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空翔ける星を捕まえて 用語集 (2023.8/21 投稿)


この用語集は星蘭の創作、「空翔ける星を捕まえて」の世界観を説明するものです。

本編が進むにつれて加筆・修正が行われることがあります。

ご了承ください。




***




<ドラゴンとは>

かつて地上を支配していた幻想種。

強靭な体、明晰な頭脳、強大な力を持つ。

長命な種族ではあるが、種類によって寿命や生育環境は異なる。

角や鱗、牙などの素材が重宝されるほか、死んだドラゴンの心臓は高濃度の魔力を秘めた石となる。




<竜種の血統について>

ラーサ・プーラ(純血種)

純血種のドラゴンの総称。

血が混ざり合わないため、発現する特性がわかりやすく、目的に合った個体を選びやすい。

数が多くないため、優秀な個体は高値で取引されることもある。


クルス・ミクスタ(混血種)

ラーサ・プーラ同士を掛け合わせたドラゴンの総称。

体が強く、親の特性を併せ持つこともあるため重宝されるが、どういう特性が引き継がれるかは明確でないのがネック。


ヒヴリト(雑種)

さまざまな血統の混ざった種のドラゴンの総称。

何代も前から血が混ざり合っているため、丈夫ではあるものの純血種のように強く特定個体の特徴が出ることはほぼない。

中途半端に形質が発現することが多いため、騎竜士たちには好まれない。





<ドラゴンの分類について>

野生種サルバティック

野生のドラゴンのこと。人に慣れておらず、人を見つけると逃げたり、攻撃してきたりする。

種族によっては人馴れするものもあるため、サルバティックのドラゴンをパートナーにしている人間もいる。


鎖付き(ラント)

人に害を為した個体や、保護が必要であると判断された個体を人が捕獲したもの。

人を恐れたり、憎んだりしているものも多いため、扱いが難しいがここから訓練をして騎乗用の竜として育てていく。


箱入り(インクティア)

生まれた時から人の手で育てられているドラゴン。

主に人に慣れたラント同士を掛け合わせた二世代目以降のドラゴンであるが、ごく稀にサルバティックのドラゴンの卵を孵すことで産まれるものもある。

野生らしい気質は薄くなるが、人との連携はとりやすくなる。



 



<ドラゴンの種類>

ドラゴンには様々な種族がおり、種族によって能力や気質に差がある。

ここにある説明はあくまでも一般的な純血種の特徴である。

以下のような種族がいる。



グロザヴ種(古代種)

人間に従うことをよしとしない古代種。

人間が力を持つずっと前から生きてきたものが多く、プライドが高い。

基本的には自身の生息地から離れず、人間の前に姿を現さない。

人に付き従うドラゴンのことは嫌っているものが多い。


フラーレン種(花竜)

植物を操るドラゴン。花、木、草などを司る種族。

気質は穏やかなものが多いが、あまり体が強くはないため、荷運びや戦闘には向かず、愛玩・観賞用となることも少なくはない。

人間と絆を結ぶことも容易く、子守りや子どもの護衛兼遊び相手として好まれる。


フォク種(炎竜)

炎を操るドラゴン。大型のものが多い。

体温が高く、高温のブレスを吐くことができる。

古代種に一番近い気質を持ち、プライドが高く攻撃的な個体が多いが、戦闘能力は随一。


ヴント種(風竜)

風を操るドラゴン。

チェル種の下位互換と言われがちだが人を乗せての飛行能力はどのドラゴンよりも高い。

性格は気まぐれで、おとなしくしていることが苦手。しつけに少し時間がかかる。

移動用として好んで使われているドラゴン。


ラグニア種(水竜)

淡水に住むドラゴン。水を操ることができる点ではマーレ種と共通。

飛行能力がない代わりに水中での活動能力が高い。

ただし、淡水でしか生きられないため、海には入ることができない。

鰓呼吸と肺呼吸の両方を使い分けることができるが、基本的には鰓呼吸を得意とするため、水中での飼育が必須。


マーレ種(海竜)

海に住むドラゴン。水を操ることができる点ではラグニア種と共通。

飛行能力がない代わりに水中での活動能力が高い。

ただし、海水でしか生きられないため淡水の池や湖等には入ることができない。

鰓呼吸と肺呼吸の両方を使い分けることができるが、基本的には鰓呼吸を得意とするため、水中での飼育が必須。


ギアータ種(氷竜)

全身に氷を纏い、氷のブレスを吐くドラゴン。

雪の多い山岳地帯にしか生息しない、希少なドラゴンであり、その美しさゆえに人気が高い。

ただし人間嫌いな個体が多く、尚且つ生活できる環境が限られているため、純血種を従えることはほぼできないとされている。


ミネレウ種(鉱石竜)

鉱石のように美しく硬質なドラゴン。

見た目の美しさ故にかつて乱獲されており、今は希少なドラゴンとなっている。

気性はおとなしく、体が大きいのが特徴。

抜け落ちた角や鱗は武器などに重宝される。

体が大きく、丈夫だが気性が穏やかなので戦闘にはあまり使用されない。


チェル種(天空竜)

グロザヴ種に近い強い魔力を持つドラゴン。天候を操ることができる。

雨雲を呼ぶこともできるため、かつては神と崇められたこともあった存在。

グロザヴ種に比べて穏やかで人間に友好的な個体も多いが、気まぐれな性質のものも多い。


ステア種(星竜)

非常に希少なドラゴン。

死ぬととても美しく強い力を持つ宝石となるためかつて乱獲され、数を減らした。

夜に魔力が強まるという特性がある。魔力が強く、知能も高い。

同種としか子孫を残せないため、ステア種はラーサ・プーラしかいない。



 

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