第五章 『人形使い』の行方は?
第五章 『人形使い』の行方は?
タケミ刑事の衛星電話が、呼び出し音を激しく鳴らした。
刑事は、巨大な蛸-多分一本の脚長が三十メートルを超える-が海水浴場の離岸堤に出現したのを簡潔に伝えた。
警察署には、110番通報が引切り無しに入っているのに違いない。
「カズチ警部、我々も海岸へ。」
タケミ刑事が、隊長に向かって呼びかけた。隊長は警部の階級のようだ。
「そうしよう。ここの人達は?」
「下は混乱状態でしょう。ここに居た方が安全だ。ただし、カルトのメンバーがやって来ないとも限りません。何名か残して下さい。」
カズチ警部は、巡査部長一人と巡査二人を選抜した。この三人が警備と警護に残るようだ。
「君には一緒に来て欲しいが。あくまで協力の要請だよ?」
タケミ刑事が、僕に向かって言ってきた。ある程度予測はしていたので、僕は頷いた。
アマノさんとキビツさんも、同行する意思を示したが、タケミ刑事は丁重に断った。
僕はアマノさんに、一言声をかけて出発しようと思ったが、アマノさんに
「フラグ立てる様な事したら、許さへん。とっとと行って、ちゃっちゃと戻ってき。」
と怖い顔で追い払われてしまった。心配性の彼女の精一杯の激励なのだろう、と好意的に解釈することにした。
軽トラの荷台にカズチ警部、タケミ刑事、他五名の警官が乗り、僕には助手席が与えられた。出発すると、未舗装の悪路だから、車は激しく上下左右に揺れた。
先ほど、場合によっては老人たちを荷台に乗せて、軽トラで逃げる計画を立てていたが、実行に移さなくて幸いだったと思う。アマノさんの運転だったら、酔っ払いは次々に荷台から放り出されていたに違いない。
騒音に負けない様に、タケミ刑事が荷台で電話に怒鳴っているのが聞こえる。ライフル銃を装備した機動隊の出動要請や、場合によっては自衛隊の災害派遣も検討して欲しいという事らしい。
僕は荷台に向かって
「消防車です!蛸は真水が嫌いだ!放水で上陸を防げるかも!」
と大声を上げた。
「放水だな!放水銃装備の警備車両も呼ぶ!」と直ぐに返事がきた。
運転席の警官が、
「登って来る人数が増えた。どこまで、車で降りて行けるか分らん。」
と、唸るように言った。
「避難でしょうか?」と僕は応じたが
「避難者も居るだろうが、見晴らしのいい場所を求めている野次馬も混じっているだろう。上は混雑しそうだ。」
残してきた人たち、特にアマノさんの事が気懸りではあったが、人数が増えればカルト信者が混じっている可能性がある代わりに、信者も活動はし難くなるだろうから、差し引きではプラスに働くだろう、と僕は楽観的に考える事にした。今は、大蛸対策に集中しよう。
その時、激しいローター音が上空を通過して行った。警察ヘリか、報道ヘリか。先行して出撃した『雉』の邪魔はしてくれるなよ、と願った。あるいはヘリも『雉』の仲間に入れるべきなのか。
「停車します!」運転席の警官が、荷台に向かって怒鳴った。
麓近くなり、道に人が溢れ始めたからだ。
「下車!」カズチ警部が命令を下した。
警官たちが二列縦隊になって、駅へ向かって走り始めた。
僕はタケミ刑事と並んで、最後尾に付いた。タケミ刑事が話しかけてくる。
「海岸の化け物に拳銃弾が効くだろうか?」
「肉が厚いから、拳銃や短機関銃では厳しいかも。」
「ライフルは?」
「水面から出ている時に、急所に集中射を浴びせれば、行けると思います。でも、神経中枢が破壊出来なかったら、手負いになって逃げるかもしれない。」
「逃げて、次にどこに現れるか分らないのは、厄介だな。」
「瀬戸内海全部の海岸線を、封鎖しないといけなくなります。RPGとか持ってないのですか?」
「押収品を使う訳にもいかないだろう。」
「JR線の架線から、高圧電流を引いて、海中に放電するのは?」
「装備が無い。関電とJRに協力要請してみよう。しかし、むしろ上陸してきた時の事を考えれば、JR線への通電をストップしてもらう方が安全対策に必要かもしれないな。」
息が切れて来た。警官隊は全力疾走という感じには見えないのだけれど、速い。
おまけに、タケミ刑事と話をしながらの急行だから、堪える。
もっとも、警官隊の先頭に立っているカズチ警部は、「下がって!道を開けて!警察通ります!」と叫び通しだから、僕の日頃の運動不足が悪いのだろう。
山電須磨駅に着いた時には、もう眼が回りそうになっていた。国道二号線は封鎖されているようで、救急車両と緊急車両しかいない。群衆も二号線より山側へ避難させられているようだ。
二号線を突っ切り、JR須磨駅の階段下に着いたところで、私服の刑事が「警部!」と叫びながらタケミ刑事の所にやって来た。そうか、タケミさんは警部だったんだな、とは思ったが、警察機構の中で警備部の警部が、どのくらいの権限を持っているのかは知らないし、だいたいテレビドラマの中でしか、観た事がない。
タケミ警部やカズチ警部たちが情報交換を行っている間に、僕は一息入れる事が出来た。
上空には、警察・消防・報道と何機ものヘリが飛び交っているようだが、駅周辺からは、距離を取っている。
「オオタ君、テラスへ上がるぞ。」
タケミ警部が階段を駆け上がった。僕も慌てて後を追った。
テラスから見た光景は、
須磨駅直下の砂浜に、海水浴の海の家が並んでいる。
海の家から50メートルほど、白砂の砂浜が、波打ち際まで続き、
波打ち際から約10メートルの位置に、ヒョウモンダコの馬鹿デカイ顔が有った。
今は多分干潮前後だから、ヒョウモンダコはそれ以上接近するのが困難のようだ。
蛸は胴部を出来る限り薄く、平たく伸ばして、顔を水面下に沈めておこうとしている。蛸が水面から少しでも顔を出せば、低空飛行のカラスが激しく威嚇し、タカ柱の猛禽類が翼を畳んで急襲を掛ける。攻撃目標は眼球だ。カラスは攻撃には嘴しか使えないが、猛禽類はカギ爪でタッチ・アンド・ゴーの攻撃が可能だ。日頃仲の悪い両者だが、見事な連携プレーを演じている。
「伊丹の36連隊が来る。」連絡を受けていたタケミ警部が、声を上げた。
周囲から、おおっ!と歓声が上がる。
第36普通科連隊は、阪神大震災の時にも災害救助に出動した部隊だ。
駐屯地は、猪名川の西。
九頭竜退治をした源満仲を祀ってある九頭神社の南に当たる。
大蛇かと見紛う八本の巨大な腕に、一つの頭。正に伝説の九頭竜を想起させる大蛸に対峙するには、うってつけだろう。
「しかし、丸腰だ。災害派遣だ。武器は携帯していない!」
「『せっつ』が有ればな。」タケミ警部が呟いた。
海保の巡視船『せっつ』は、第五管区の主力船で、機関砲を装備している。機関砲であれば、急所を外しても、この怪物をズタズタに切り裂く事が可能だろう。タコは再生能力が高く、脚の一、二本を失ってもまた生えてくるが、胴部や頭部を破壊されれば生きてはいられない。しかし、第五管区は広い。『せっつ』は今、四国沖に出ているらしい。
「海自は、出て来られないのですか?」
「呉のヘリ搭載護衛艦他が出動準備中だ。通常任務で哨戒に出る。怪物が沖に逃げたら、海上警備行動に切り替える腹だ。阪神基地隊の掃海艇は、何時でも出れる状態なんだが。」
「掃海艇には銃が無いのですか?」
「いや、20ミリを積んでいる。」
「それならば、何故?」
「36連隊が、丸腰で出動したのと同じ理由だ。民間資産に被害でも与えたら、黙っていない勢力が、手ぐすね引いて待っているからな。だから、海自としても海岸線から距離を取らないと、手が出せない。」
「被害ならば、もう出ているのに。避難中に怪我した人もいる。」
僕は、駅の階段に落ちていた血痕を見ている。駅員さんや警備の人は、精一杯がんばったのだろうが、さすがに避難者全員無傷とは行かなかったようだ。
「対象が直接、手を下した訳では無いからだ。実を言うと、害獣駆除目的で、過去に自衛隊が銃器を用いた事は有るんだよ。北海道でトドの被害に悩まされていた時に、戦闘機がトドを攻撃した事がある。正式な要請を受けてからの出動だ。」
国会審議をしている内に、ヒョウモンダコは深みに逃げてしまうだろう。そうなったら、護衛艦が追尾しても、ヤツを発見するのは厄介に違いない。薄く平たく伸びて海底に張り付いてしまう。しかも体色を変え体表も海藻の様に擬態出来る。
蛸は頭の良い動物だ。しかもヤツは経験を積んでいる。今まで存在さえ知られずに生き延びて来られたのも、ヤツの注意深さを証明している。
対潜能力に定評のある海自だが、磁気探知も効かないのに、どうやってヤツを見つけられる?
その時、僕は「今のこの状況」の異常さに気が付いた。蛸は頭が良いのだ。
それならば、なぜヤツは、このタイミングで急に暴れ出したのか?
そして、なぜヤツは、とっとと逃げて隠れてしまわない?
カルト集団としては、ヤツを暴れさせるのは、縁日のお祭り本番の日が、一番都合が良かったのに違いない。お祭りの神輿から巨大ダコが出現し、さらに、その大きさを遙かに上回る怪物ダコが海から現れれば、計り知れないインパクトを与える事が出来ただろう。クリスチャンセン氏が「事故」で急死した事が原因な
ら、どうやったら、あの怪物がそれを知ることが出来たというのか。テレパシー?第六感?
違う。ヤツは、興奮はしているが、怒り狂って暴れ回っている様には見えない。
むしろ、この海水浴場というか、「この場所」にひどく執着しているようだ。
そう言えば、アマノさんが時季外れのタカ柱に気付いたのは、神社の会場に到達する前、午前中の事だ。猛禽類にはヤツの姿が見えていたのかどうかは判らないが、魚の異常行動か何かで、少なくとも海の異変には気が付いていたのに違いない。
ヒョウモンダコの化け物は、午前中の段階で、海水浴場に接近していたのだ。その時に海水浴場で犠牲者が出なかったのは、ヤツが空腹ではなかったからなのか、あるいは、もっと強い欲求に従っていたからだろう。あの巨体を維持するのには、常に大量のタンパク質を必要とするだろうから、食欲よりも強い欲求、例えば生殖欲に従っていた可能性が高い。マダコは卵を守っている間、食事を取らない。孵化を見届けて餓死する。
ヤツは卵を守っていたのか?いや、違う。今、姿を現した事実と矛盾する。
ヤツを突き動かしているのは、生殖欲だろう。
「タケミ警部、あの化け物を、ここに呼び寄せた人物が、いるはずです。」
『雉』達とヒョウモンダコの攻防は、膠着状態に入っていた。カラスや猛禽達は、陸上で休息を入れるグループと、攻撃を行うグループとに分かれて、根気良く襲撃を繰り返してはいるが、蛸は腕の一本を顔の上に乗せて眼球をカバーし、上げ潮に乗じて徐々にではあるが、確実に前進していた。
「今『あれ』が、暴れているのは、偶然ではない、と?」警部はヒョウモンダコを指差して言った。「クリスチャンセンが、やった事だ、と?」
「近くまで呼び寄せたのは、そうかもしれません。あの蛸にはGPS発信機か何かが取り付けてあって、現在位置のモニターくらいは行っていたかもしれません。海岸から沖に向かって潮が流れる地合いを見計らって、誘引物質を流したのではないか、と思います。」
「早朝の引き潮に乗せてか。」
「恐らく。しかし、その時は、まだ蛸を波打ち際にまで、呼び寄せるつもりはなかったのだろうと、思います。」
「どう言う事だ?」
「今日の縁日は、予行演習でした。本番は、夏の終わりです。真打ち登場には早すぎます。」
「クリスチャンセンが死んで、ウラが参考人で引っ張られた。不測の事態が起こったから、計画を繰り上げた、というのか?クリスチャンセンが午前中に一度、ウラと一緒にマンションに行った時にでも、その誘引物質とやらを追加で、散いたかもしれない。」
「重ねて言いますが、今日実行しないといけない理由が有りません。本番は一発勝負です。なのに、ヤツはその存在を、現わしてしまっている。切り札を切ってしまっているのですよ?」
「それは、その通りだが・・・。」
「そして、あの蛸は、食べるために人を襲っては、いません。波打ち際に引き寄せられているだけです。食欲以上の激しい欲求に駆られているようです。偶像が信徒を襲わないよう躾けられているみたいに。」
「クリスチャンセンが死んだのを知っているのは、警察も含めて上の神社にいた者だけだ。上にいた人間で、警察以外に連絡をしていた人物がいたか?それとも、警察の中に内通者がいるとでも言いたいのか?」
「皆に気が付かれずに、携帯電話を掛ける事が出来た人物が二人います。ただし、可能性のある人物が携帯を持っていたかどうかを、確かめてはいないのですが。」
「一人は、『消えた老人』だな。しかし、その老人は、私が防空壕跡の中で見たものを、皆に知らせる前に居なくなってしまったから、クリスチャンセンの死を知らないはずだが。」
「ですから、本命はもう一人の方。ウラさんです。」
消防車のサイレンが近づいてきて、駅の北口ロータリーあたりで止まった。
タケミ警部は一瞬背後に目をやったが、
「クリスチャンセンとの関係を考えれば、ウラなら、やっていても不思議は無いが、彼は、防空壕には入らなかったのだろう?それに、電話を掛けるタイミングが有ったかい?」
と、問い掛けてきた。
「防空壕に入らなかった、と言っているのは、彼自身です。僕らが見たのは、彼が防空壕の外で、カラスの群れに襲われている処でした。それ以前に、何をしていたのかは、誰も知りません。それに加えて、彼はカラスから逃げた後、長い間簡易トイレの個室に籠っていました。今が逃げるチャンスだと、教えているのにも関わらずね。防空壕の中でか、あるいはトイレの中でか、どちらかのタイミングで、電話をかける事は可能でした。」
「一応、筋は通っているな。じゃあ、ウラが、怪物を暴れさせるように指示を出した、のか。」
「それは、分りません。ウラ氏という人物は、クリスチャンセン氏の信者というよりは、教団のマネージャーというか運営担当の役割を負った人物の様に思えます。クリスチャンセン氏の死に対する反応も、突然の事故に驚いたという感じで、教祖を失った信者には見えません。彼が連絡した内容は、『クリスチャンセンが蛸に襲われて死んだ。』という、事実関係でしょう。自分の身柄が押さえられている状況で、ヒョウモンダコを暴れさせれば、益々立場が悪くなる。決断を下したのは、別の人物でないとおかしい。連絡を受けた人物が、蛸に最後のゴー・サインを出したのでしょう。仮にウラ氏が『命令だ、やれ。』と言ったとしても、連絡を受けた人物が行動を起こさなければ、蛸は沖に戻っていたかも知れません。」
「化け物が、人知れず沖に帰っていたとすれば、それはそれで恐ろしい事だな。」
「水難事故は、毎年起こっています、ここ数年の事故の中には、アレが関与した事例が有るのかも知れません。それはそれとして、最後の引き金を引いた人物は、ヤツが姿を現す直前まで、この近辺に居たという事が重要です。そして、あの大蛸は一帯をパニックに陥れるだろうけれども、みだりに人を襲う訳ではない、むしろ人に構っている余裕など持っていないだろうと、予想を付けていたと言う事になります。多分、最後まで波打ち際近くに待機していたはずです。そいつさえ捕まえられれば、何を使って、ヒョウモンダコを操っていたのかが、分ります。ウラ氏を押さえてはいるけれど、彼が正しい情報を知っているのかどうかは、何とも言えない。」
「情報を握っている人物を確保すれば、化け物が逃げても、今度は攻撃するのに都合の良い場所へ、おびき寄せる事が出来る、か。成程。」
消防隊員が、ホースを延伸させて階段を上って来た。警官に「放水目標は?」と問いかけてから、海の異変に気付き「こりゃ、すごい。」と唸った。
消防隊員はタケミ警部に、
「あの化け物に、放水が効くのでしょうか?」
と疑問をぶつけた。警部は
「蛸は真水を嫌うので、放水は大いに効果があります。しかし、出来れば追い払うのではなく、ここで仕留めたい。合図をするまで、放水は待って下さい。」
と応じてから、部下の刑事に、海水浴場に最後まで残っていた不審人物が居なかったかどうかを確認するように命じた。
次にやってきたのは、ライフルを装備した機動隊だった。指揮官は警部と情報交換をすると、機動隊員を駅のコンビニエンス・ストアと駅員室の窓に配置し、何時でも狙撃出来る態勢を整えた。指揮官は
「距離は120メートル。外すことの方が難しい。しかし、急所の正確な位置が分からない。」と腕を組んだ。
放水銃装備の警備装甲車は、砂浜への進出を試みたが、砂地に差し掛かった所で、車両重量が重すぎてスタックしてしまい、ここまでやって来ることが出来なかった。足周りが無限軌道でない上に、内部に水タンクを搭載しているから仕方がない事かもしれない。
部下から報告を受けていたタケミ警部がやって来た。
「君が言っていた人物が、居たかもしれない。海の家で雇われ店長をしていた男だ。退避を命じられるまで、すぐ近くの海の家で粘っていたようだ。目下、行方を捜索中だが、この混乱の中で発見出来るかどうか。」
「残念です。何を使ったのかさえ判れば、直ぐに攻撃に移れるのに。」
「良い話も有る。36連隊に害獣駆除要請が出た。84mm無反動砲装備の分隊が来る。」
「カールグスタフですね。対戦車榴弾や榴弾が発射出来るやつだ。しかし、もう丸腰で出撃したのではなかったのですか?」
「先遣隊は出撃しているけれど、全部隊が出ている訳ではないよ。追加だ。それと、一つ確認をしておきたいのだが、君はヒョウモンダコを呼び寄せるのに使った誘引剤の見当が、付いているのではないかな?」
タケミ警部はポケットから、アンプルの入ったビニール袋を取り出して、僕に示した。防空壕で見つけたアレだ。僕は頷いて、
「ホーニヒ・ジェレオンですね。可能性としては、考えていました。でも、確信は有りません。蛸に逃げられたら、一つのアイデアとして意見具申してみようか、とは思っていましたが。」
その時、刑事が一人顔を真っ赤にして駆け込んで来ると、大声で怒鳴った。
「阪神高速で事故、いや、テロです!下り車線を塞ぐように停車したトラックが、炎上しています。36連隊が、足止めを喰らっています!」
続く