東中裁判
異世界辞書
帝国派
大日旭帝国の実質的な権力を持っている派閥である。
おもに陸軍の保守的な方々が帝国派と呼ばれている。
民主派
主権を皇帝から国民にしようとする派閥。
帝国派によって今はほとんど表に立っていないが、
一部の青年将校などなどが民主派である。
京魔都
大日旭帝国の第二の重要都市である。
あとついでに大日旭帝国の第一の重要都市は東中都である。
翌日、誠さんは皇帝陛下のもとへ向かった……
だが帰ってくるといった時間をとっくに過ぎていた。
誠さんは多分捕まった。
そりゃ皇帝陛下を守るために陸軍の方々がいるのに、
そんなところで言ったら捕まるだろう。
そんなことを他の隊員たちとしゃべっていると、
ドアのほうからノックをする音が聞こえた。
俺はドアを開け、立っている人を見た。
立っていた人は陸軍の帝国派のトップ
《《神代武尊》》がいた。
彼は内大臣と陸軍参謀長官を兼用している。
彼は一礼すると、
「失礼する。
ここが船坂誠の飛行場であってるか?」
そう聞いてきた。
俺は、
「はい、そうです。
船坂さんが何かいたしましたか?」
そう言うと、武尊は俺の目をじっとみて、こういった。
「いま船坂殿は東中の裁判所で裁判を受けた。
理由は陛下に対して身勝手な行動だ。
それにより船坂殿は無期懲役という判決を受けた。
あと君たちも隊長が消えたため転勤だ。
転勤は急で申し訳ないが明日だ」
……無期懲役?
ただ陛下にこの軍部の現状を話しただけなのに。
これはあまりにも理不尽だ。
しかも転勤か……
俺はだいぶ仲間たち、
この基地に愛着を持っていた。
だから結構悲しい。
翌日、俺は関南最大の都市
「京魔都」に来ていた。
理由は、俺が勤務する空軍基地に向かっているのだ。
俺は誠さんの遺志を継がなくちゃならない。
なら俺は今の軍部を一新する……
それだけじゃ足りない。
主権を皇帝から国民にしなくては。
そのためにも民主派の代表となって、
「革命」を起こそう。
俺はそんなことを考えながら列車をおりて、
俺が新たに働く基地、
京魔第一飛行場へと向かった。
あと俺の戦闘機は後でちゃんと持ってきてくれるらしい。
「ここが、第一飛行場……でかいな」
そうひとりごとをつぶやいた。
その後、入り口にいた警備員に入る許可をもらい中に入った。
関南は民主的な考え方が強い。
ここで民主派の仲間を増やしておきたい。
だから早く、いろんな人と仲良くなろう……




