雅との触れ合い(2)
雅の気持ちを聞き、腹を括った明日香。
自分と人生を寄り添っていきたい、そう思ってくれている相手が2人から3人になったところで変わりはしない。
実際そう簡単な事ではないのだろうが、明日香としてはそう思わないと身と心が持ちそうに無かった。
グダグダと考えていても何も始まらないので、予定通りシャワーを浴びることにする。
お風呂やシャワーは気分をリセットするのにとても良いのだ。
しかも雅のお世話付きだ。
恥ずかしいのは桜や蓮香で少し耐性が付いたものの、会って日の浅い雅に全裸を見られるのは少し抵抗が有った。
フラフラしていたので雅が寄り添って脱衣所まで連れてきてくれるのは有り難い。
が、パジャマと下着まで雅に脱がされてしまった。
それで終わるのかと思いきや、雅まで服を脱ぎ出す始末。
慌てて明日香は雅に尋ねた。
「ちょ、ちょっと待って雅!」
「何故貴女まで脱ぐの?!」
雅は不思議そうな表情で答える。
「え?」
「脱がないと濡れちゃいますから、、、」
すっかり全裸になった雅を見てしまい明日香は直ぐに目を逸らした。
「それはそうなんだけど、、、」
「恥ずかしくない?」
はにかんだ笑顔を見せる雅は、
「昨夜、あんな事がありましたからね、、、」
「今更と言うか、、、」
そう言って突然頭を下げた。
「本当にご迷惑をかけてしまって、すみませんでした」
こんなお互い全裸の状態で急に謝られても、、、。
明日香は戸惑ってしまうが、
「もう水に流すと言ったでしょう」
「気にしないで」
そう優しく雅に言ってあげる。
すると感極まったのか、雅が半泣き状態で明日香に抱きついてしまった。
しかも、
「明日香お姉様、一生お傍においてください!」
などと言い出してしまう。
小柄な雅だが色っぽい体型をしている為、抱きつかれると色々刺激が強すぎる。
その後は特に刺激される事無く、雅は明日香の身体や頭を丁寧に洗ってくれた。
シャワーを済ませて雅に身体をバスタオルで拭いてもらっている時、少し気になって明日香は雅に尋ねてみる。
「蓮香か桜に何か言われた?」
雅は思い出すように話し出す。
「蓮香さんに、"自分の女性をアピールし過ぎてお姉様に無理をさせないように"と言われました」
そして首を傾げた。
「何かあったんですか?」
まさか説明する訳にもいかず、明日香は愛想笑いを浮かべてやり過ごす。
「うん、、、ちょっとね、、、」
「それよりもお腹が空いてきたよ〜」
明日香の身体を拭き終えた後、雅はショーツを履かせにかかった。
『雅自身は全裸のままなのに、私からなのね、、、』
と内心で呟き苦笑する明日香。
更に雅は明日香にパジャマを着せると、
「では直ぐに夕食を用意しますね」
そう言って全裸のままで脱衣場を出ようとした。
「待った待った!!」
「雅、服着て服!」
明日香は慌てて雅の肩を掴んで引き留める。
雅は明日香に振り向くと不思議そうに首を傾げた。
「え?」
「てっきりこの状態でお腹が空いたと言われましたから、」
「裸エプロンをご所望かと、、、違いましたか?」
『そんな訳あるかい!!』
と叫びそうになったが明日香は心を落ち着かせて、雅へ優しく言った。
「今はまだ夜は寒い時があるから、風邪を引いちゃうかもしれないでしょう」
「だから服をちゃんと着ておいてね」
素直に頷く雅。
そして少し恥ずかしそうにモジモジすると、
「あ、あのう、、、お姉様が着させてくれませんか?」
などと言いだす。
雅も例外無く蓮香や桜のように明日香に甘えたいようだ。
どうも明日香と親しくなった女子は、明日香に甘えてしまう傾向が有る。
ただ単に偶然なのか、それとも明日香に原因があるのか、、、。
どちらにしろ明日香には分からなかった。
「分かったわ、、、」
そう答えて明日香は諦めた様子で、棚に服と一緒に置いてあった雅のショーツを手に取る。
黒いレースのショーツで、布地も少なめのセクシーな物だ。
『まぁTバックとかよりは全然ましか、、、』
そう自分に言い聞かせて明日香は雅の前に屈み込んだ。
屈み込んだせいで雅の股間が目の前にハッキリ見て取れてしまう。
下の方の毛は薄めで何だか可愛らしい。
でも身体は女性らしいく、どちらかと言うとセクシーな体形である。
そのアンバランスさが何とも魅力的な雅。
そんな事をマジマジと考えてしまい、慌てて邪念を振り払う明日香。
そしてショーツを両手で持って履かせようとすると、気を利かせて雅が片足を上げた。
雅のアソコが丸見えになってしまう。
『たは~っ、、、ワザとやってるのか? この娘は、、、』
と内心でぼやきながら明日香は何とか雅にショーツを穿かせる事が出来た。
そして今ので結構消耗して自分に気付き、前途多難だな、、、と項垂れる明日香であった。




