表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
84/134

身も心もリフレッシュ?(3)

蓮香は雅へシャワーを浴びる様に指示を出す。

取り合えずは雅へのマッサージが一区切りついたからだ。


すると雅は後ろ髪を引かれるように、

「私抜きで明日香お姉様にいやらしい事はしないで下さいね」

などと捨て台詞を言い残し全裸で作業部屋を後にした。



何と言うか、面白いと言うかトンチンカンな事を言う雅に明日香は笑みが零れる。

そんな明日香の様子を見て蓮香が、

「お姉様、楽しそうな所申し訳ありませんが、服を全部脱いで下さいね」

「勿論、下着も全部ですよ」

と明日香の気も知らず簡単に言い放つ。



服は仕方ないにしても、下着まで脱ぐのは結構な抵抗があった。

既にお風呂で全裸を見られていても、恥ずかしい物は恥ずかしいのだ。



そうこうしていると明日香の背後から桜が再び忍び寄り、

「てりゃー!」

と妙な掛け声を上げて明日香のショートパンツを脱がせてしまった。

しかも以前にもやられたショーツまで一緒にずり降ろす必殺技だ。



そして驚いた明日香がたたらを踏む。

それを利用して器用に足下からショーツとショートパンツを抜き取ってしまう桜。

更に手にした”それ”を持って桜は作業部屋から飛びだし、

「これは私が”責任を持って”綺麗にしておくよ~」

と雅のように捨て台詞を言い放って姿を消した。



唖然となる明日香と蓮香。

「「、、、、、」」



我に返った蓮香は何故か悔しそうに呟く。

「く、、、またもやお姉様のショーツを桜さんに、、、」

「使用済みこそが至高と言うのに、、、」



『ええぇ?!』

『蓮香さん、今何て言いましたか?!』

明日香は声に出してツッコミたかったが怖くて出来なかった。

まるでJKの使用済み下着を欲しがる、変態エロオヤジのような言い様に怯えたのだ。



明日香に怯えるような目で見つめられている事に蓮香は気付く。

慌てて居住まいを正し咳ばらいを一度すると、

「な、なんでもありませんから、、、」

そう笑顔で明日香に告げた。


そして何も無かったように明日香へ近づくと、パジャマの上を脱がし始める蓮香。

脱ぐのに戸惑うなら脱がせるまで、、、そう言った強い意志を蓮香から感じ、明日香はされるがままである。



そうして全裸にされた明日香は、ベッドにうつ伏せになるように蓮香から指示されマッサージが始まった。

アロマオイルのせいか、蓮香の手が滑らかに身体に触れ非常に心地よい。

普通にマッサージをしても十分プロ級なのだが、オイルマッサージだとここまで変わるのかと明日香は驚いてしまう。



そうして隈なくマッサージをしてもらい、次は仰向けになるように言われる。

少し躊躇う明日香。

何故なら雅にしたような敏感な位置をマッサージされて、平常な状態に保つ自信が無いからだ。



バスタオルで前を隠しながらモジモジとする明日香を見て、蓮香は苦笑いを浮かべ溜息をつく。

「大丈夫ですよ、お姉様」

「心配されているようにはなりませんから」



そう諭されては子供のように駄々をこねる訳にもいかず、明日香は大人しくベッドの上に仰向けになった。

すると蓮香はバスタオルを明日香の胸の辺りから股間が隠れるように掛けてくれる。



そして明日香の脚の脛から太腿へとマッサージを進めていく蓮香。

更にデリケートな脚の付け根辺りに手が延びるが、不思議な事に至って普通であった。



特にこれといった如何わしい刺激を感じること無く、普通に肩をマッサージされるような感覚で明日香はホッとする。

「ね? お姉様、大丈夫でしょう?」

と蓮香が笑顔で問いかけてきた。



「うん」

「ありがとう、蓮香」

恐らく明日香を変に刺激しないようにマッサージをしてくれたのだろう。

流石、プロとしてお店まで構えようとしただけの事はある。



しかし明日香が感心したのも束の間、蓮香は突拍子も無い事を言い出した。

蓮香は少し恥ずかしそうに、

「あ、あのう、、、」

「お姉様が危惧されているようなマッサージも出来なくは無いですよ、、、」

と言い出したのだ。



明日香は慌てて身を起こすと、まるで貞操を守るように体を丸くする。

「えっ!?」

「冗談、、、でしょ?」



少し俯いて恥ずかしさを堪える蓮香。

「いえ、、、昨夜お姉様が眠られた後に調べまして、、、」

「動画やら、その色々とネットで、、、」

と呟くように答えた。



もう苦笑いするしか無い明日香は、

「えっと、、、私の為に調べてくれたんだよね?」

「嬉しいけど流石に桜と雅も居るからそれは、、、」

そう両手を横に小さく振って暗にお断りをする。



「そっ、そうですよね、、、」

「ま、また2人きりの時にでも、、、」

と俯いたまま蓮香は告げた。



その後は暫くの間沈黙が続き、お互い居た堪れない雰囲気になるのであった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ