表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

どういうことなんだろう…

「インフルエンザもコロナも陰性ですから、風邪ですね。処方箋を出しておきますので、帰りに薬をもらっていってくださいね。」


「…ありがとうございます。」


こんなに咳がひどくて、熱も40℃超えてて、熱も怠さもあるってのに、ただの風邪!?


ありえないだろ…でも、山岸先生が言うんだし、気にし過ぎなのかな…。あ〜あ、また病欠かよ。先輩達にまたチクチク言われるよ。


俺は、処方箋を受け取り、車のエンジンをかけた…


ん?


そもそも、俺はどうやってここまで運転してきたんだっけ?


朝起きて、高熱のせいで頭がぼぉ〜として、

職場に連絡したところまでは覚えている。


でも、よくよく考えれば、着替えたこともこのかかりつけの病院に来たことも、診療室に入ったことすらも覚えていない。


どういうことなんだろう…


そもそも、昨日まではピンピンしてたのに…


いつ感染したんだろう?職場で?でも、誰も風邪引いてなかったよな?


お客様の中に風邪の菌を持っていたお客さんがいたとか?


…イヤイヤ、そもそもまだオープン日先だし、新入社員の研修中だしな…


どうやって感染なんかしたんだろう…


「右腕のこの数字はなんなんだろう?」


俺の右腕には『1』の文字が刻まれていた。

何かで書いたようにも見えないし、タトゥーのように刻まれているわけでもない。


一体どういうことなんだろう…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ