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ミーア・ホログリムの後悔

『可愛い』という言葉は、ミーアは自分を表す言葉だと思っていた。


 ピンクブロンドのフワフワの髪は甘やかな砂糖菓子のようだと褒められた。ぱちりと大きな榛色の瞳に整った顔立ちはお人形のようだと、父のワグイズも母のジェシーも自慢げに頭を撫でた。




 ミーアは、兄のナルズとは八歳ほど年が離れていた。

 ミーアとナルズの間には、一人姉がいたそうだ。

 ピンクブロンドのフワフワの髪に榛色の大きな瞳のお人形さんのような容姿の姉は、青い薔薇をもらえる年齢になる前に病気で亡くなった。天使のように可愛らしく、賢く優しい女の子だったようだ。


 その姉と瓜二つのミーアは、姉の生まれ変わりだとみんなに大層可愛がられた。

 早くに亡くなってしまった姉の代わりに大切にされた。

 幼い頃は体の弱かったミーアは、全ての願いが叶えられて育った。姉には何もできなかったから、ミーアには何でもしてあげたいのだそうだ。

 世界の中心はミーアで、ミーアのほしい物は全て手に入ることが当たり前だと思っていた。


 そんなミーアは、四歳の時に王子様と会った。

 お日様のようにキラキラした金の髪に、青空を写したような綺麗な青い瞳の、スラリと背の高い年上の男の子。

 隣の領地の侯爵家の令息で、名前をバルド・ガルオスといった。

 

 ホログリム子爵家とガルオス侯爵家は、領地も隣同士で、先代当主が同級生だったらしく、仲がよかった。

 バルドとその弟のリューゼンと年も近かったナルズとミーアを遊ばせるために、よくお互いの領地を行き来した。


 ミーアは、優しく面倒見のいいバルドのことはすぐに大好きになったのだが、リューゼンのことは嫌いだった。

 リューゼンは、ミーアがほしいといったおもちゃをくれないし、ミーアのことをわがままだと言ったり意地悪な男の子だった。

 ミーアがバルドばかりと仲良くするから、ミーアの気を引きたくて意地悪を言ってしまうのだろうが好きになれなかった。


 バルドはミーアに優しかったが、よくわからないことをことあるごとに話した。


「ミーア。自分がされて嫌なことは人にはしたらいけない」

 自分と他人は違う。自分がされて嫌なことは自分が嫌なだけだ。どうして、他人の嫌なことと自分が嫌なことは同じだと言うのだろう?

 家族はみんなミーアのことを特別だと言っていた。亡くなった姉の分まで伸び伸びと生きてほしいと言った。


「このままでは、素敵な女の子にはなれないぞ。周りの人の言葉をよく聞いてごらん」

 ミーアのことをみんなが素敵、可愛いと誉めそやす。だから、自分はすでに素敵な女の子だ。

 周りの人はそんなミーアを妬んで、意地悪なことを言う。その言葉になんの意味があるのか?

 リューゼンもわがままとか、人に意地悪をするなとか怒る。意地悪をするのは、みんな周りの方ではないか。

 ミーアが素敵で可愛い女の子だから、嫉妬したり気を引こうとするのだ。


「自分だけが嬉しいのではなく、自分以外の人の嬉しいことも考えてみよう」

 自分以外の人が嬉しいと思っても、ミーアにはなんの関係もない。それなのに、なぜミーアが他人を喜ばせる必要があるのだろう?

 家族はミーアが喜ぶと、それが一番嬉しいと言った。亡くなった姉はもう何も楽しいことができないのだから、ミーアにはたくさん笑顔でいてほしいと言った。


 よくわからない言葉ばかりだったが、バルドが真剣に、そして自分を思って言った言葉ということはわかったので、ミーアは笑顔で「わかりました!」と元気に返事した。

 でも、難しいことを考えるのは苦手だ。面倒臭くなって、すぐに考えるのを放棄した。


 バルド達と会うようになって、段々ナルズの様子が変わってきた。

 よく両親と言い争い、その八つ当たりにミーアのやることなすこと文句を言うようになった。

 だから、ミーアはナルズのことが苦手だ。



 学園に入ると、可愛いミーアは令息達にもてたが、結局女の子の友達はできなかった。

 その分、令息達が自分に優しくしてくれたから寂しくはなかった。


 バルドとリューゼンとはたまに会ったが、リューゼンの意地悪は相変わらずだった。


「わがままを直さないと、ミーアはみんなから嫌われたままだ」

 ミーアはわがままなどではない。ただ、したいこと、やりたいことを言っているだけだ。

 両親はそれを喜んで叶えてくれた。

 ミーアは、令息達にもてていた。嫌われてなんかいない。確かに、令嬢達には嫉妬されて嫌われているかもしれないが、それはミーアが可愛いからしょうがないことだ。


「相手が平民だからと何をしても許されるわけではない」

 ミーアは、平民より偉い。貴族だって、ミーアより爵位が上の人は偉そうだ。平民に許されるとか許されないとか意味がわからない。平民とは、そういう存在なのではないのか?


「相手の気持ちを考えろ」

 相手の気持ちなど、ミーアが考えてもわかるわけもない。逆にミーアの気持ちもみんなわからないではないか。人と人とはそういうものだ。


 いつもリューゼンにきつい口調で言われて、何度も泣かされた。

「お兄様、リューゼン様がまた意地悪を言ってます。叱ってください」

 ミーアがお願いしても、バルドはいつも首を横に振った。


「リューゼンは間違ったことは言っていないぞ。リューゼンは幼馴染として、心配しているんだ」

 バルドの言うことはよくわからないが、嫌われたくないから元気に返事だけをした。


   ◆

  

 学園を卒業して一年が経つ頃、ミーアは王城に用事のできたワグイズに強引について王都に来た。

 ミーアがいくらバルドのプロポーズを待っていても来ないのだからしょうがない。

 きっとバルドは忙しくて、ミーアに会いたくても会えないに違いない。

 だから、ミーアが会いに行ってあげることにしたのだ。


 久しぶりに会ったバルドは、昔よりももっと素敵になっていた。

 キラキラとした艶々の金の髪に、優しい青い瞳。凛々しい眉にすっと通った鼻筋。それらは完璧な位置に配置されていて、とても格好いい。大人の男性の雰囲気に、ミーアはドキドキした。

 

「お兄様!」

 ミーアは嬉しくてバルドに抱きついた。

「え?なんでミーアが嬢ちゃんの部屋にいるんだ?」

「もう!お兄様がお留守だったから、セシリアさんが親切に部屋で待たせてくれたんですよ」

 本当はもっと文句を言いたかったけど、止めてあげた。

 ミーアは、大好きなバルドに会えて甘えるようにその顔を見上げた。きっと嬉しそうな笑顔を浮かべていると思った。


「嬢ちゃん、ミーアが迷惑かけたな」

 しかし違った。バルドは心底申し訳なさそうに、ミーアではなくセシリアを見ていた。

 その親しそうな二人の様子に、ミーアはとても腹が立った。


 次の日、ミーアはワグイズにくっついて王城に来た。

 絶対駄目だと珍しく強く言われたが、ミーアが大泣きすると渋々連れて行ってくれた。

 絶対に待機室から出ないように言われたが、ミーアはバルドに会いたかったから、こっそり抜け出した。


 王城は広くて迷ってしまったが、ちょうどよくセシリアがいたから第二騎士団の訓練場に連れて行ってもらった。

 意地悪な貴族令嬢がいて嫌な思いをしたが、これから大好きなバルドに会うのだからと許すことにした。


 しかし、やっともう少しでバルドに会えるというところでセシリアと騎士に意地悪をされた。

 入館の帳簿に名前を書けというのだ。

 そんなことをしたら、黙って抜け出たことがワグイズにばれてしまうではないか。

 通りかかった親切な騎士団長が中に入れてくれたが、残念ながらバルドには会えず、その日はがっかりして待機室に戻った。


 その時に、青い顔のワグイズと一緒に待機室に入って来た、オルガモ侯爵というニタニタと笑う小太りの気持ち悪いおじさんに手を握られたので、子爵邸に帰ってよく手を洗ってもらった。


 それからはとても楽しい日々だった。

 ミーアは、バルドの婚約者候補になったことを聞いた。

 バルドの時間がある時は、たくさんデートをした。

 やっぱりバルドもミーアのことが大好きなんだとわかった。


 そんなある日、バルドと広場の市を見に行く途中でセシリアと会った。生意気にも、とても格好いい男性とデート中のようだった。名前をシュリガンと言った。

 ミーアは、セシリアにバルドと仲の良いところを見せつけたくて一緒に行くことにした。


 バルドには叱られたが、ミーアがやりたいことはみんなも嬉しいことなのだ。思った通り、セシリアとシュリガンもすぐに賛成してくれた。


 ミーアは、なんとなくセシリアが格好いいシュリガンと仲良く手を繋いでいるのが癪に障ったので、前に連れて来て、バルドとシュリガンに挟まれるように手を繋いだ。

 右を見ても、左を見ても素敵な男性でミーアはとてもご満悦だった。そのうえ、バルドはシュリガンと手を繋いだミーアに嫉妬してくれたのだ。とてもいい気持ちだった。


 でも、市に着くとすぐに腹が立った。

 セシリアはバルドと距離が近いのだ。

 だから、ミーアはセシリアをバルドから離そうとした。少し力が強かったようで、セシリアが大袈裟に後ろに倒れそうになった。でもそれは、バルドに近づいたセシリアが悪いのだ。


 それなのにバルドがセシリアを助けて、ミーアを怒った。しかも、その胸にセシリアを抱いたままだ。

 ミーアは腹が立って仕方なかった。

 セシリアも気にしない程度のことで、こんなに理不尽に怒られてとても嫌な気分になった。


 その後も嫌なことは続いた。

 クレープを下品にもフォークとナイフを使わずに食べるよう強要されたのだ。

 ミーアができないと言ったのに、みんな知らんぷりして意地悪だ。


 渋々小さくかじったクレープはとても美味しくてすぐに機嫌は直った。でも、所詮は平民が食べるような物だ。甘すぎてミーアの口には合わなかったので、甘い物が好きで、すぐに食べ終えたバルドにあげることにした。

 セシリアがほしいなんて意地汚いことを言ったが、もちろんあげない。


 しかし、セシリアは驚いたことに、今度はシュリガンのクレープを奪って食べようとした。ミーアは呆れてしまった。

 結局、それも甘い物好きのバルドが食べてしまった。

 ミーアは、バルドが甘い物を好きなことを知ることができて嬉しかった。

 

 本当はもう少しミーアとバルドの仲を見せつけたかったが、バルドに促されて渋々別れることにした。みんなでクレープを食べたし、ある程度は満足したから素直に従った。


 ミーアはふとセシリアを見て、ちゃんと教えておかねばと思った。


「私……お兄様と婚約したんですよ」


(そう!私はお兄様の婚約者になった!)

 セシリアは目を見開いて、呆然とした顔をした。

 その表情を見て、ミーアは満足して微笑んだ。


 その後のデートでは、甘い物が大好きなバルドとスイーツ店巡りをしたのだが、バルドは体調が悪くなって早々に帰ってしまった。


   ◆

 

 しかし、楽しかったのはここまでだった。

 急に慌てたように、ワグイズに領地に連れ帰られてしまった。

 そうして、部屋から出られない生活が数日続いた。

 何が何やらわけがわからず、ミーアは苛立った。


 そうしてやっと部屋から出されると、両親とナルズに加えて、なぜか隠居した祖父まで揃っていた。

 ミーアは、みんなが揃っているテーブルに小首を傾げながら席についた。


 みんなが厳しい表情をしているので、ミーアも段々不安になった。

「お父様、どうしたんですか?」


「ミーア……。言ったはずだ。バルド様とは、婚約候補になっただけだと。決して婚約したわけではないと。わかったと返事をしたな?」 

 ミーアは、キョトンとして頷いた。


「でも、婚約者候補になったということは、いずれ婚約するということでしょう?」

 バルドとは、今はまだ婚約者候補なだけで、すぐ未来では婚約者だ。だから、バルドの婚約者になったということだと思っていた。


「違う!婚約者候補と婚約者は全く違う!何度も説明しただろう。それなのに、どうして婚約者になったなどと言いふらした!?」

「どうせ近い未来お兄様と婚約するのだから、少し早く言ってしまったくらい別にいいでしょう?」

 理不尽に責められて、ミーアはぷくりと頬を膨らませた。

 

「ミーア!!」

 母親が悲鳴のような声で名を呼ぶと、泣き始めた。

「え?え?お母様、どうなさったの?」

 助けを求めるようにナルズを見た。


「ミーア……おまえには、結婚の打診が来ていたんだ……」

「バルドお兄様から?」

 ミーアは顔を輝かせた。


「違う。オルガモ侯爵からだ」

 ミーアはその名前に、ヒッと引き攣った悲鳴をあげた。脳裏にあの気持ちの悪いニタニタ笑いの顔が思い浮かんだ。そして、脂ぎったその手の感触も……。

 嫌悪に鳥肌が立った。


「オルガモ侯爵は、王女殿下と婚約するために奥方とは離縁してしまったんだ。でも、王女殿下はアルロニア帝国の皇太子殿下と婚約してしまった。だから、新たな正妻を探していて、手当たり次第結婚を打診しているんだ。高位の貴族には、軒並みすでに婚約者がいると断られて、とうとう子爵であるうちにも話がきた」


「嫌よ!絶対無理!あの人気持ち悪い!」

 ミーアが泣いてどうにかしようとした。

 今までだって、泣けばなんとかなったのだ。


「ミーア。泣いている場合じゃないんだ。話をちゃんと聞くんだ」

 ミーアは、ナルズの切迫詰まった声にヒクと泣くのを止めた。


「父上は王城にオルガモ侯爵との結婚を何とか回避できないか探りに行ったんだ。でも、おまえは強引に王城までついて行ってしまった。そこで、オルガモ侯爵はおまえを見初めてしまったんだ」

「そ、そんなこと、私は知らなかったんです!オルガモ侯爵のことだって言ってくれればよかったんです!」

 そうだ。知っていれば、ミーアだってついていかなかった。……多分。


「相手は侯爵家だ。知っておまえが騒ぎを起こしたら、ホログリム子爵家はおしまいだ。何をやらかすかもわからないおまえには言えなかったんだ。でも、王都に行くのも、王城に行くのも、父上は止めただろう?」


 確かに、いつもと違って強く止められたような気がする。でも、バルドに会いたかったミーアは大泣きして強引について来たのだ。 

 さすがに何も責めることができず、ミーアは口を閉ざした。


「父上は、それでバルド様にお願いしたんだ。ガルオス侯爵家の婚約者候補になっていると言えば、さすがのオルガモ侯爵も強引には進められない。時間を稼いでいる間に、オルガモ侯爵が別の誰かを見つけるのを待つつもりだったんだ。バルド様は、こちらのそんな無茶な願いを聞いて、ミーアと出かけて本当のように見せかけてくれた。それなのに……」

 今まで淡々と話していたナルズが、怒った顔でミーアを見た。


「ガルオス侯爵家には、ミーアと婚約するつもりはないととうの昔に断られているんだ。今回は助けてもらうために、無理を言って頼んだのに、おまえはなんてことをしたんだ!?誰にも言ったら駄目だと再三言っただろう!婚約者ではないと、何度も説明もした!それなのになぜ!」

「だ、だって……」

 確かに何度も言われたような気がする。でも、そんな大変なことになるなんて思わなかったのだ。


「ミーア。ガルオス侯爵家から、正式に抗議の書簡が届いた。先代から続いた関係が壊れたんだ」

 ワグイズが力無く言った。


「そんなつもりはなかったの。……あ、だったら私リューゼン様と結婚してもいいです」

 ミーアは言っていて、我ながらよいアイデアだと思った。

 リューゼンは、前にバルドが婚約するまでは自分も婚約しないと言っていた。だからきっと、今も婚約していないはずだ。

 リューゼンは、自分のことが大好きだから結婚してくれるに違いない。


「ガルオス侯爵家は昔、おまえをリューゼンの婚約者に考えてくれていたんだ。でも、おまえの言動を見て断ってきたんだよ」

「へ?あ、でも、リューゼン様は私のことが昔からお好きなんです。だから、私が結婚してもいいって言ったら婚約者にしてくれると思います」

 そうだ。リューゼンがお家の人に頼んでくれたら何とかなるはずだ。


「そのリューゼンが、おまえのことを無理だって断ったんだよ」

 ミーアは呆けたように、口をぽかんと開けた。

 何もかもがミーアの思う通りにならなくて、わけがわからなかった。これではまるでミーアが悪いみたいではないか。


「だから、あれほどミーアを甘やかすなと言っただろう。こんなわがままな娘に育ってしまった」

 それまで黙っていた祖父が、厳しい視線を両親に向けた。

 ミーアはそれを聞いて、目を輝かせた。


「そうです!お父様とお母様が悪いんです!私を甘やかしてこんな風にしてしまったんです!誰も、わがままとか、私の悪かったところを教えてくれなかったのだからしょうがないんです!だから、責任を持ってどうにかしてください!」

 ミーアは、やっと安堵したように息を吐いた。

 そうだ。私は悪くない。被害者なのだ。


「ミーア。本当に誰もわがままだと言わなかったか?ミーアのよくない言動を注意しなかったか?」

「え?」

 ナルズが真っ直ぐにミーアを見つめた。


「あ……」

 違う。バルドもリューゼンも、そしてナルズも何度も言っていた。

 それをよくわからないと、意地悪と、面倒臭いと、ちゃんと言われた言葉を考えなかったのは、変わろうとしなかったのは、自分だ。

 ミーアはその事実に気づいて唇を震わせた。


「ミーア。今ならまだ二つの選択肢がある。このまま、オルガモ侯爵と結婚するか。それとも、修道院に入るか」

「そんなのどっちも嫌よ!」

 ミーアは悲鳴のような声をあげて泣いた。


   ◆


 その後、結局どちらも選べず嫌がったミーアは、ワグイズによってオルガモ侯爵の手が届かない、外部との接触が全く許されない北の修道院に送られた。

 そしてワグイズは娘を逃した責任を取ってホログリム子爵家当主の座をナルズに譲り、ひっそりと隠居した……。

第七章の裏側となります。


オルガモ侯爵は奥さんにも復縁をお願いしたけど、もちろん断られ、子供には会うのを拒否されています!

ミーアに加えて、オルガモ侯爵も密かにざまぁでした〜

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― 新着の感想 ―
 王女殿下、いい人に見初められて本当によかったな。危うくロリコンペド野郎に貰われてしまうとこだった。  ミーアと子爵夫妻は本当に反省して欲しい。…ミーアは無理そうだけど。
オルガモ侯爵って誰だっけ?と思ったら王太后がユリア王女(12)に婚約者として充てがおうとしたオルガモ侯爵(38)か……。王太后の介入で無理矢理妻子と別れさせられたのかと思ったら全然乗り気だったんですね…
こうやって修道院には訳アリの令嬢たちが集められていく・・・
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