第3話 雷撃のスキルカード
今回は新スキルカードが活躍するぜ!
才賀はコンビニで弁当を買って歩いていた。
「よう!才賀!」
才賀に声を掛けたのは信長だった。
「おう、珍しいなこんな場所で会うなんて」
そう才賀は言った。
「まったくだよな」
そう信長は笑顔で言った。
「今からAGITOをやりに行かないか?」
そう信長は聞いてきた。
「ああ、その前に家で昼飯を食べてから行かないか」
そう言って才賀はコンビニの弁当を持って信長と一緒に才賀の家に帰宅した。
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昼の二時に才賀と信長はAGITOをやりにゲームセンターLEGENDに向かった。
「あれ?信長くんに才賀くん」
そう言ったのは奏多だった。
「よう、奏多もAGITOやりに来たのか?」
そう信長は奏多に聞いた。
「うん、暇だからね」
そう言って奏多は二人を見た。
「行くか」
そう言って才賀はカードを見せて言った。
「うん!」
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三人はLEGENDに到着してAGITOのゲーム機体に入り三人はメモリーカードを差し込んでゲーム世界に飛び込んだ。
「ゲームスタート!」
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そしてAGITOの世界に来た三人は滅びた文明トルネーダに向かっていた。
文明が滅びた理由はわからないが三人はそれを気にせずに歩いていた。
「しかしここのボスはどんな奴なんだろうな」
そうノブナガはライフルを片手に持ちながら言った。
「文明の中に眠るレジェンドウェポンそいつを手に入れないとな」
そう言ってイザイアは辺りを見ながら敵を探していた。
しかし敵は中々見つからず最後の扉にたどり着いた。
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三人は中に入るとそこには巨大なゴーレムが立っていた。
ゴーレムは巨大な大剣を片手に持ちながら三人を見ていた。
「なるほどあいつがボスか!」
そう言ってノブナガはライフルを片手に持ちながら言った。
「とりあえず名前を見るか」
そうイザイアはゴーレムの名前を見た。
名前はオーガゴーレムと書かれいていた。
「とりあえず攻撃を仕掛けるぜ!」
そう言ってノブナガはライフルをオーガゴーレムに向けた。
オーガゴーレムはゆっくり歩きながらノブナガに近づいてきた。
イザイアはスキルカードを発動した。
「スキルカード!ブラックフレアキック」
イザイアは走り出して体を横に回転して回し蹴りをオーガゴーレムに攻撃を仕掛けた。
しかしオーガゴーレムの防御力はかなり高く全く効いていなかった。
「っち!」
そうイザイアは舌打ちしてケロベロスを片手に持って攻撃を仕掛けた。
「いくぜ!」
ノブナガはライフルをオーガゴーレムに向けて放った。
弾丸は全てオーガゴーレムに直撃した。
しかしオーガゴーレムはゆっくりと歩きながら剣を振り下ろした。
ノブナガとイザイアはそれを避けて攻撃を仕掛けた。
しかしオーガゴーレムのHPは全く減っていなかった。
イザイアはそれを見て不思議だと感じた。
そして頭に文字が描かれていた。
それを見てブーディカは気づいた。
「イザイアくん!雷系のスキルならゴーレムを倒せるよ!」
そうブーディカはイザイアに言った。
しかしイザイアのスキルカードは炎と氷の二種類しかなかった。
「っち!仕方ないノブナガ!一旦退くぞ!」
そうイザイアはケロベロスをゴーレムに向けて放った。
そしてイザイア達はその場から逃げた。
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三人は強敵オーガゴーレムのデータを見ていた。
見た限り普通のゴーレムよりはるかに力が上になっていた。
これはかつてない程にパワー系のアバターでないと倒せないことがわかった。
それを見て才賀はパワー系ならあいつしか思い浮かばなかった。
ブレイブバスターの倉坂すず。
「あいつなら何とかなると思うしな」
そう言って才賀はすずを呼ぶ前に財布からレアスキルガチャを回した。
そして引いたカードはレア++のサンダーフェニックスだった。
「よし、今から倉坂を呼んでくれ」
そう才賀は言った。
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ブレイブバスターを加えて滅びた文明トルネーダに向かった。
「俺達でまた来るのはめんどいな」
そうノブナガは片手にライフルを持ちながら言った。
「そう言うなあいつは必ず倒したいからな」
そう言ってイザイアは武器を装備せずに門を開けた。
中にはオーガゴーレムがこっちを見ながら待っていた。
「いくぜ皆!」
そう言ってイザイアは走り出した。
「うおおおお!」
ブレイブバスターは大剣で攻撃を仕掛けた。
オーガゴーレムは片手で殴り掛かった。
ノブナガはスキルカードを発動した。
「喰らいやがれ!魔王連射!!」
そうノブナガはゴーレムの頭を狙って放った。
しかし弾丸を喰らってもオーガゴーレムは無傷だった。
ブーティカはオーガゴーレムの腕に乗りそのままゴーレムの頭に向かった。
そして剣をゴーレムの頭に刺した。
そしてそれを確認してジャンプした。
「今です!イザイアくん!」
そうブーティカはイザイアに言った。
「ああ、使うぜ!新スキルカード発動!サンダーフェニックス!」
片手に力を集めそれをゴーレムの頭に目掛けてイザイアは放った。
金色の不死鳥がオーガゴーレムに直撃した瞬間ゴーレムは砂になり散った。
イザイアは膝をついてゴーレムを見た。
そしてゴーレムの後ろに何か隠し扉があった。
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イザイア達は中に入ると大量の宝物があった。
そして台の上に何か不思議な形の物が置いてあった。
それをイザイアは手に取った。
名はロードカリバーと書かれていた。
「やりましたね」
そうブーティカはイザイアに言った。
「ああ、何とかな」
そう言ってイザイアはロードカリバーを片手に持ちながら言った。
「それよりよもうこれで終わりなのか?」
そうノブナガはイザイアに聞いた。
「ああ、確かにそうだな」
そう言ってイザイアは辺りを見た。
しかしこれと言って何も変わった様子もなかった。
「そろそろ帰ろうぜ」
そうブレイブバスターは片手に大剣を持ちながら言った。
するとノブナガは何か壁に書かれていた石盤を読もうとした。
「どうしたんだ?ノブナガ?」
そうイザイアはノブナガに聞いた。
「おい、その武器戻さないとこの遺跡が壊れるみたいだぜ」
そうノブナガはイザイアに言った。
「えっ?」
イザイアはそれに少し驚いていた。
いきなり地震が起き始めて四人は焦り出した。
「っち、仕方ない!逃げるぞ!」
そうイザイアは言った。
「ああ」
ブレイブバスターは走り出した。
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四人は安全な場所に到着して滅びた文明トルネーダが崩れ去るのを見ていた。
「一回で終わるとはな」
そうイザイアは片手にロードカリバーを持って言った。
「それよりそれなんだよ?剣か?」
そうノブナガはイザイアに聞いた。
「見た感じ槍に近い剣かな?」
そう言ってイザイアはロードカリバーに触れた。
するとロードカリバーの形状が変化することを知ったイザイアは触れた。
形状は三種類初めに一番上の形状を押した。
するとロードカリバーの形が円形からロッドに変わった。
それを振り回した瞬間ロードカリバーの剣先が何十にも見えた。
そしてイザイアはまん中の形状のスイッチを押した。
するとロードカリバーは二つの刀に変わった。
長さは普通の日本刀と同じぐらいだった。
そして最後のスイッチを押した。
するとロードカリバーはイザイアの腕に装備され虎の爪の様になった。
「意外に便利な武器だな」
そうノブナガはイザイアの新たな武器を見て言った。
「みたいだな」
そうイザイアはロードカリバーを元の円形に戻して言った。
「それより祝杯あげないか?」
そうブレイブバスターは言った。
「なら家に来るか?」
そうイザイアは三人に聞いた。
「おっ!いいな」
そうノブナガは片手にライフルを持ちながら言った。
「私も行っていいんですか?」
そうブーティカはイザイアに聞いた。
「ああ、別に構わないぜ」
そうイザイアは笑顔で言った。
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才賀は片手に包丁を持ちながら料理を作っていた。
「才賀お前オカンみたいだな」
そう信長は才賀に言った。
「ん?そうか?」
才賀は唐揚げとサンドイッチを奏多に渡した。
「うわぁああああ!美味しそう」
そうすずは言った。
「さてとレジェンドウエポンの獲得を祝してカンパーイ!!」
そう信長はテンション高めに言った。
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才賀は外に出てコーラを飲んでいた。
「何をしてるんですか?」
そう奏多は片手に麦茶を持ちながら聞いた。
「いや、俺達ってすごいチームの集まりだったんだなって思ってな」
そう才賀は言った。
「皆すごいのは当然だと私は思いますよ」
そう奏多は才賀に言った。
「そうかね」
そう才賀はコーラを飲みながら言った。
「あの、才賀くん!」
奏多は才賀を呼び止めた。
「んっ?」
才賀は奏多を見た。
「あの、いきなりなんですけど!私と」
奏多は顔を赤くなりながらもじもじしていた。
「何だ?」
才賀はコーラを飲み干そうとした。
「私とデートしてください!/////////」
そう奏多は言った。
「ぶー!!」
才賀はコーラをベランダに向けて吹いた。
その瞬間コーラから虹が出ていた。
「えっ!何?」
そう才賀はあたふたしながら驚いていた。
「あの、ダメでなければですけど」
そう奏多は言って部屋に戻った。
「マジかよ、俺デートなんて初めてだぜ」
そう才賀は言いながら頭を悩ませていた。
続く
次は才賀と奏多のデートの話だ!
めちゃくちゃ頭が痛くなる!
ちなみに先週から片手を怪我しています!
小指が使えないとキツいわ!