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ココロの変化
少しずつ変化する
【コ コ ロ】
3月6日
また、みんなが僕を嘲り笑った。
僕なんて入らないんだ…。
いっそ死んでしまえばいい…。
僕は…僕は………
3月7日
『どうしたの?』
と見知らぬ女の子が声をかけてきた。
僕は、どうせこの子もほかの奴と同じ用に同情の目を向け嘲り笑うんだ。
僕は彼女を無視した。
3月8日
『ねぇ?どうかしたの?』
また、彼女が声をかけてきた
僕は君に話すことなんて何もない
早くどこかに行って欲しい
近寄るな近寄るな…。
僕をみるな僕をみるな
『何も言ってくれなきゃわかんないよ!』
僕は別に君に理解して貰おうなんて思っちゃいない。
それに、君はなんだ
僕のなんなんだ
3月9日
『ねぇ!見て!これお庭で咲いたお花なの!綺麗でしょ!』
彼女が花を持ってきた
とても美しい花だと思った
なんて名前の花だか解らないがとても美しいと思った。
僕は初めて【美しい】ということを知った。
3月10日
『今日は雨だね。』
今日は雨が降っている。
雨が降ろうが雪が降ろうが僕に天候なんて関係ない。でも君は悲しそうだ
雨が嫌いなのだろうか
彼女との関係は?
幸せになれるのはいつ?