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近衛戦記  作者: 犬大好き


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5/10

九条希典

本編

俺は前いた空軍基地を転勤となり、

京魔第一飛行場で働くことになった。

俺は飛行場が大きく、

どこに向かえばいいかわからなかった。

その時、俺に声がかかった。

「おーい、君。

ここに転勤になった蒼紫君かい?」

「はい!そうです。

なんで私の名前を?」

「そうか、元気でいい挨拶だな。

なんで君の名前を知っているかというと、

船坂さんから君の話を聞いていたからね。

君、船坂さんの基地にいた子だろ?

私は船坂さんと仲が良かったんだ。

私の名前は九条希典だ。

一応陸軍参謀を務めている。

あと、この基地の隊長が君のことを呼んでいたよ」

船坂さんのことを知っている人がいるとは思っていなかった。

てか、東中から関南ってめっちゃ遠いぞ?

……いったんそんなことはおいておいて、

ちゃんと呼んでいたことを教えてくれたことについて

感謝しないと。

「ありがとうございます。

あの、どこに隊長がいるかわからないんですけど」

俺はそう聞いた。

「……じゃあ私についてきて。

連れてってあげる」

「ありがとうございます!」

俺は希典さんについていく。

新たな隊長のもとに向かっている途中、

希典さんとしゃべった。

「……蒼紫君。

君は船坂さんの考え方についてどう思う?」

そう真剣に聞いてきた。

「……俺は誠さんの考え方に賛同します。

希典さんがどう思っているかは知りませんが、

私はこの国の国民が幸せにあるほうがいいと思います」

そう言うと希典さんが、

「さすが船坂さんの部下だ……

蒼紫君、これ……」

そう言われ、僕は封筒を渡された。

中身は誰もいないときに見てくれと言われた。

そんな話をしていると、

もう隊長のいる場所についたらしい。

そこで俺は希典さんと別れた。

俺はその後、隊長の部屋にあいさつに来た。

隊長の名前は

「佐藤毅」というらしい。

「君が、蒼紫君かね……」

俺はこの部屋に入った瞬間、

この人が強い。

そう直感した。

「はい……」

「これからよろしく頼む」

それだけ言われ、

俺は部屋を出された。

俺は一気に心が軽くなった。

佐藤毅……

彼には勝てる気がしない。

俺は部屋に戻り、

希典さんからもらった封筒を開けた。

その中には……

「蒼紫君へ。

君は国民のことを第一に考えていると私が認めた。

だから我々の団体

『民主主義戦線』に入ってくれないか。

もし入らないのなら、これは燃やしてくれ。

だが少しでも入る気があるなら、

この地図の場所に来てくれ」

そう書いてあった。

俺は迷わず地図も手に取り、

目的地へと向かった。

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