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先ずは温泉(1)

明日香達が案内された旅館の部屋は、どうも一番高い物だったらしく非常に贅沢な造りになっていた。



贅沢と言っても、これ見よがしに高級な家具が置かれ、高額な内装デザインがされている訳で無い。

どちらかと言えば素朴な様相で派手さは皆無だ。

しかしそれが寛げる様に演出されたもので、とても落ち着けるのである。


そして”非常に贅沢”な部分はお風呂に表れていた。

室内でかけ流し状態で湯船に流れる温泉。

そして庭には露天風呂があり、こちらも温泉がかけ流し状態で湯舟一杯に満たされ流れていた。



どちらも広さがかなりあり、4人でも十分に寛げそうである。

そんな事を考えていると3人の裸姿が脳裏に浮かんで、明日香は慌てて煩悩を振り払うように頭を振った。



その様子を不思議そうに見つめる蓮香。

「昼食は2時まで可能だそうですよ」

「お姉様、どう致しましょうか?」



すると桜が間取りの確認が済んだのか、満足した顔で蓮香に背後から抱きついた。

「私は温泉で少し寛いでからがいいなぁ〜」



実は明日香もそんな気分であった。

空調の効いた車内で長い時間居た為か、身体が冷えてしまっていたのだ。

旅館に着いた時、雅に抱きつかれ暖かくて少し気持ち良かったくらいである。



トイレから出てきた雅も話を聞いていたのか、

「私もお姉様と一緒に温泉へ入りたいです」

と明日香にアピールしてきた。


そんなに私と一緒がいいのかしら、、、。

そう明日香は不思議に思い蓮香を見やる。

蓮香は笑顔を浮かべると、

「私も明日香お姉様が入られるなら、、、」

そう言って明日香の手を取って少し恥じらいだ。



こんな明るい時間から温泉に入ったら、皆んなの裸がハッキリと見えてしまう。

多分そう蓮香が思い恥ずかしがったのかもしれない。

そんな事を言ってしまえば、明日香自身も3人に素っ裸を明るい所で見られるのだ。



『まぁ今更か、、、』

と思い明日香は頷く。

「じゃあ皆んなで温泉はいっちゃおうか」


明日香がそう告げると桜と雅が楽しそうに服を脱ぎ出す。

今4人が居る場所は高級なホテルで言うパーラールーム、詰まりリビングた。

普通はこんな所で脱衣したりしない。



「ちょっと待って、2人とも気が早いよ!」

と慌てて明日香は2人を止めるが遅かったようだ。

桜は何故か上半身が真っ裸。

逆に雅は下半身が真っ裸になる。

何だか色々面白い2人だなと思ってしまう。



油断していると蓮香にズボンを脱がされてしまう明日香。

「えっ?!」

「何? 蓮香まで何してるの!」



不思議そうな表情で蓮香は明日香を見上げる。

その手には既に脱がし切った明日香のズボンが握られていた。

何と言う早技か、、、。



しかし感心している場合では無かった。

追い討ちするように桜が明日香のショーツを一瞬で脱がしてしまったのだ。

しかも桜は既に全裸だ。



そこからあっと言う間に明日香は全裸にされてしまった。

流石に暴れて抵抗する訳にもいかず、3人の美少女にされるがままである。

そうしてバタバタしつつも、全員がリビングで脱ぎ散らかし真っ裸となるのであった。




皆んなで揃って先ずは室内の温泉に浸かる事にした。

温かみのある檜木で組まれている湯船と風呂場の内装。

とても良い檜木独特の香りがする。



明日香は何だか恥ずかしくて、バスタオルを胸元から身体に巻き付けて股間までを隠していた。

一方桜や雅は全く気にする様子も無く、全裸で掛け湯をし始める。

雅はと言うと少しだけ恥ずかしそうだが、明日香ほどでは無く割り切ったように裸体を晒して掛け湯を済ませた。



明日香も掛け湯をしようと思うが、

『バスタオル巻いてるしなぁ、、、』

と躊躇ってしまう。



その次の瞬間、桜と雅が明日香のバスタオルを引っ剥がした。

突然の事で驚いて明日香は声も出ない。


「温泉でバスタオル巻くなんてマナー違反だよ〜」

「だから皆んなで真っ裸だぁ!」

悪戯顔で楽しそうに言い放つ桜。


その後すぐに雅が優しく温泉の湯を明日香にかけてくれた。



蓮香は既に湯船に浸かっており、

「風呂場で暴れないで下さいね!」

「滑って怪我でもしたら大変ですから」

そう冷静に3人に告げる。


だがその目は明日香の股間に釘付けだ。



『いやん、、、』

それに気付き明日香は股間を手で隠すのであった。




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