたんですが、関先生が顧問だったとか。。」

「あぁ・・・そんなこともあったなぁ。。でもどうしてそんなことを?」

「じ、実は・・私たちT山で起きた事件を調べてみようと思ってまして・・」

「・・!!悪いことは言わない、やめなさい!あ、あいつは・・あの殺人鬼に見つかったら・・

生きては帰れない」

「・・・」

みんな関先生の動揺ぶりにびっくりして呆然としてしまった。

先生は当時のことを話はじめた。

「5年前私はみんなを連れてT山に行ったんだ。1日目はなにもなく、ヤツが現れたのは2日目だった。

当時登山に参加したのは7人。登山中に1人消えたんだ。トイレかと思ったんだがいくら待っても

戻ってこなくて探しに行った。そしたらちょっと登山道から離れたところに消えた子の荷物が

見つかったんだ・・」

「・・そ、それでそのあとは?」

続きを促すように薫が言う。

「ただ事じゃないと思った私はみんなに下山するように言ったんだ。5人は下山を開始したんだが1人残ったんだ。。その子は消えた子の姉だった。」

「!!」

みんな一斉に顔を見合わせる。

「いくら言っても見つかるまで下山しないと言い張るのでその子と一緒に探したんだ。

しばらく探したあと一軒の小屋を見つけたんだ。空は快晴なのに小屋の周りだけ薄暗くてね、、

なにか嫌な感じがしたんだ。中に入った私たちは・・・私たち・・・は・・・」

「・・・何を見たんですか?」

先生は思い出すのも苦痛なのに私たちに話してくれた。

「血だらけの彼女の妹だった。。よく見てみると天井から吊り下がってるフックに体を貫かれて

床には彼女のだけじゃない肉片や臓物が・・・っ・・」

鮮明に思い出したのか先生は泣き崩れてしまった。

この話を聞いた4人は恐怖で体が震えた。

だが、好奇心を抑えられない涼介は1人でも行くことを決意した。

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