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7/7

打ち切りのお知らせとやりたかったネタバレ

突然ですが、誠勝手ながら新マジックスコアの打ち切りをお知らせいたします。


理由は書いていて、なんだかつまらなくなってしまったなという事を感じたからです。


野球という土俵で、小説の上で動作や説明の描写が多く、キャラ同士の絡みがしづらく、書いていて『これって面白くないな』と思ったの詳しい動機です。


応援してくれた方には、誠申し訳ありませんが、ここで筆を折ろうと思います。


自分がやりたかったのは、もっとキャラを深く掘り下げた内面描写です。


悲しい、苦しいことからの解放となるカタルシスを読者に届けたかったというのが、難しく感じているところです。


ここでは、こうしたかったという新マジックスコアのネタバレを書いておきます。


まず、未来と加来の勝負の試合については、未来の活躍で試合に途中逆転します。


しかし、加来の最終打席でみなさんも前作のマジックスコアを読んでいる方ならお分かりですが、未来のインコースの要求に、ピッチャーの舞がボールを頭に当ててしまいます。当てて転んだ拍子にバットと地面とでさらに頭をぶつけ、加来は未来と最後の会話をしてお亡くなりになることになります。


試合には未来は勝利しますが、ぽっかりと穴が開いてしまった思いになった未来は、責任を感じて野球から離れ、チームも甲子園出場を辞退しますが、加来がマネージャー時代に残したマジックスコアと、甲子園への夢を引き継いで、男子野球部の女子マネージャーとなり、マジックスコアと新たに会う相棒と一緒に甲子園を目指すことになります。


前作では、新堂優馬というキャラで、新堂加来の弟という設定でしたが、今作ではそれはせず、別のもっと強くてかっこいい張り合いのあるキャラを想定していました。


その新相棒と未来は喧嘩ばかりしてしまいますが、途中なんとか仲を深めます。


一方亡くなった加来ですが、実は、最終打席、魔球録の効果の有無はわかりませんが、途中でマジックスコアが試合に使用されていたことに気が付きます。


加来は自分がマネージャー時代に魔球録の使用で、多く犠牲を払っていたに責任を感じていたため、その罪滅ぼしともしくわ、運命に抗うつもりで、自分の意思で打席に入る前に、5球目『DB』と自分の意思でデットボールと書いていたのです。


その真実に未来が気づいたのは、新相棒との一回戦目戦った相手のマネージャーが持っていた、加来が残したメモの切れ端いわゆる――遺書です。


その遺書を一回戦目の相手を倒して手に入れて、あのプレーは加来の意思により必然的に起こってしまったことであるとも解釈してしまい、複雑な思いに囚われます。


魔球録を使うことにより、誰かが怪我をする、誰かが死ぬなどの運命を抗うため、今度は一度辞めた野球部に戻り、同じく野球をやめていた舞を説得し、再び女子野球部に戻ります。


そして女子の甲子園を決める決勝戦まで勝ち進み、未来も持っていた魔球録を使うことにします。


未来も大事な打席で同じく5球目を『DB』と書き今まで逆らえなかった運命を自分の手で変えようとします。


そしてその打席の5球目--顔面に来たボールを未来は根性で打ち返しフェンス直撃のタイムリーを放ち、魔球録の呪縛のようなものに打ち勝ちます。


利用もしたし、散々振り回された魔球録でしたが、最後は再びマネージャーに戻り、魔球録の存在が世間に知れ渡ってしまい、焼却処分も検討され、マネージャーの未来も甲子園を決める決勝でベンチに入れない事態となりますが、自分の足で未来は甲子園まで走ってたどり着き、アルプススタンドに入った瞬間、新相棒の自力で打った逆転ホームランによりチームは勝利し甲子園行きを決めるのでした。


未来は選手としても、マネージャーとしても、甲子園行きを決め、新相棒とも愛情が芽生え、いままで求めてきた恋や愛から、与える愛についてを学び、加来の言っていた『愛とは何か』の答えを知ることが出来ました。


という終わりを考えていました。


ただ全くそこまで描写はたどり尽きませんでしたが、こういうことを書きたかったんだというのが伝わっていれば幸いです。


今後もワトソンの創作活動をどうぞ応援よろしくお願いいたします。


皆さんの忌憚のない意見をどしどし応募受付ています。アドバイスの程よろしくお願いいたします。

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