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#2 伝説は反乱がつきもの?

後書きで登場人物を随時紹介していきます。

かと、感想待ってます(^_^;)

兄貴は自分の采配能力に気づいてない。授業中だというのに隣の奴に愚痴言ってるよ。兄貴!先生睨んでるよ!

そんな弟の心声など聞こえるわけもなくボクは怒られた。授業面白くないし、聞かなくても分かるし。


――放課後

「厚志、批判半端ないぞ」

「行ってみなきゃ分かんないよ。それに自転車一台しかないんだよ」

「お前のは?」

「パンクした。オレは走ってくから」

「わりぃな」

幼稚舎と高等部は約500mの距離にある。五分もかからない距離だ。野球部の連中は納得しているのだろうか。




「あの噂本当かな?」

「バカなただの噂だろ。別に優秀な人材なら歓迎だけどね」

「おい、誰かグラウンドに来てるぞ」

―ざわざわ

(おい、本当にガキだぞ)

(ざけんなよハゲ校長)

「ゴホン。はじめまして、新しく監督に就任した藤田孝志です。よろしくおねがいします」

「同じく、監督補佐の藤田厚志です」

「主将の月島匠だ。部員の特徴、性格、ポジションなどをこれにまとめておいた。よかったら参考にしてくれ」

「副主将の月島翔葉です。唯一の女子部員だけどヨロシクね」

「じゃあ、今日は練習を見学するのでいつも通り練習をしてください」

「わかった。よおし、始めるぞ!」

「「おう!!」」

「どうだ兄貴」

「サードの西野は軽快だな。性格は、よく忘れ物をし、練習でよく衝突する要注意人物だ。うん」

「このノートを作成した主将の月島匠は頭の切れるやつみたいだな。性格の欄は{自分自身はさすがにうまく書けん。正確な情報は翔葉に聞いてくれ}とかいてあるし…」

「他には、レフトの吉田とか、セカンドの平野とかは有力と見た」



「けっ、やってられるかよ!」

「全くだ、何で年下に指図されながら練習しなければ成らねぇんだよ」

「お前ら!監督に失礼だろ」

「ふん!差し詰め校長に説き伏せられたんだろ?」

「そうだそうだ」



「なんだ?もめてるぞ」

「気にしちゃダメよ」

「しょ、翔葉さん!」

「呼び捨てでいいわ。彼らもプライドがあるからね。言い分は分かるわ。でも、彼らは、あなたたちのことをよく知らないわ。ワタシも含め匠以外の全部員はね」

「!?主将は、知ってるんですか!?」

「なんだ?あの事って」



「ちっ、此じゃ練習にならん!集合だ」

―ささっ

「いいか、お前ら、藤田孝志はな―」

「「!!?」」

「―なんだぞ。人を見た目で判断するな、それでも、異論があるやつは言え」

「「…………」」

「みんな、何を言ってるのかさっぱり」

一人だけ分かってない孝志であった

藤田孝志 小四 2月5日生まれ 牡羊座 A型 この小説の主人公。独特な采配と選手起用の出来る監督。本人も知らない秘密が3つある。厚志は双子の弟

藤田厚志 小四 2月5日生まれ 牡羊座 AB型 孝志の双子の弟で右腕。冷静な分析と判断ができる。監督補佐が役職だが、大会では部長としてベンチ入りするつもりらしい。孝志の秘密を1つ知っている

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