表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/9

第2章 「悪」に憧れ始めた中学時代

中学に入ると、武道をやっていたのに弱いためか、いじめられた。


呼び出され、殴られたり、お金を取られたりした。


親や教師に言えば仕返しが怖いし、僕にも男としてのプライドもあったため言えなかったのだ。


だが中学2年の時、親が離婚した。


僕は学校には行きたくなければいかなければいいと思い、学校には遊びに行く感じで通い始めた。


授業中に居眠りをしたり、漫画を読んだりしていた。


そしたらいつの間にかいじめられなくなった。


ヤンキー漫画の影響で、この頃から、「悪」というものに憧れ始めた。


自分の中で、ヤンキーになれば強くなれると思ったのだろう。

だが、ヤンキーだろうと真面目だろうと、強い人は強いし、弱い人は弱い。

それに真の強さは「喧嘩が強い」という事ではない。

だが、この時にはそれが分からなかったのであろう。


僕らの頃のヤンキーのスタイルは、リーゼントやパンチパーマに鬼剃りをいれ、学ランには漢字などの刺繍を入れている人が多かった。


だが、僕は気合が入っていないから、そんなカッコウはしていない。


だがタバコはこの頃から吸い始めた。

カッコウをつけるためではなく、ストレス発散のために吸い始めたのだ。


さらに、3年の修学旅行で夜、皆と一緒にタバコを吸っていたら、「生時、お前金魚だぞ」といってきた。

僕ははじめて、肺まで煙を吸った(そのおかげでニコチン中毒となった。未成年の方、お酒やタバコは二十歳になってからですよ)


また、授業中に一人ライブを行い、授業がつぶれた事もあった。


「悪」に憧れていたが、この頃はまだかわいらしかった。

武内先生の「セーラームーン」というアニメに登場するセーラーヴィーナス(愛野美奈子)に恋をするなど、無邪気なところがまだあったのだ。


そんな僕が本当に狂ったのは高校に入ってからだ。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ