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いざ軽井沢に向けて(3)

明日香と蓮香がシャワーを済ませてバスルームを出たが、桜と雅が起きている気配はしなかった。


明日香は蓮香の髪の毛をドライヤーで乾かしながら尋ねる。

「まだ寝てるのか、、、まぁまだ時間的には大丈夫よね?」



蓮香はほっこり、そして少しうっとりした様子で、

「私はお姉様と2人きりの時間が増えるのは嬉しいので、寝坊していて貰ったほうが有難いです、、、」

などと言いだす。



苦笑するしかない明日香。

なら少しだけ蓮香にサービスしてあげようと思ってしまう。

蓮香の髪の毛を乾かし終えてから、明日香は優しく肩を揉み始めた。


すると蓮香は恐縮するように明日香へ告げる。

「お姉様、そこまでして頂かなくても、、、」

「逆に私がお姉様のお世話をするべきですのに、、、」



明日香はそんな蓮香を押し留めて、

「昨日はオイルマッサージでいっぱい気持ちよくして貰ったから、これくらいのお返しはさせてね」

そう優しく耳元で囁いた。


耳元で囁いた為か蓮香は少しビクっと身体を強張らせる。

明日香の吐息が耳にかかってこそばかったのかもしれない。

そんな蓮香の身体も心も解す様に、明日香は肩や背中のマッサージを続けた。



気持ちよさそうに蓮香が小さく声を漏らす。

少し明日香がドキドキしてしまった時、突然蓮香の右手が明日香の左手を掴んだ。

そしてそのまま引っ張ると自分の左胸へ明日香の掌を押し当ててしまう。



蓮香はお風呂上がりの為ノーブラだ。

そのせいで明日香の掌に柔らかさと温かさが伝わり煩悩をくすぐる。

「これは細やかな私からのお礼です」

と悪戯っぽい笑顔を浮かべて洗面台の鏡越しに蓮香は明日香を見た。



何と言うかバスルームでは明日香が勝った気がしたが、最後に逆転されたような気持になる。

『やっぱり女の子の方が一枚上手なのかもね、、、』

と内心で明日香はぼやき苦笑してしまった。




   ※※※※※※※※※




明日香は蓮香に髪の毛を乾かして貰った後、連れ立ってリビングに戻った。

まだ桜と雅は起きていないようだ。

『2人とも朝に弱いのかな?』

そう思いつつも出発時間が心配になって、明日香は2人を起こしに寝室へ向かう。



クイーンベッドが2つも並ぶ寝室に圧巻されて少し怯んでしまう明日香。

昨日届いたばかりの2つ目のベッドの為、まだ見慣れていないのだ。

そして2人を確認すると、桜と雅は寝返りを打ったせいか少し離れていた。

しかし桜はと言うとパジャマの前がはだけているので、巨乳がポロリしたままである。



明日香は寝室の暗がりの中でもそれがハッキリ見えてしまい目のやり場に困ってしまった。

すると後からやって来た蓮香が感心したように言う。

「桜さんは巨乳ですけど、、、綺麗な形してますよね」

「先の色とかも凄く綺麗ですし、、、」


そうして明日香の横を通り抜けてベッドの傍に行くと、蓮香は明日香へ振り向いてニヤリと笑みを浮かべる。

『え? 何か悪戯でもする気?!』

と明日香が心配するも時は遅かった。



何と蓮香が桜のむき出しの胸に吸い付いたのだ。

『ちょっ!?』

色んな意味で慌ててしまうが動けずに目が離せない明日香。



そしてそのまま中々に本気で、蓮香は桜の胸の先端をチュウチュウと吸い出す。

流石にこれには熟睡中の桜に効果があったようで、

「うひゃぅ、あうぁぁあぁ、、、」

と妙な悲鳴を上げた。



慌てて起き上がる桜に、ゴッツンコしそうになって同じく慌てて身を離す蓮香。

明日香はもう見ていられなくなって、そっぽを向いてしまう。

一方、雅は騒がしかったにも拘わらず全く微動だにせず熟睡のご様子。

ある意味、一番肝が据わっているのは雅かもしれない。




それから何とか雅も起こし、桜と雅をバスルームへ向かわせて身支度を始めさせる。

その間に明日香は4人分の軽い朝食を作る事にした。

『何と言うか、女子が3人も傍に居ると賑やかになるものなのね、、、』

としみじみ感じる明日香であった。



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